第7節:女の子のお笑いを再び掲げてやってきたビッグガールズ
ぽちゃらっびゅ~
もふもふ王国・二宮63点
もふもふ王国・神埼90点
田口エンタメ野郎 60点
西瓜亭羊 80点
河合一美 70点
昨年に引き続き決勝にやってきたのは右往左往と喫煙所、そして敗者復活戦を制したあのコンビとこのぽちゃらびゅ~だ。準決勝にはあの瑞祥またロンサム・ハンサムにアンティークも。こういった強者を破ってふたたび決勝のステージに現れた彼女たちはまたひとまわり大きくなった感じがした。
今年は所属事務所をクリスタルエデンに変えての挑戦。
昨年の大会出場よりヨウチューブでの活動やテレビ出演また色んな活動をすることがより増えたと何かのネット記事で読んだことがある。
もっとも前回大会では最下位という成績に沈んだ彼女たちだった訳だが……
だからと言って今大会で大きく飛躍した訳でもなかった。
前回大会では「スライム」というゲームにでてくるモノをネタにして彼女たち独自の世界観を話芸として展開する漫才だったと記憶する。
メディア露出がそもそもある彼女たちの漫才は会場としては大ウケしていたが、審査員はそこに合わせなかった。ワイプでみる彼らの顏は綺羅めくるを除いて皆、真顔になっていたからだ。
今回は和人形展を一緒にみにいくことを小桃が杏子に相談することから始まる漫才。杏子がちょっと毒しいキャラになっていたことが個人的には面白かったが、審査員陣にはそう映らなかった。
各人のコメントに酷評という酷評はなかったと思う。ただ二宮氏が言う「ネタがマニアックな感じしたかな。そんなに悪い漫才じゃあないけど、俺たちを刺すにはもっと何かが欲しかった気がします」という評価が全てのような気がする。
河合一美氏は「2人でフランス人形を買う漫才が良かったかしら?」という謎すぎる提案をすれば、タグエンは「逃げるなら二次元だよね。そこだけが共感を誘ったけど笑える話じゃなかった。以上」と抽象的すぎる評価を述べるだけで。これでは何が悪かったのか全く分からない。
極めつけは遂に100点から10点をひいた神埼氏。
「私は和人形が大好きなのでチョット悲しかったです。だから10点引きました」
このコメントがぽちゃらびゅ絡みで1番笑えたが、ワイプで映る彼女の顏も決して笑ってなかった。それでもずっとつけていた100点を削る何かがあったというのは確かな事だ。それが本当に和人形を悪く言われたことのショックなのかどうかは分からないが。その後のインタビューにてぽちゃらびゅの2人も神埼氏にマイナス10点とられた事がとても悔しかったと話す。
いや、ホントに何を狙ってこのGPに来ているの。
ただ、私としては会場や視聴者が普通に笑っているのに審査員には全く笑ってもらえない何か。その何かが彼女達のネックになっている気がした。それが何か私には分からない。でも、メディア露出することが衰えてない彼女たちはファンをはじめ、多くの人たちに愛されるモノを持っているのも確か。
その足りない何かを見つけた時に優勝候補と化ける気がした。
片鱗はみえるのだが、ハッキリとは分からない。それが漫才王になろうGPにおける彼女たちの立ち位置を示しているようだった。
クリスタルエデンの移籍も正解だったのかどうか。
来年も決勝に来る事があるのかないのかは分からない事だが、私はこのGPで化ける彼女たちをみてみたいと思ってやまなかった。
「本物かどうか分からないと勘違いされるでしょうが!」
杏子がここぞというところで吐いたツッコミが暗に何かを示している。
漫才の中でみせた笑える和人形をいつか彼女たちがみせてくれると願って。




