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「すいませんでした!」


 肩をゆすりノワールを起こすと、土下座して謝られた。


「いえ、特に何時からと指定していなかったので、謝らなくても大丈夫ですよ。」

「うう……。でも、ステラさんは起きていたんですよね?」

「まぁ、彼女はたまたま起きていたみたいですけどね。」


 目覚まし時計がないと自分も同じように寝ていただろうと思うと、あまり責められない。というか、そもそも集合時間も何も無いので、責められないと思うのだが。とりあえず土下座をやめさせて話をはじめる。


「えっとですね。前にも少し教えてもらったんですけど、魔法について教えてもらえませんか。」

「魔法についてですか?」

「ええ、いつもなんとなく使ってますけど、正直魔法について良くわかっていないので改めて教えてもらおうかと思いまして。」


 さらに言うと、そんな良くわかないものをどう鍛えればよいのかもわからない。だから教えを乞おうと思ったのだ。

 

「わかりました。どこから話していいかわからないので、基礎的なところからお話しますがよろしいですか?」

「ええ、それでお願いします。」


 ノワールの話を要約するとこんな感じだった。


・魔力を使うことで、何かを行うこと全般に『魔法を使う』という。

・ステータスの魔力が高いとは魔力を効率よく魔法に変換できることを表す。MPは持ち歩ける魔力の多さを表している。そのため、魔力とMPに相関性はない。

・MPがなくなっても死ぬことはないが、精神的疲労感はある。

・魔法には大まかに火、水、土、風、光、闇の6つの属性がある。但し、これらの属性に含まれない魔法もあり、レア属性と呼ばれる。レア属性の例として雷や氷があるとのこと。

・それぞれの属性には特徴がある。例えば土魔法は錬金術やゴーレム作成など何かを作るのが得意等。

・生活魔法には、火を起すファイヤ、水を出すウォーター、風を出すウィンド、部品の簡単な修理(道具の割れや欠け等)を行うリペア、明かりをつけるライトがある。

・一般的には、生活魔法を覚えて特定の魔法を訓練することで各属性の魔法にスキルが発展する。ちなみに、闇魔法と光魔法はライトを使うことで覚えられるらしいが、他の属性と比較してレアな属性とのこと。

・魔法はスキルのランクが上がった際にのみ覚えられる。

・同じ魔法でも、魔力を多く込めれば威力が上がる。

・知識でそういう魔法があると知っていれば使えるが、対応するスキルとランクがなければ消費する魔力が莫大になるため一般的にあまりやらない。

・魔法の訓練は、魔力を感じることと魔力を使うことで鍛えられる。


 内容があまりにも多いため、途中からメモを取らせてもらった。基本的にはRPGの『魔法』を知っているため理解しやすい部分もあるが、一度ですべて理解と暗記できる量ではないな。大半はこの世界の人ならばなんとなく知っている常識とか当たり前の事らしいが。この世界での常識を知らなすぎるので、少しづつノワールとステラに教わっていかなければならないな。


 魔法について教わった後は、昨日と同様に建築作業と道具作成を繰り返す。道具を作る際に、試しに意識的に魔力を込めたり減らしたりすると、品質が変わることを発見した。作る物や目的によって魔力を込める量を工夫することも今後考えていこう。



 本日の作業もつつがなく終わった。ウルフチームの狩りも昨日ほどではないが、獲物をとってきているようだ。1日の終わりに、ゴブリンにはお菓子を、グレイウルフ達にはドックフードを与えた。少しずつで良いので、強くなってもらわなければな。しばらくはこのまま、ダンジョンを拡張・強化を進めていくことにした。


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