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 風呂から出て着替えを済ますと、僕は会議室にむかった。時刻は17時過ぎ、つい先ほど就業時間が終わり、モンスター達は自由時間に入ったはずだ。19時には僕と幹部であるノワール達が集まり、夕食を取ることになっている。ちなみに夕食の準備は、僕の担当だ。簡単な料理ばかりだが、部下達の評判は良い。

 全員が集合するまでに時間があるようなので、それまでに夕飯の作成と、適当にスキルで道具作成を行うことにする。



 ピッケルやシャベルなどの消耗品を作成した後、僕は自室のキッチンでカレーを作っていた。材料は100%ネットスーパーで買ったモノだ。こちらでとれた野生の生肉は、どうも臭みが抜けずあまりおいしくないため、パン以外の食料は通販に頼っている。

 余談ではあるが香辛料が大量に入ったカレーは、こちらの世界では高級品のようで、皆喜んでくれる。調理も簡単で、大量に作ることで次の日にも持ち越せるため、割と作ることが多い料理でもある。

 あらかたの作業を終え、カレーを煮込むんでいると、部屋中がカレー独特のいい匂いで満たされる。今日の殊勲賞であるノワールには、ゆで卵をおまけしておこうと思い、ついでに卵を茹で始める。




 19時前になり、会議室に顔を出してみるとウィルとステラが立ち話していた。ウィルがこちらに気づき、片手をあげて話しかけてくる。


「あっ、エージさん。大丈夫ッスか?」


「ご心配をかけたようですね。ご迷惑をかけましたが、もう大丈夫ですよ。あっ、お昼はちゃんと食べましたか?」


 僕がいなかったため、皆のお昼ご飯がどうなったの気になって聞いてみる。一応、パンなど調理せずに食べれるモノは一応備蓄があるはずだが……。


「主殿抜きで食事はどうかと思ってな。昼は食べてないぞ。別に食べなくても死にはしないんだ。気にすることはないぞ」


 ステラがそう答えてくれるが、自分の不在で飯抜きになってしまった皆には、少し申し訳なく思う。


「そうですか。これからは僕が不在の時でも、各自の判断で食事をとってください。僕のせいで飯抜きになってしまうのは、どうも悪い気がしますし。夕飯はカレーを用意しましたんで、いっぱい食べてください。もうすぐノワールさんもくるでしょうし、少し早いですが夕飯にしましょうか」


 そう言うと、僕は部屋に戻り再び夕飯の準備に取り掛かった。


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