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東方好きの幻想入り  作者: あおぴく
第一章 平和な毎日
2/36

#1幻想入り

この小説は、東方Projectの二次創作でございます。

こちらの作品は文字サイズ100%で読むことを想定して改行等をしています。

(右上の表示調整から文字サイズの欄が100%か - になっていたらサイズ100%です。)

自分勝手ですが100%でお読み下さるようお願いします!

人物が発するセリフ等が原作のイメージと大きく異なる場合がありますがそこら辺はご注意を。

そしてたまに他作品のパロディがありますのでそこもご注意を。

この小説はハーメルンでも連載しています。

これらを踏まえたうえでお楽しみ下さい!

僕は東方好きのただの男子高校生、羽矢通はねやとおる

羽矢「そよ風が涼しい……って、なんで自己紹介してるんだ?」

そうぼやきながら、夕日が差し掛かる帰り道を歩く。

羽矢「ただいま……まあ、誰もいないけど」

一人暮らしだと、こんな独り言も増えるものだ。

そう思いつつ、椅子に座ってパソコンを立ち上げる。

至福のひととき、東方紅魔郷のプレイ開始だ。

やっぱり紅魔郷は神作。音楽がまず素晴らしいし、張り巡らされる段幕にも心引かれる。それに加えて登場キャラだとか───(省略)

羽矢「うわああああああああああ!!! またピチュったぁぁぁぁぁぁぁ!!! もう一回!!」

そんなこんなでゲームに没頭し、気づけば夜。

ベッドに倒れ込むようにして眠りについた。


紫「なんか最近、ちょっと暇ね……。

そうだ、誰かを幻想入りさせてみましょう。

まあ、これで少しは楽しめるかしら。」


翌朝──


羽矢「はぁ……よく寝た。って、え?」

目を開けると、そこには見慣れた自室ではなく、

一面の草原が広がっていた。

(いや、これは夢だ。夢に違いない。でも、

ちょっと空気が違うし、これは夢じゃない?

とりあえず周りを探索しないと……)

そう思いながら歩いていると、少し離れたところに人影が見えた。

(あ、人だ! ってことは、町とまではいかなくても、

村くらいは近くにあるはず!)

とりあえず、その人に声をかけてみることにする。

羽矢「すみません、ちょっといいですか?

道に迷ってしまったのですが……」

そう言って、その人が振り返った瞬間──僕は目を疑った。

(えっ、待って!? 赤いリボンに金髪、

黒いスカート……これって……ルーミアじゃないか!?

つまり、ここは……幻想郷!?まずい、

なんとかごまかして食べられないようにしないと!)

羽矢「この森から出たいんですが、道に迷ってしまって……。

よかったら、近くの村まで案内してもらえませんか?」

ルーミア「そーなのかー。でも、あなたは……外から来た人間?」

羽矢「え、外からって……??正真正銘の固有種ですが?」

ルーミア「じゃあ、弾幕は出せるのかー?」

羽矢「え?」

ルーミア「もしかして、弾幕出せないのかー?」

羽矢「いや、出せないけど……」

ルーミア「じゃあ、食べられる人間なのだー♪」

羽矢「は!?」

次の瞬間、ルーミアが弾幕を用意し、僕に向けて発射してきた。

(ちょっ!? いやいや、ゲームじゃないんだし!

そもそも当たり判定がデカいし、

機動力もないのに、避けられるわけ──)

羽矢「って、あれ?避けられてる!?」

ルーミア「なんで外の人間が弾幕を避けられてるの!?

あっ、避けられるのかー!?」

羽矢「いや、なんか素が出てない!?」

そうツッコミを入れた瞬間──

油断したせいか、弾幕が直撃した。

羽矢「痛っ!!!」

ルーミア「やっと当たった……じゃあ、いただきまーす♪」

(あ、これ……食べられるやつだ。

幻想郷に来て、早々にお別れ。もっと満喫したかったな……。

ああ、これが走馬灯か……

今まで時間は少ないけどいろいろあったな。

でも、これで終わりか。ありがとう………

……いや、待て。ルーミアに食べられることって、

むしろご褒美なんじゃないか!?)

そう思いながら、僕は目を閉じた。


が、


「待ちなさい!!」

突然、鋭い声が響いた。

ルーミア「わかった! この人間は見逃すから許して!」

そう言うと、ルーミアは脱兎のごとく逃げていった。

(え、助かった……?)

「大丈夫?怪我はしてない?」

安心感のある声に目を開けると──

そこには博麗霊夢が立っていた。

羽矢「あ、はい。なんとか……」

霊夢「それなら良かった。ここは危ないから、私の家に来なさい」

羽矢「えっ、本当に?」

霊夢「いいから、行くわよ!」

抵抗する間もなく、霊夢は僕を軽々と持ち上げ、ふわりと宙に浮いた。

(え、待って、霊夢ってこんなに強引なの!?)

そんなことを考えている間に、あっという間に博麗神社へと到着した。

今回はこれでおしまいです。楽しんでいただけたでしょうか。

投稿は不定期となっておりますので気長にお待ち下さい。

それでは、ありがとうございました!

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