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悪役死神の異世界コンクエスト  作者: 明日之白
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プロローグ

どうも!他作と平行して投稿していきたいと思っています!投稿ペースはあまり早くないと自負していますがよろしくお願いします!それでは、少し短いですがどうぞ!

2093年東京


何処にでもあるアパートの一室。そこにあるベッドの上で、彼は寝転んでいる。


彼の名前は黒瀬薫(くろせかおる)。何処にでもいる、顔立ちは普通より少し上といった普通の男




......だった。彼は死神と呼ばれており、学校でも苛めを受けていた。


彼は学生時代、修学旅行中に乗っているバスが事故に遭った。クラスメイトや教師、バスの運転手までもが死んだにも関わらず、彼一人、軽傷だけですんだのだ。


当然、修学旅行は中止。彼は帰宅することになるが、彼の帰宅後、両親の祖父母が急死した。そのことを受け、彼は周囲だけでなく両親にも気味悪がられ、虐待を受けたことで独り暮らしを強いられた。


その数日後、両親も事故で死んだ。彼は別の学校に転校したが、このことはテレビで大きく取り上げられており、ほとんど知らない人はいなかった。


その為

「学校に来んな!」「俺らまで死ぬとかやめてくれよマジで」「ああ」「確かにな~」「はは、だな」「取り敢えず帰ってくんねぇかな」「そうだそうだ!」「そうよ!」

「「「「「帰れ、死神!」」」」」


と苛めを受け、教師も

「黒瀬、この時期はたたでさえ忙しいんだ!余計な面倒を持ち込むな」

と、相手にしてくれないどころか苛めを肯定していた。


そして、何もしていないのに理不尽な苛めを受けた彼は不登校になる。


そんな時、彼の心の拠り所となっている、VR型MMORPGであるNational Online Adventure【NOA】通称ノアが開発された。


ノアは、アバウトギアと呼ばれる本体を装着し、起動するとプレイヤーは昏睡と似た状況になり、ゲームのなかでまるで自分が動いているような感覚でプレイすることができるという、最新技術を初めて取り入れたゲームだ。


匂い等は感じることは出来ないが、ゲーム内のものを触れ、動かすといったことができ、

剣や魔法、スキルといったものをそれぞれレベルを上げるごとに解放し、獲得できるようになっており、また、職業や種族というそれぞれ能力に特化したものを選択することもできる。そのすべてを合わせると一万を越えるとされており、通常はレベルの上限は100、課金すれば150まで上げることができたりと、かなりやり込む要素があるゲームだ。


ヒットの理由はまだある。それは自由にできることだ。冒険をするのもよし。採集するのもよし。アイテムを集めるのもよし。建築するのもよし。プレイヤー同士で交流を深め、ギルドと呼ばれるプレイヤーの集団をつくるのもよし。プレイヤー同士で争うのもよし。外見を設定で変えるのもよし。と、とにかく自由にプレイすることができた。


そんなノアのマップは広大で、情報量も多く、グラフィックが綺麗だということも人気の一つだ。


ノアを一言で簡略化して言えば、異世界もののラノベを丸々ゲームにした感じだ。


不登校になった彼はこれに没頭し、幸か不幸か、彼は遺産を全て相続したため生きていくのには困らないほどの資金を持っていたこともあり、課金も上位を争うほどしていた。そしてついにはノア内プレイヤーランキング一位となり、ゲーム内ではプレイヤーキル、PKをしまくっていたため、自然と周りは彼を死神と呼ぶようになり、彼が嫌う死神という二つ名がノア内でもつけられることになった。







お読みいただいた貴方に感謝を!ありがとうございました♪

他作と平行して投稿するため投稿ペースは少し遅いと感じられるかもしれませんが、ブックマーク、評価、感想、指摘等宜しくお願いします!それではまた、次回!

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