表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル操作で現代ダンジョンを生き抜く!  作者: ももんが


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/45

022:魔銃回収と性能確認

 いつもお読みいただきありがとうございます。

 評価・ブクマありがとうございます!

 投稿が少し遅くなりましたが、お楽しみいただければ幸いです。今後ともよろしくお願いします。

 今日は予定通り、魔銃化を狙い神条ダンジョンに残した二十式小銃とハンドガン四丁を回収するため、朝五時に起床してダンジョンへと向かう。

 二十式小銃、ストライクガン、グロック18、グロック26、USP P8を、魔銃化するために先日このダンジョンへと置いていった。五台すべてを回収するのはそれなりに大変とは思うけど、鑑定眼を使って効率よくハムハムを倒していけば今日中に何とかなるだろう。


 舐めプで神条ダンジョンに入って約十分。全然ドロップしない……。

 今日は、順調にハムハムも出現して、ここまで来る間に二十匹ほど倒したんだけど、吸収アイテムが全くドロップしない。いや、正確には魔銃化した吸収アイテムのドロップが全くないだけで、吸収アイテムと思われる【魔石+2】はここまですでに十個もドロップしているのに何でっ!

 これはあれか? 吸収アイテムドロップは、吸収された順とかなのか? だとしたら、ベアリング弾をかなりばら撒いているはずだから、かなりの数の【魔石+2】を回収した後じゃないと銃の回収は出来ないのか……。いや、M92Fを回収したときは、案外早くドロップした気がするから、吸収された順とは思えないんだけどな。


 若干絶望しながらハムハムを求めてダンジョンを進むと、遠方のハムハムをドローンがサーチしたようで、ゴーグルに三つのサークルが表示される。

 鑑定眼を使うと、ついにキターーーーー! 三匹現れたハムハムの中央に『二十式』と表示されている。

 すかさず中央のハムハムに銃口を向け、レーザーが頭部をとらえた瞬間トリガーを引けば見事にヘッドショット。ハムハムは姿を消し、魔銃化した二十式小銃がドロップする。

 最初のドロップが二十式小銃なんて、最高以外の言葉が見つからないんだが!


 両脇のハムハム二匹も素早く倒し、ドロップした二十式を回収する。


 重さはさほど変わってない。いや、M203を装着したため、フロントヘビーで若干バランスが悪かったはずだが、それが解消されて持ちやすくなっている。これなら素早く照準を付けるときも、安定して狙うことができる。

 形状はそれほど違わないように見えるけど、フロントのロケットランチャー部分にあったカートを入れる機構が全くなくなり、少しスリムになっている。しかもトリガーの位置が変わり、M203のグリップ部分に変更されている。これなら非常に安定して、ロケットランチャーを撃つことができそうだ。


 鑑定すれば、さらに詳細が分かるかと思い魔銃化された二十式小銃を確認してみる。


----------------------------------------

名 称  :二十式小銃(魔銃化)

攻撃力  :5

弾消費  :2/30MP

装弾数  :30

スロット1:攻撃+2

スロット2:知力+2

----------------------------------------

名 称  :M203グレネード(魔銃化)

攻撃力  :1

弾消費  :1/18MP

装弾数  :18

スロット1:空

----------------------------------------


二十式小銃の弾消費『2/30MP』ってのは、2MPで装弾数の30発が撃てるということか。今のオレはMP20あるから、300発撃てるということか。いや、それよりも『スロット1:攻撃+2』『スロット2:知力+2』ってなんだ? 装備したら、その分スキルやステータスが上がるのか?

