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あちーぶ!  作者: キル
3/217

『エターナルメジャーリーグ95』02

 1番・ファースト、シホ(紫帆)

 2番・ライト、アカネ(茜)

 3番・サード、キリ(黄里)

 4番・セカンド、モエギ(萌黄)

 5番・ショート、アオナ(蒼奈)

 6番・センター、ギンカ(銀華)

 7番・レフト、チャコ(茶子)

 8番・キャッチャー、ミク(未黒)

 9番・ピッチャー、コガネ(黄金音)

 2回裏の攻撃側で1アウト。次に打つ人は、未黒先輩。


「ミク先輩は野球よくやるのかな?」


「特にやりこんでいるわけじゃないみたい。それでキャッチャーが出来るんだからすごい」


 蒼奈が言うには、キャッチャーってすごく難しいらしい。野球について色々詳しくないと出来ない守備位置で、試合中色々考えなければいけないとか。


 未黒先輩は何度か打ってるけど、線の中に入ってないからファールっていう打ち方のようだ。ストライク扱いでも、正しいストライクじゃないから何回ファールしてもアウトにはならないそうだ。


「前に飛ばなかったよ~」


 しばらくファールしていたけど、最終的には空振りして戻ってきた。あの速い球を当てるだけでもすごいのに、何回も当ててるのはすごい。

 次に打つのは、黄金音先輩。お兄さんの影響で、子どものころから野球ゲームをやっているそうだ。


 キィン!


「「「きゃあああぁぁあ!」」」


 ボールが遠くに飛んで……惜しい、ホームランじゃないけど、猫の人形がある方向の奥側に飛んで行った。そのまま先輩は走って……3塁、いや、途中で戻って2塁に! すごい!


「シホ続けー!!」


 バッターボックスに向かった紫帆先輩に黄里先輩が声をかける。2年の先輩達、仲いいなぁってほっこりする。あ、そういえば待機場所に行かなきゃ。

 丸い待機場所に移動して、さっき蒼奈に言われた持ち方を試して振ってみる。うん。振りにくい。試しに右の打席に立ったつもりで、右側用の持ち方で振ってみるけれど……少しだけこっちのが打ちやすいかな? とりあえず、今度はこっちで振ってみよう。


 試合は……紫帆先輩が思い切り振って当たったが、真っすぐとんだボールはピッチャーがジャンプして捕ってしまった。

 アウト3つ、交代だ。次は最初から打席に立つのか、緊張するなぁ。


3回の守備。

 1人目は、茶子の方に飛んで行った。茶子が上手に捕ってアウト。すごい、私も今度こそ捕るぞ!

 2人目で、打つ順番が最初に戻った。この人は、打ち上げて未黒先輩が捕って終わり。

 野球は高く打ち上げたらアウトになっちゃうんだね。高く飛べば飛ぶほどいいと思ってたけど、そうでもないみたい。特に真上に上がるのは良くない。

 3人目は、銀華と私の間に飛んできた!


 高さが低いボールだから、地面に落ちる前にとるのは難しそう。飛んだボールを直接取ったらアウトだけど、地面に落ちた場合はボールを急いで戻さないとだめって聞いた。


 地面を転がるボールの場合、移動方向を示す矢印と、ボールを捕る場所の黄色い丸い円は、私の走力に合わせて最短ルートを表示してくれる。

 とにかくの表示に合わせて全力で駆け付けると、銀華より先にボールに追いついた!

 半透明のグローブマークがあるので、そこへグローブを重ねて……捕れた!


 顔を上げると、2塁の方向に向かって的当てみたいな丸い表示がアシストとして浮かび上がった。これに向けて、真ん中を通るように思い切り投げれば良いので、全力で投げてみた。

 普段の私では、こんなに勢いよく飛ばないけれど、投げたボールがぐんぐん進んで、2塁にいる蒼奈にボールが渡った。無事間に合ったようで、相手の打者は1塁でとまった。


 4人目が打つ最中に、3人目が盗塁をして2塁へ。でも、その後に4人目の打ったボールが1塁側に転がっていっただけなので、そのままアウトになって攻守交替になった。


 ベンチに戻る途中、銀華とハイタッチ。ベンチに戻ってからも、蒼奈と茶子とハイタッチをして、すぐさま打つ準備を整えた。


 次は打つ方も頑張ろう! 心の中で気合いれて、打席に立つ。さっきの順番待ちのときに決めたように、今度は右打席だ。打席の位置も、バットの持ち方も正しい状態なので、アシストもしっかりと機能するはずだから、しっかり確認しよう。ベンチの指示は……なし! 自由に頑張ろう!


