雑魚スキルを授かったのに溺愛された~没落貴族の建国ライフ~
好評だったら連載版出します
「レベル1ってマジかよ……」
神秘的な教会の中に俺の声が響いた。
今日は俺の15歳の誕生日だ。
15歳……そう、成人したのだ!
そして成人俺は現在教会でスキルを授かっている。
そしてさっきスキルをもらいそのスキルが判明した。
どうやら俺はレベル一のスキルらしい。
スキルレベルを熟知している聖職者が言っているのだから間違いない。
スキルには強さを表すレベルがあり1から10まである。
これでわかったと思うが俺は最弱のスキルを手に入れてしまったのだ。
「スキルの名前を教えてもらってもいいですか?」
「は、はい!ちょ、ちょっとお待ちください。えーと、あー。んーあなたのスキルの名前は"逆にするっもの"です」
やっぱしょぼいなぁ。弱そうだし。しかも全然かっこよくなさそう。
「逆?レベル1だしやっぱしょぼいか……。ありがとうございました。」
そう言い残し俺は教会を後にした。
教会から出た後、俺は重い足を動かしながら住んでいる屋敷へ向かった。
屋敷には俺とお姉さまと妹で住んでいる。
親は俺が若いころに何者かに殺されてしまったらしい。
でも俺たちは一応貴族だから問題ない。
まあもうすぐで取り消されると思う。
なぜなら没落しているからだ。
没落していて親がいないから立て直しもできない。
さらにこの国の王様からも嫌われて入る。
こんな詰んでいる状況で役立たずの俺を住ませてくれるわけがない。
はぁ、これからどうしようか。
屋敷に帰ってきた俺は玄関で俺の帰りを待っていた妹のミーシャがいた。
玄関の前で座っていて眠そうにしている。
「は!?お兄ちゃん!」
ミーシャが俺に抱き着いてきた。
歳は6歳で長い金髪でもちろん背が低い。
顔が整っていてものっすごく可愛い。
美少女だ。
「玄関で寝たら風邪ひいちゃうよ。」
俺はミーシャを引きはがしながら言った。
本当はもっと抱き着いてもらいたかったが今はやるべきことがあるのでしょうがない。
俺はお姉さまがいるであろうお姉さまの自室へと向かった。
お姉さまの自室へと向かったのだがいなかった。
ドアをたたいているのだが返事が返ってこない。
とりあえず自分の部屋で寝てるか。
俺は隣にある自分の部屋に向かった。
とりあえず部屋に帰って寝るか
俺はそう思い自室のに入り、寝た。
ーーーーーーそのころ教会では
「う、うそをついてしまった……。」
私は初めて儀式でうそをついた。
彼のスキルレベルにうそをついてしまったのだ。
なぜうそをついたか。
そんなの簡単だ。
彼のスキルが強すぎるのだ。この世の法則、普遍の原理にまで影響してしまう。
彼のスキルはこの国…いや、この世界すべてに影響を及ぼしてしまう。
戦争の状況をたった一人で変えられるほど。
たった一人で国、世界を滅ぼせるだろう。
そんな彼は兵器として扱われてしまうだろう。
あんな純粋でかわいい子が兵器として扱われるのは許せない。
私の力はちっぽけで戦闘向きじゃない。
だから私がせめての思いでうそをついて彼を兵器として扱われないようにした。
この世界は実力主義、スキル至上主義の世界だ。
そんな世界ではレベル1は馬鹿にされてしまうだろう。
だが問題はない。
なぜなら彼は……世界でたった一人のレベル7のスキル保持者なのだから。
「面白い」「続きが見たい」と少しでも思ったら下の星で評価をお願いします!