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脇役  作者: 柑橘ルイ
7/26

脇役七

「てめえ逃げるなよ」


 タウロは邪魔とばかりに晶を砂地へ落とし釘を刺す、それを聞いた晶は思わず口角が上がるが顔を伏せて隠す、千載一遇の好機を逃すつもりは無かった。


「何かあったのか?」


 追いついたナイフの人物が何の疑いも無くタウロへ近づいていた、笑いをなんとか堪えた晶は顔を上げると、先ほどはまではマントでみえなかったが今は頭と口元を出していた。


 晶は改めてナイフの人物を見た、年齢は二十ぐらいだろう若々しく鋭い黒い瞳は眼力がすごかった、黒い髪は短く耳辺りで切っているが癖が強いのか外に跳ねている、黄色いマントの中は袖は無く、腹部を出したシャツに足の付け根までしかない短パンと軽装である、晒される腕と足は細く色は褐色であった。


「ああ、あったさ」


 嘲るタウロの物言いに何か感づいたのだろう、ナイフの人物は見据えながら何時でも動けるように身構えていた。


「これから俺が黒い牙を率いていく、頭は、いや、ジャース、お前はお役御免ということだ」


 ナイフの人物の視線を完全に無視して、タウロは腰に挿しているカットラスを抜き、切っ先を向ける。


「お前一人でオレに敵うとでも?」


 ジャースと呼ばれたナイフの人物は腕に自信があるのだろう鼻で笑い蔑む、軽やかに飛び降り手にはいつの間にか手には木目のような波打つ模様が浮かび上がる短剣をもっていた。


 これはダマスカスナイフと呼ばれ、特殊な製造工程を経て模様が浮き出た鋼材を使用した強固なナイフである。


「俺一人だけじゃないさ」


 タウロが虚仮にした口調と共に片手を上げる、その合図と同時に次々と周りの部下達も駱駝から降り得物を構えた。


 多勢に無勢という状況だからだろう部下も下卑た笑みを浮かべている。


「素直に頭領の証を俺に渡せ、痛い思いはせんぞ」


「だれが渡すか!」


 胸元を隠すように片手で押さえジャースは反発する、しかしその反応はまずかった。 


 危機が迫り大事な物を取られる、そのような条件下だと無意識に取られたくない物へ手を伸ばしたり、又は視線を送る等してしまうのである、タウロは理解したのだろう、笑みを深くすると片手を下ろし明らかに軽視した命令を追加していた。


「あっさり死んでもつまらないからな、ほどほどにしておけ」


 一斉に襲い掛かる部下達と同時に晶は巻き込まれないように全力で離脱した、一瞬タウロと目が合うが情けない晶の姿をみて楽に捕まえられると思っているのだろう完全無視であった。


 少し離れたあと出来るだけ視界に入らないよう身体を伏せて息を殺す、乱雑に縛ってあったため解け安く両手が自由になっていた、そして状況を把握しやすくするため振り返る。

 

 そこではジャースは素早い身のこなしで軽々避けていた。


「なんだ? 見にくい?」


 晶は目を擦り集中するが黒と黄色の衣装によるものなのか、周囲に溶け込むように分かりにくくなっていた。


 かすり傷付いている様子は無かったが、驚異的な回避を行うジャースもやはり人間であった、避ける事に手一杯なのだろう、証拠になかなか攻撃に移ることも無く盗賊団も無傷である、四方八方から襲われるのだから仕方が無いだろう。


「んん?? どうしたんだ?」


「はぁ! はぁ! うるさい!」


 愉快に笑うタウロに対してジャースは徐々に体力がなくなって来たのか時間と共に動きに繊細さが無くなってきていた。


 同時に所々小さな切り傷が付き始め、それでも暫く避けていたがついに足を砂に取られ転倒し、ジャースは素早く立ち上がったがその息は酷く荒い。


「もうお仕舞いか?」


 高みの見物を決め込んでいるタウロが楽しそうに問う、周囲の部下達もまだまだ余裕があるのかニヤニヤと笑っている。


「さて、証を渡してもらおう」


 駱駝から降りたタウロが近づく、ジャースはフラフラになりながらもダマスカスナイフを振り翳した、最後の力を振り絞ったのかそれなりに勢いはあった、しかしあくまでそれなりである。


