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牛喰い

ある村に牛程でかい肉をたいらげる大きな鶏がいる話を聞きました。

豚、山羊、そして牛、村の家畜を食いつくす勢いで食べ続ける。

私はその鶏を一目見ようと片道3時間の辺境の地に向かいました。

村へ向かう3時間の間、事故を見た。

高速に入ってすぐだった。

大きなトラックが右に横転し車を一台ペシャンコと潰した事故だ。

私が見たのは事故後の鉄の塊と炎上するトラックがいる事だけだった。

その鉄の塊には黒い何かや赤い何かが見えていた。

私はその「何か」の事を考えないよう、

かなり飛ばして高速を渡りました。

そしてその村へ着いた。

村はインターネットで鶏を拡散した甲斐か裕福そうな印象を見ました。

着くや否や村の人間が私の腕を引き、鶏の所へ連れていく。

腕を引っ張る男はハゲていて、とても肥えていた。

これが、「牛食い」であります。と男は

小さな小屋を見せてきた。

小屋の大きさは通常の鶏小屋より少し大きいくらいの大きさで、

私は「牛食い」を見ようと小屋の中を覗きました。

ですが中は暗く何も見えません。

”中をもう少し見せてくれ”

私はハゲた男にねだった。

男は”いいですとも”と小屋の扉を開いて中へ入り、私を中へ手招きした。

私はなんの疑いなく小屋へ入りました。

ですが小屋の中には鶏はいませんでした。

鶏ではなく、薄汚い巨漢がいました。

ぐちゃぐちゃと赤黒い塊を

高速で見たあの塊のような「何か」を食べていました。

ハゲた男に私は問い詰めました。

これは”どうゆうことか”と

男は気が狂ったように笑い、「牛食い」を撫でまわしました。

”この子が牛食いです!!”

私は怒りを忘れ、ベソをかき、粗相をしながら小屋をでました。

小屋の中では、ハゲた男が巨漢を撫でる

異様な光景が広がっています。

私は腰を抜かし、気持ちのわるさから吐いてしまいました。

グチャッグチャッと音が激しくなります。

私は見たくないと思いながらもそれを見てしまいました。

「牛食い」がハゲた男を食べていました。

男は苦痛に顔を歪め、目の光を消しました。

私は頭の処理が追いつかなくなり

ついに気絶してしまいました。


目が覚めるとそこは知らない天井でした。

顔の横にはさっきのハゲた男がいました。

男は私が車で事故を起こし、それに気づいた

村の者が介抱してくれたとのことでした。

私は「牛食い」について聞きました。

ですが、なんだそれは、と一蹴されました。

記憶が曖昧になり頭がおかしくなりそうでした。

ふと窓を見ると鶏の小屋があり

鶏が与えられた餌や地面の虫をつつく様子が見てとれました。

『牛食い』インターネットで見つけ好奇心から探求した一つの話題です。

ですが、インターネットで探しても見つかりませんでした。

私は夢を見ていたと自分に言い聞かせ

村の人に車のありかを聞きました。

村の人は、ボコボコに凹んだ私の車へ案内してくれました。

幸い車は動き、中には財布もあったので

そのまま自分の家に帰りました。

私は考えました。

私は今日一日何をしていたのだろうか

なんの事故を起こしたのだろうか

何も分かりませんでした。

何時間か走り、腹が減った頃

いい匂いが車からしました。

車を端に止め、私は匂いの元を探しました。

後部座席の椅子の下から匂いはしました。

私はそれを手に取って、見える位置に移動させました。

それは「鉄の塊」でした。

耐えきれず私はそれを食べました。

ほろ苦い肉と血、鉄を退けてミンチを食べる美味しいわけがない

なのに手が止まらない。

気づくと血塗れになっており

「いつもと同じ」ように服を脱ぎ

そのまま寝てしまいました。

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