 すかさず二十式小銃を手にしたまま自身を鑑定すると、予想通り攻撃スキルの数値は+4、知力は22に上がっていた。この魔改造っぷりはハンパないな。


 ステータスの数値にうち震えているのもつかの間、ゴーグルに魔物を知らせるサークルが表示された。ドローンがキャッチした情報が送られてきたようだ。

 すかさずサーチしたハムハムに、レーザーサイトを使用して狙いを付けトリガーを絞ると、魔力弾が驚くほどの速度で射出され、撃ちぬかれたハムハムは木っ端微塵に弾け飛んだ。

 うわっエグッ!! 攻撃スキルが上がった効果もあるんだろうけど、なんだこの威力は! しかも射速も想像以上だ。実銃程度の速度が出てるんじゃないだろうか。


 しかも、今のハムハムからドロップしたのは魔銃だ。突然の出現だったので、撃つ前に鑑定し忘れてたけど、連続ドロップでラッキー!


 魔獣を拾うと魔銃化したストライクガンだった。

 スパイク状のフロントを試してみたいところだけど、ハムハム相手に打撃を与えるのは苦労しそうなので、それはまたの機会にしようか。


 性能を確認するため鑑定をする。

----------------------------------------

名 称  :ストライクガン(魔銃化)

攻撃力  :5

弾消費  :1/15MP

装弾数  :12

スロット1:レーザーサイト+1

スロット2:フラッシュライト+1

スロット3:スパイク+2

----------------------------------------

 ん? 【スパイク+2】ってなんだろうか……。もしかしたら、フロントで攻撃したときに追加ダメージを与えられるとか? これは、後日に検討必至だな。


 回収したストライクガンは異空間にしまい、次はM203の試し撃ちをするためハムハムを求めてダンジョンを進んで行くと、ほんの数分でゴーグルにサークルが表示される。

 サークル横に敵までの距離が表示されると、個人的には撃つかどうかの目安になるな。後でアイさんに思いつきを共有しよう……なんてことを考えながら目測で距離を計る。

 目見当だけど、おおよそ15メートル程度の距離かな。その距離ならM203の射程内なはず。まあ、届かなければもう一度試せばいいか。弾を撃つ為のトリガーはなくなり、グリップ横のボタンで発射するようだ。この仕様変更はすばらしいな。


 おおよその狙いをつけてボタンを押すと、2メートル位の範囲に18発の魔力弾が広がり、15メートル先のハムハムに襲い掛かる。絶句だよ! 完全なオーバーキルだ。

 だけど、これなら川越ダンジョンまつりで十分すぎる相棒になりそうだ。


 残念ながら魔銃三連チャンは無かったけど【魔石+2】がドロップした。ドロップしたというよりは、ハムハムが一瞬で消滅して魔石が残ったって感じだったけどね。


 その後、約三十分かけてダンジョンを回り、残りの魔銃を三丁とも回収することができた。


 魔銃化した他の銃のステータスはこんな感じだ。

----------------------------------------

名 称  :グロック18C(魔銃化)

攻撃力  :5

弾消費  :2/30MP

装弾数  :30

スロット1:レーザーサイト+1

スロット2:フラッシュライト+1

----------------------------------------


----------------------------------------

名 称  :グロック26(魔銃化)

攻撃力  :5

弾消費  :1/15MP

装弾数  :12

スロット1:レーザーサイト+1

スロット2:フラッシュライト+1

----------------------------------------


----------------------------------------

名 称  :P08(魔銃化)

攻撃力  :5

弾消費  :1/15MP

装弾数  :12

スロット1:レーザーサイト+1

スロット2:フラッシュライト+1

----------------------------------------


 グロック18C(魔銃化)だけは、装弾数と消費MPが倍あるけど、それ以外の性能は全て横ばい。使用感的にはM92Fと変わらないと思われるので、今日のところはここまでで引き上げよう。


 かなりの時間の間ハムハムを討伐したので、今日の稼ぎも中々なものになっている。全てを換金して帰路についた。


 今日のドロップ品

 魔石+1(500円)×35=17,500円

 魔石+2(5,000円)×20=100,000円



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お読みいただきありがとうございました。 初投稿作品です。お手柔らかにお願いします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