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エピローグ

 その後、ルイス様と私は

『象徴としての王室』を貫く為、弱者に目を向け、寄り添うことに注力を注ぎ、それはその先、代々受け継がれることとなった。


 王室が手がけ、得た利益は災害の際に当てられ、今では趣味の範囲で書かれたルイス様と私の小説の印税もそちらに当てられている。 

 いずれ数年のうちには王領で作られたワインも国内外に出荷できるだろう。

 そして、そうして得た利益は国民の識字率向上のための王立学院の設立や、誰でも自由に読書ができるよう王立図書館の設置などに、役立てたいと、私たちの夢は尽きない。


 こうして穏やかな日々は流れ、王室は国民にとって、歴史的な遺産、文化的な役割、社会的な安定性、経済的な利益など、多くの要素が概念としてもたらされることとなった。


 そしてその後、私とルイス様は二人目の王子と一人の王女に恵まれて、二番目の王子が公爵家を継ぐことになった。

 それなのにルイス様は

「子供は何人いても賑やかでいい」

 と相変わらずお元気過ぎる。


 そしてそれから私たちの間に生まれた最初の王子とオリビア様とクリス様に生まれた王女が恋に落ち、その恋をリリアーナ様に生まれた王女が邪魔をするのはずっと先のお話です。 




              完

             


                  


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