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マレーン・サーガ  作者: いのそらん
第7章 幽霊騒動
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閑話7 マレーン・サーガ 文化の考察7

・基本用語の説明


▼マレーン文化圏、王制、階級制度、行政区分


王室、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、准男爵、技爵、士爵、商爵、国民、民

となります。国民以上を貴族と称します。民はマレーン文化圏に属さないすべてのマレーン文明圏内の人間に適用されます

国民の中には、職位が存在していて、それらは、服位、食位、農位などです。特にこれら職位には上下はなく、生活のための糧を稼ぐための、職能としての意味を持ちます。魔法に関わる職業以外は、すべて国民でまかなわれているために、相当数の職位が存在します。つまり、国民は、この職位によったサービスを他人に提供することによりお金を稼いでいるのです。

子爵以上の爵位は、相続により維持され、男爵位以下は、そのものが持つ能力、役職により維持されます。それぞれの数は、

王室は1血族

公爵で2~4血族

侯爵、伯爵、子爵で、20~30血族

男爵、准男爵、技爵、士爵、商爵は、時によって変化するが、100家~150家

国民が1000万世帯となっています。

数の上では、貴族はかなり少数といえます。

爵位を持つ者の特権は、爵位ある限り、国家により、その賃金が保証されることです。爵位が高いほど多くの賃金を得ることができますが、爵位にあわせて、王国に対する義務(役務と納税)があります。

後に説明しますが、マレーン文化圏では、国民に課せられる税金はなく、街の多くの場所に設置してある、街の機能(街灯や給水設備など)を司る元力石に対して、意思放射によるエネルギーの充填のみが義務となります。


公爵は、王室の血縁関係のみに与えられ、複数の従属文化圏を有します。

侯爵、伯爵、子爵は、1つの従属文化圏を有します。その文化圏の規模により、爵位が変化します。

男爵は、技爵位にある者が、退役後与えられる爵位で文化圏を有しません。

准男爵は、士爵位、商爵位にある者が、退役後あたえらる爵位で文化圏を有しません。

技爵は、元力石を扱う、現職の晶角士として卓越した能力を持つものに与えられます。

士爵は、現職の軍司令官(階級では司、宰、官)に与えられます。

商爵は、次元接合門を管理し、その次元間の商業公益を管理する現職の商角士に与えられます。

技爵、士爵は王室に属し、商爵はその文化圏を持つ侯爵、伯爵、子爵に属します。


各階級の外見的な区別は、生力石の色で区別されます。それぞれの色は、

王室(紫) 国王コグソ女王ノゥス王女ソノゥ

公爵(紺) 公爵キジシ公女キノゥ 

侯爵(赤) 侯爵シンジシ

伯爵(橙) 伯爵ハッジシ

子爵(黄) 子爵ゴジシ

男爵(緑) 男爵ナジシ

准男爵(黄緑) 准男爵ラナジシ

技爵(青) 技爵エンジジ

士爵(黒) 士爵オウジシ

商爵(茶) 商爵ソコジシ

国民(透明) 国民ゴッペ

となっています。当然、場合によって爵位が変化する場合があるが、その場合は、その都度、生力石の色を変化させます。

また、現王室のみ(血族でも公爵位にあるものはこの権利を有さない)が、右手首に能力石を移植しています。この技術は王室限定のもので、移植される能力石刻まれた文様とその効果は門外不出となっています。

細かい行政区分はなく、王室が直接管理する王室行政府のみが存在し、ほとんどの行政決議はそこでされます。ある意味では、かなりの独裁政治ともいえます。また、王室行政府は、その意思決定をするにあたっては、各爵位をもった人間が補助します。各爵位をもった貴族は、各々の持つ文化圏に対する決議、あるいは職業的範囲置いては、王室行政府の決議の場においても、かなりの自由な発言を認められており、マレーン文化圏以外の7大文化圏が感じているよりは、ずっと柔軟な王制といえます。

用語説明が古いものでしたので更新しました。

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