作戦
更新が遅くなってしまってすいませんでしたm(_ _)m
「…………え?」
「だから、恋、したかも。」
花音数秒ほど停止。
「えええぇぇー!!」
「誰!?いつ?どこで?何があった?」
驚き過ぎて動きがおかしくなっている花音。
きっとクラスメイトから変なやつってレッテル貼られてるだろうな。(笑)
私は全てを話した。
何故か話を聞いている花音は落ち着いていて、さっきまでのテンションが嘘のようだった。
そして、話を聞き終わって一言。
「それは…恋じゃない。」
「え?」
「だって、莉愛さ…」
「神楽、ちょっといい?」
こんな時になんだ?と思い振り返ると
「小…坂…。」
そこにいたのは小坂だった。
「何?」
つい可愛げのない態度になってしまう。
「ちょっと話あんだけど。」
「やめて…。
金輪際、私に話しかけないで…。
私に………関わらないで!!!」
驚いた表情をしている小坂。
あぁ、前にも教室で叫んだことあったよな。
どうしても、あの綺麗な女の子のことが頭から離れなくて。
考えると私の心から黒い何かが生まれてしまう。
「神楽…、俺、」
酷いこと言ったのに、優しく声をかける小坂。
優しい言葉なんていらない…。
あの子と仲良くしてれば良いじゃん。
気がつくと私の頬を温かいものが流れた。
周りに気付かれないように隠しながら
「花音…。私…帰るね。バイバイ」
そう言って、教室を飛び出した。
***********
「え?莉愛!!…。行っちゃった…。」
そして私ははギロリと小坂を睨む。
莉愛は隠していたけど私には見えた。
莉愛の…涙が。
「あんた、何したの?」
小坂はよく分かっていない様子。
「俺は神楽をデートに誘おうとしたんだけど。」
「そっか。」
とりあえず、莉愛に連絡しなきゃ。
プルルプルル
「もしもし…。花音?」
…泣いてる。莉愛が泣くことなんてなかったのに…。
「何かあった?」
「花音…助けて…。」
いつもの莉愛ならありえない言葉がかえってきた。
「今、どこ?」
「おくじょ…」
"う"を言う前に私はもう走り出していた。
バタン
「莉愛!!」
莉愛は体育座りをして今にも雨が降り始めそうな空を見上げていた。
「花音…。」
「莉愛。どうしたの?」
あまりにも切なすぎる莉愛の声に私は耳を疑った。
「私…。小坂のこと…どう思ってるか分かんないの…」
「うん。何があったか教えて?」
それから莉愛はすべてを話してくれた。
「莉愛…。それって小坂君のこと好きなんじゃないの?」
「なわけないじゃん。だって私は連斗君が好きなんだもん。……多分、」
素直じゃないな莉愛。
「莉愛がそう言うならいいけど。遅くなっても知らないよ。」
黙りこむ莉愛。
バタン!
「神楽!」
「こ……、杉下か。」
……、今"こ"って言ったよね?小坂君だと思ったのか。
やっぱり好きなんじゃん。
…あ、そうだ!
「ちょっと連。来て、」
連を呼ぶ。
「何?」
「ゴニョゴニョ」
「……OK、」
…じゃ、仲良く。お二人さんw
莉愛にばれないように屋上から出た。
連と莉愛うまくいくと良いなぁ…。
連…。
花音は心に出来た気持ちに気づかないことにした。