「そんなものが当たるか」


 タウロが軽く避けるともはや体力の限界かジャースそのまま体勢を崩し、そこを止めとばかりにタウロが胴を殴りつける。


 ついにぐったりしたジャースだったが、意地でも取られまいと無理やり身体を動かしうつ伏せになった。


「無駄な悪あがきしてんじゃねえよ!」


 タウロが力ずくで仰向けに転がされ、その時首元から黒一色の牙が付いたネックレスが飛び出しタウロは強引に引きちぎった。


「いままでご苦労さん、せいぜい生き延びることだな、こんな砂漠のど真ん中じゃ無理だろうがな」


 高笑いしながらタウロが撤収の合図をする、それとともに部下達も駱駝に乗り去っていくのだった。


 そのときにジャースが使っていた駱駝や水なども持っていってしまったのだ、砂漠で水無しは死刑宣告された事も同然である。






「ふう、行ったか……」


 その様子を見ていた晶は一息ついた、目論んでいた通りに逃げ出すことに成功したからだ、持ち前の影の薄さ、そしてとタウロが頭領になったことにより浮かれたのだろう、頭の中から晶のことが消えていたようだった、証拠にタウロ達は遠くで砂煙を上げていた。


「さて戻ろうか……あ……」


 立ち上がった晶は目の前に広がる一面の砂漠に、あることが脳裏によぎる、はたして戻れるのかということであった。


 月を背に歩けば戻れるのかと思えばかなり怪しく、祭壇へいくのはかけられた魔術かなにかでいけるだろう、しかし戻りに同じような効果があるようには思えず、なおかつ砂嵐の中にある祭壇へ進むとした場合一人で危険な砂漠を歩けるのかという疑問もあった。


「やばい……早計だったか?」


 晶の額に汗が垂れる、黒い牙から逃げられたのは良いが砂漠はド素人、当然当てずっぽうに歩いても無意味である、さらに魔物に襲われた時手立てが無いのは非常に危険だった。


 晶は危機的状況が変わりないことに茫然自失になっていたが、その時咳き込む声が聞こえ晶は首を回すと視線の先にはジャースが息を荒げながら仰向けに倒れている姿があった。


「そういえば居たな……ん? 待てよ」


 晶に天啓が舞い降りる、砂漠を拠点としていた黒い牙の元頭である、砂漠を知り尽くしているだろう、ならば砂漠を案内してもらえば無事たどり着くのでないか?


 交渉材料もとりあえずあり、殺される可能性がある危険な賭けだったが選択は一つしかなかった。


「あの、すこし良いですか?」


 息が整ったことを見計らって晶が声を掛けるとジャースは鋭い視線を向ける。


「なんだ?」


 明らかに敵意むき出しのジャースであったが晶は毅然とした態度で交渉する。


「今から自分は砂嵐の祭壇に行かなければいけません、道案内をしていただけませんか?」


 ジャースに砂漠の歩き方と護衛も兼ねてもらえればあとは戻るか進むかである、戻るよりも連れ去られたと思われている祭壇に向かい、勇達と合流したほうが良いと晶が判断した結果である。


「なんでオレがお前のために案内しないと行けないんだ?」


 突き放す物言いだったが晶にはあることから従うと確信があった。


「もちろんただとは言いませんよ」


 晶は懐から水の入った袋ともう一つ空の袋を取り出し半分に分ける。


「半分貴方に渡します、どうしますか?」


「どうしますか? くく、お前を殺して奪っちまえばいいよな?」


 ジャースが凄むがその瞬間晶は片方の水袋を地面に落とした。


「な!? てめえ馬鹿か! 何てことしやがる!」


 完全に無視しながら晶は落とした袋を拾い上げ再度二つに分ける。


「再度問います、案内するか? それとも二人で朽ちるか?」


 ジャースは手持ちの物をすべてタウロに持っていかれたため、生命線である水を交換条件に出されたなら従うしか道は無いだろう。


「チッ分かったよ」


 相手の思うようになるのが気に食わないのか、悔しげな顔つきをしながらジャースは渋々案内をすることとなった。


「道中お互いに助け合いましょう、えーと?」


 これから二人きりである、敵意むき出しのジャースに何時までも睨まれ続けるのは勘弁と晶は手を差し出す。


「……ジャース……」


「自分は八頭晶です、よろしくお願いします」


 握手を求める晶だったが悪態をつくだけで応じことなく、ジャースは歩き出すのであった。






 月が輝く夜の砂漠を黙々と二人で歩く、あれから二日ほど立っていたが時々砂漠でのタブーや必要なことを実地で教えるぐらいしか話をしなかった。


 晶は何か話そうかと思案していた、無言で歩いていると広い砂漠でもやはり空気が重く感じるのだ。


 少しでも重い空気を何とかしたい晶は雑談でもすれば幾分楽になるのかと共通の話題を探す、しかし知り合って間もない上に敵対関係だったのだ、何も浮かばず晶は口を開いたり閉じたりするだけに終わってしまう。


