ずっと
穏やかな時は
明日も明後日も
あなたと共に繰り返し……
あなたと過ごした日々の時間は
とても穏やかで幸せで
これから先もずっとずっと
続くものだと思ってた
けれどある日告げられたのは
貴方との日々を分かつ言葉
穏やかで幸せな日々の裏で
貴方はゆっくりゆっくり傷ついていて
貴方が示した印にも気づかず
私は明日を信じてた
貴方が流した涙の前で
私は初めて痛みを知って
貴方が伝えた気持ちの前で
私は初めて終わりを感じた
貴方の流した涙の分だけ
私は罪の深さを知って
貴方が伝えた気持ちの分だけ
私は壊れる心を感じた
それでも貴方は私を包んで
私に優しい言葉をかけて
壊れる私の心を包んで
流れる私の涙を拭いて
私の傍に寄り添い続けて 「ごめんなさい」と呟いた
あなたと過ごした日々の時間は
とても穏やかで幸せで
これから先もずっとずっと
続くものだと思ってた
けれど繋いだ手の温もりも
貴方に抱かれる安らぎも
貴方が傍にいることさえも
もう望んではいけないの?
心の罅を吹き抜ける風が
貴方の心を冷やした今でも
貴方は私を包んでくれて
優しい気持ちを与えてくれて
私に幸せ与えてくれて
それでも傍にはいれないの?
私は貴方の傍にいたい
ずっと貴方の傍にいたい
当たり前の毎日が
幸せであるって知ったから
私は貴方の傍にいたい
ずっと貴方の傍にいたい
吹き抜ける風に手を当てたなら
また温もりは戻るかな