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深理学者フカミのおはなし If

作者: しぃ

わたくし、フカミ ユウスケはこの駄文をたまたま巡り合った貴方に捧げましょう







もしも僕が、


君と同じく、

君と同じ顔で、

君と同じ性別で、

君と同じ背格好で、

君と同じ癖を持って、

君と同じ性格を持って、

君と同じ名前をもらって、

君と同じ両親から生まれて、

君と同じ暮らし方をしていて、

君と同じ位置にほくろがあった、

としたら、


僕は君になれたかな?





でも僕は、


君と違って、

君と違う顔で、

君と違う性別で、

君と違う背格好で、

君と違う癖を持って、

君と違う性格を持って、

君と違う名前をもらって、

君と違う両親から生まれて、

君と違う暮らし方をしていて、

君と違う位置にほくろがあった、

から、


僕は君にはなれないよね。

それってうれしいことなのかな?



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― 新着の感想 ―
[一言] 話の内容は兎も角、一文字ずつ増えていく文章に心奪われました。 表現で読者の感心を引き、その表現方法で読者に飽きを持たせない。 面白かったです。簡単な感想でごめんなさい。
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