「おい、お前何者だ?」


「え? オレ?」


 考え事をしていて不意打ちで話しかけられ形になり晶はビクリと体を震わせる、無言で歩いていたところに突然話しかけられたのだ驚くのも無理は無い。


「お前しか居ないだろ」


 振り向きながら問いかけるジャースの目は疑問に溢れていた、それでもやはり鋭く物怖じしてしまう晶であった。


「えっと、オ、自分は――」


「普通に話して構わねえよ」


 ジャースに言われるが晶は躊躇してしまう、水を渡したがジャースが本気になればいつでも晶は殺せるのだ、普段の口調に戻すかですます口調を続けるか迷う。


 無言が続き時間が経過するにつれてジャースの視線が鋭くなっていく、相手の機嫌を損ねるのは得策ではないと晶は腹をくくり話し出す。


「オレは極普通の一般人だけど?」


 晶の答えに大いに不満なのだろう、睨み殺されると勘違いするほどの眼力でジャースは睨みつけた。


「そんなわけ無いだろ? お前達を襲った時まったく気が付かなかったぞ! 一体なにしたんだ?」


 ほとんど癖でやっているため晶自身は特に意識してやっていないのだ、そう伝えると呆れ顔になるジャースであった。


「その才能もっとうまく生かせば暗殺、盗みなんて楽勝だろうに……」


 ジャースはもったいないとばかりに首を振る。


「仲間にも言われたよ、でも殺気や戦闘中とか周囲に意識集中している状態で近づくと感づかれる」


 だから無理だと晶は肩をすくめるだけであった。


「なるほど……」


「ジャースさん?」


 思案顔のジャースの顔を覗き込む晶に不吉な予感がよぎった。


「よし、お前に暗殺の方法教えてやる!」


「はあ!?」


 突如ジャースは顔を上げ晶の肩に手を置くが突然教えてやるといわれても困る晶であった、教えたぐらいで簡単に暗殺できれば苦労はしないのである。


「というか、お前も戦闘に参加しろよ! オレばっかり魔物退治しているじゃねえか!」


 道中魔物に襲われた時、相変わらず風景に溶け込んだように無視される晶である、当然残ったジャースに魔物が殺到するのだ。


 しかしジャースは強かった、得意とした戦法は暗殺術でありその技術は凄まじかった、魔物の直ぐそばに立っているにもかかわらず、魔物が見失うほどである、そして急所を的確に突き死に至らしめるのである。


「待ってくれ! そんな事いきなり言われても簡単に出来るものでもないだろ!? しかも荷物を背負っているんだ! 多分じっとしているから気づかれないだけで動けばきづかれやすくなる、絶対無理だ!」


「無理って言うな!」


 ジャースの手の平が唸る、引っ叩かれた晶は吹き飛び地面に座り込んだ、その体勢が横座りになり、片手で身体を支えて打たれた頬を押さえている姿はスポ根漫画のヒロインである。


