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目覚ましの音で目を覚まし、20分で身支度を整えて家をでる。ドアを開けたら、やっぱりそこは洞窟の中だった。
昨日の出来事が現実だったんだなと思いながら洞窟の中を歩く。昨日よりも広くなった洞窟は、松明に照らされており、それなりに明るい。外に出えると少し肌寒いが、朝のスッキリした空気に森林の香りが漂いい気持ちだ。現在6時半。まだ、誰も起きていないようだが、作業を始めるか。
「まずは剣だな。」
昨日約束したステラの剣を作るか。まずは石材で剣を作成してみる。
名前:石の剣
レア度:2
品質:C
説明:石製の魔道具。刃こぼれしないが、耐久がなくなると砕け散る。
とりあえずできた。刃渡りは60㎝くらいで、灰色の石剣だ。手に取って見るが、思ったより重くないな。刃を指で軽く触れてみるが鋭さは感じない。剣というか、石の棒に近いのか?剣を持って近くの背が高い草を切ってみると、多少抵抗はあるが切ることができた。切った草を観察してみると、千切れたのではなく、切れていることがわかる。再度刃を観察してみるが、こんなもので切れるとは思えない。魔道具なので、その効果なのかもしれないな。
昨日確認したステラのステータスには『大剣マスタリー』とあったので、2倍の材料で大き目の剣を作ってみるか。
名前:石の大剣
レア度:2
品質:D
説明:石製の魔道具。刃こぼれせず切れ味が落ちないが、耐久がなくなると砕け散ってしまう。
刃渡りは1mくらいある石の剣ができた。刃渡りは1mくらいあり、ずっしり重い。刃も先ほどより肉厚でデカいな。両手で持たないと使いこなせないだろう。品質が落ちたが、まぁいいか。コレを2本ほど作りステラに渡すことにする。もう一本大剣を作る前に、大剣でも試し切りをしてみるか。両手で剣を持ち、先ほどと同様に草を刈ってみる。同じように草が切れたが、草を切った瞬間にカードが現れた。山菜か薬草の類でも切ったかと思いカードを拾う。
名前:麦の種
レア度:1
品質:E
説明:麦の種。植えると小麦が育つ。
お、いいものを拾ったな。後で植えてみるか。ステラに草刈りをやらせて種を集めさせるのもいいのかもしれない。ついでに鍬をいくつか作ろうかと考えていると後ろから声をかけられた。
「むっ、主殿か。早起きだな。」
「あっ、おはようございます。ステラさん。起こしてしまいましたかね?」
「気配を感じて起きたのは確かだが、主殿が起きているのに寝ているわけにはいくまい。気にしないでくれ。」
そう言うと、少しバツの悪そうな表情になる。ちなみに現在頭部は小脇に抱えてある状態だ。まぁ起きる時間を伝えてなかったしな。ホウ・レン・ソウができていなかったこちらが悪い。そのことを伝えると、ステラに
ちょうどいいので剣を渡そう。
「これ、約束の剣です。どうぞ。」
「おお、ありがとう。やはり剣があるとしっくりくるな。」
生まれたばかりで、初めて剣を持つだろうに。まぁ、それを言うのは野暮というものか。




