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人生の終止符

ラノベがとても好きなので書いてみたいと思いました。初作品なのでまだまだ未熟ですがラノベに詳しい方がいましたらなにとぞアドバイスお願いします!!!

「お前は死神大王の器を持っている」


何でこんなことになってしまったんだ。


人を殺そうとしたこともなく、暴力も振ったこともないこの俺が死神大王だって?


ふざけるなよ…俺は超平和主義なんだよ!!!!!!


ここからは俺が人間だったときの話をしよう。


俺の名前は佐川 健太郎


ごく普通の名前でごく普通にいるサラリーマンだ


年は25歳で彼女はいない。


ていうか、いたことがない。


顔はごく普通のどこにでもいる顔だが、性格は比較的温厚な方だと思っている。


先ほども言った通り俺は暴力なんて振ったこともないし、喧嘩もしたことがない。


そう、超平和主義なのだ。


だが、そんな平和主義な俺にある悲劇が起きた。


「え、お前今ヤクザに追われてんの?」


「そうなんだよ!助けてくれよ健太郎!頼れるのはお前しかいねぇんだよ!!」


夜の11時に急に電話がかかってきたと思ったらサラリーマンの同僚だった。


「わ、わかった!どこに行けばいい?」


「今お前の家の下まで来てる。早く降りてきてくれ!」


言われるがままに俺はパジャマ姿で下にいる同僚の元へ向かった。


ていうか、俺が向かったところで何かできるのか?同然ヤクザとも戦えない。逃げるとしても俺は別に足が速いわけでもない。一体どうする気だ?


そして下に降り同僚を見かけ声をかけようとした瞬間だった。


「おい…本当なんだろうなぁ?お前のダチが俺の女を寝取ったていう話は」


え?今なんて…?


「ほ…本当ですよ!俺見たんですから!」


や、やばい…嫌な予感がする。変な汗がめっちゃ出てくるぞ…!これは25年間生きてきた俺のカンが早く逃げろと告げている!


逃げよう。そう思った瞬間だった。


「あ!健太郎!あれが寝取ったクソ野郎です!!」


「あいつか!よくも俺の前に面を出せたなコラァ!!」


何という威圧感…!これは逃げきれる気がしないな。

しょうがない、ここで平和主義な俺が取れる手段は…


「寝取った??何のことがわかりません!人違いではないでしょうか?」


話し合いだ。俺は何も悪くないんだ、話し合えば誤解も解けるはず!


「あ? 嘘つくんじゃねぇよ」


「嘘じゃありません! 俺に女を寝とるような度胸があると思いますか?」


ま、まぁやろうと思えばできるけどね! と心の中だけで呟き必死に説得してみる。


「確かに言われて見れば顔は下の下で、俺よりガタイもよくなければ金もそこまで持ってないように見えるな」


おい! そこまで言う必要はないじゃないか!? 流石に今のは傷つくぞ?


「こんな奴が俺の女を寝取れるわけがねぇ。 お前は白だな」


意外とすぐに説得できちゃった……。 ていうか何でこんな言われなきゃいけねーんだよ?! 俺のライフはもうとっくのとうに0だぞ!


「よ、良かった……。じゃあ誤解も解けましたし解散ということで……」


「おい……じゃあお前俺に嘘ついてだってことだな?」


「ひぃっ!!!!」


あ、そういえばいるの忘れてた……。てかあいつまさか自分の罪を他人になすりつけようとしてたのか?!


「や、やだなぁ……俺もそこのやつと同じであなた様に勝るものが1つもありませんよ……?」


「別にお前が寝取ったなんて言ってねぇぞ?」


「そ、そうですね。 何言ってんだろ俺……あはは」


「てかお前……財布がパンパンすぎてポケットからはみ出てるぞ。」


「えっ……? あっ!!!」


「俺の女は大の金好きなんだよ、まさかお前その金で釣ったんじゃねぇだろうな……?」


この瞬間おれの中では同僚からクズ人間へと格付けされた奴がいま…ヤクザに追い詰められようとしている。


「いやそんなわけ…」


「一度は騙されだがもう騙されねぇぞぉ?」


怒りオーラを醸し出しだから内ポケットから出てきたのは……

「な、ナイフ?」


こ、これはまさかこれから殺人事件が起きるのか!?


「ひ、ひぃっ!! そ、それだけは勘弁してください!!」


「苦しみながら死ね」


グサッ


初めて人が刺されたのを目の当たりにしてしまった。クズ人間の腹にナイフが……。ではなく、刺さっていたのはおれの腹だった……。


「えっ……?」


クズ人間は目の前にいる俺を唖然としながら見ていて…


「お……お前何してんだよ?」


ヤクザは俺の行動に理解できないようでナイフをすぐにはなし遠くへ逃げてしまった。


「ははっ……なんだかよくわからねぇが助かったぜ!さすがは俺の親友健太郎だ!」


と言いすぐに俺のそばから去って行った。


「何してんだ俺は……なんであんなクズ人間を庇ったんだよ……」


体が冷たくなっていくのを感じる……。頭がうまく働かない。俺は死ぬのか?


「だ…だれか…」


助けを呼ぶが周りには誰もいない。そして次第に周りが暗くなっていき何も感じることはなくなった……。

まだ特に物語は動いてませんがすぐに二話もすぐに投稿しようと思ってます!

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