「なにするのよ!」


 自分の姿勢を瞬時に理解した晶は思わず女言葉になっていた、しかし細い体つきとはいえ男である、ただ単に気持ちが悪いだけだった。


「やめろ、気持ち悪い」


「すいませんでした」


 晶はすぐさま体勢を正座に戻し即座に謝る、ジャースの一声はとても威圧感があり、晶を見る眼は汚物を見るように冷え切っていた。


「とにかく、まだ祭壇まではまだまだ掛かる、その間出来るだけ教える、覚えろ! いいな!」


「了解!」


 ジャースの気合の篭った声に流されるまま晶は姿勢を正す、返事の後スパルタになりそうだと後悔するが後の祭りであった。


「だけど暗殺の技術なんてそんな簡単に教えていいものなのか?」


 人に見つらないように闇に時には人ごみや自然物に紛れて殺していく技術である。


 やり方が分かると対策も取られやすくなり、故に門外不出とまではないにしろそう易々と教えることは無いだろう、


「別にに構わないさ、覚えたとしてもオレを殺すなんて十年早い」


 どうにも腑に落ちない晶はしつこく問いただす、けんもほろろにされるばかりであったが晶は諦めなかった、というよりもだんだん楽しくなってきた。


 いままで冷たい反応でしかなかったが、先ほど教えるといった時はどこか子供を相手にしているかのようだった。


 問い詰めているときも雰囲気も少し柔らかくなった気がするのである、しかし余りにしつこかったのか次の瞬間には首に刃物を当てられ黙ることになるのだった。






 砂漠とはいえ二人だけしか居ない状況というのは自然と手を取り合うものである、やはり人間とは群れるものだからだろう。


 晶が持っていた食料――乾燥した肉などの携帯食品――を二人で分けて食べたりしているとジャースに対して仲間意識を感じ始めている晶であった。


 ジャースも大人しくしている晶に警戒心が薄くなってきているのだろう、二人の歩く距離は初めよりも近くなってきており、ジャースの態度も幾分柔らかくなってきていた。


 その頃には晶は自分の一言で黒の牙を追い出された罪悪感と、気に掛けてくれる嬉しさとであることを話そうと決意する。


「ジャースさん」


「ん?」


「見てほしいがものがある」


 晶が何処かへ手招きした後地面を指刺す、すると虚空から水が落ち始めた、晶は水色の少女を呼び、水を出してもらったのである。


 ちなみに最初の交渉時水袋を半分落としたのもこれが出来るため、一人で砂漠を歩く時には水に困らなかったためだ。


「な!? 今何をした!?」


 突如空中から水を出したのである、しかも水が存在していない――もちろん水蒸気は極僅かにあるだろうが――砂漠で出したのだ、驚くのは無理もない。


「今から話すことは全て本当のことだ、軽蔑しないでくれるか?」


 魔力は感じることも見ることは無理だが、そこかしこに居る少女が見えること、当然魔術が使えないが、少女に頼めば小さなことだが何か出すことが出来ること等、自分が見えたもの出来ることを全て話した。


「昼の日差しは強かったからな、どこかで休んでから行こう」


 ジャースがやたらと心配しだした、どうやら暑さにやられて幻覚でも見ていると判断されたらしい。


「大丈夫だって! 今話したことは本当だ!」


 晶は真剣にじっとジャースと眼を合わせる。


「……」


「……」


「…………」


「…………」


「そうか其処まで少女に――」


「飢えてもいないし! 少女好きではない!」


 勇達と同じこと反応をすると晶は予測していた、哀れむような表情をするジャースの言葉を遮って晶はつっこむ、目の前に卓袱台があれば思い切り引っ繰り返していただろう。


「そう思われたくないから、いままで黙ってたんだよ」


「そうかそうか、一応正常だと信じてやる」


「一応とか言っているあたりですでに少女好きと思われているよな……」


 頷きながら肩を叩くジャースの対応にガックリとうなだれる晶であった。






「腹へった……」


「言うな、余計腹が減る」


 晶は腹を擦りながら力ない声を出していた、聞こえたジャースは苛立ちを覚えているようだった。


 実はタウロに存在を忘れ去られた晶の荷物に手をつけられなかった、一通りの物はそろっていたのだが所持していたのは晶一人分である、水は晶のおかげで確保できたが流石に食料は無理であった。


「祭壇まではあとどれ位で着く?」


「そうだな、歩きだからあと二日ぐらいか?」


 月明かりを頼りにジャースが指を折り曲げ数えている。


「きついな」


 体力持つのかと不安になった晶は月光に照らされたジャースの姿を見る、肌が見える部分から鍛えられているようであった、しかし晶と同じように全体に細くタウロ達のように筋肉達磨ではない、それなのに晶よりも大分余裕があるようだった。


 筋肉がある分代謝が良く持久力が無いものである、ジャースの身体はどうなっているのかと思う晶は話の種とばかりに疑問をぶつけた。


「ジャースさんは細いのによく体力がよく持つな?」


「食い物が少ない砂漠で住んでいれば自然とそうなるな」


 晶の質問にジャースは呆気羅漢に言い返していた、晶はそんなもんなのかと納得しながらも人体の不思議とじっくりとジャースを観察していた。


 突然晶の身体に軽い衝撃と倒れる感覚が襲い晶は咄嗟に目を閉じた。


「おい! なにボーっとしてんだ?」


 ジャースの怒気が篭った声に晶が目を開ける、そこには眉を吊り上げ睨むジャースの顔があった。


 実はジャースが何かを見つけ止まり振り返って停止を促したがし晶はそれに気がつかずぶつかり押し倒したのだ、体勢を把握出来ていない晶は謝りながら上体を起こすがその瞬間ジャースの眼光が鋭くなった。


「てめぇ」


「ごめんなさい! ごめんなさい!」


 素早く離れた晶は地面にすりつけるように土下座する、晶が身体を起こしたときに地面に手を置いたつもりが焦っていたため押さえたのがジャースであった。


 押し倒され混乱していたとはいえ起き上がるときに押さえつけられたのだ、ジャースが怒りを露にするのも無理は無いと理解した晶はひたすら謝るのだった。

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