 最初の1球で確認したところ、ピッチャーが投げた瞬間に、目の前に半透明の青いボールが現れた。これが消える前に狙って打てばいいのか。

 2球目、ピッチャーが投げて、青いボールが現れた。それをめがけてバットを振る! えええ! ボールが外に移動していく! そして、青いボールが赤に変わるけれど、それとは関係なく勢いがついたままバットを振ってしまって空振りになる。

 えっと、確か赤いボールはストライクの枠から外れたときの色だったはず。振らずに見送れば良かったのか~。それにしても、ボールの位置が変わると、打つのも難しいね。

 3球目、青い! 振る! って、赤になった! とまれぇぇぇ!! ふー、何とか止まった、よしよし。

 4球目、青い! 振る! 青い! 振りぬけ!! そのまま、ブンって音が鳴ったような感じがした。空振り三振だ~。


 がっくりしてベンチに戻るけれど、「ドンマイ」って言ってくれてちょっと気が楽になった。


「キリ先輩ファイトー!!」


 気持ちを切り替えて応援だ! 黄里先輩がボールを見逃したり、打ったり何度かしている。


「「「ワァァアァァァッ!!!」」」


 3塁側にヒット! 黄里先輩が1塁に出た!

 次は萌黄先輩だ!


「モエギ先輩!!! ファイトー!!」


 萌黄先輩は最初のボールをいきなり振って打った!

 ……あれ? なんか色々あって攻撃終わっちゃったけど、なんでだろ?


「あー、綺麗に4-6-3って決まっちゃったよ」


 未黒先輩が、ダブルプレイって教えてくれた。タイミングよくアウトを二つ取られたみたい。なるほど。やっぱりボールは外側まで飛ばさないと危ないのか。


「ごめんね~、次あったら頑張るよ」


「ドンマイドンマイ!」


 戻ってきた萌黄先輩の言葉に、みんなが笑顔で励ますのは何か楽しい。さーて、守備頑張ろう。


 今回も銀華と一緒に話しながら移動する。銀華がグローブを帽子のように被ってバランス取りながら走ってたので、私はグローブを左右で持って、マスクのように覆って走った。グローブってちょっと臭いけど、お互い笑いながら移動できた。


 4回の守備。

 1人目は、3球目でボールを打った。3塁側の線ギリギリをボールが走るように移動したけれど、黄里先輩が飛び込んでボールを捕った! かっこいい! ヒットを打たれたけど、あのボールがもっと遠くに行ったら危なかったので黄里先輩ナイスプレイ!

 2人目の最初にボールを投げたとき、1塁の選手が2塁へ盗塁。ただのヒットでも、盗塁って2塁に進めるんだからずるいし、お得だ。

 あ! 飛んできた! 矢印はどこ……後ろか!

 後ろに頑張って走る。落下地点が地面だけど、ほとんど壁際じゃん!、ホームランでは無さそうだけど、捕れないと困る!

 必死に走ったかいがあって、もうすぐ到着! 上を見ると――すぐ落ちそう!

 走りながら慌ててグローブを掲げて、狙いをつける。絶対捕る!


 バシィ!


 捕れた! 落下地点に入るとほぼ同時にボールを捕ったから、勢いがついてふらつた。警告音がするから前を見ると、丸い的のアシストが! ベースがあるところじゃなくて萌黄先輩に渡すみたい、とにかく全力で投げる!

 真っすぐ飛んだボールは、萌黄先輩が捕って、すぐさま打席の方に投げた。


 判定は……アウト! 良かった~、点取られるところだったみたい。これで1アウト。あれ? 赤い丸が二つ付いてる……あ、さっき直接ボールを取ったからアウトになったんだ! やった、私もアウト取れた!


 3人目は、真っすぐ飛んだけど、このままだと銀華の前に落ちそう! 銀華が前にダッシュしたのが追いついて、何とかキャッチ! 見事アウトを取れた!


 ベンチに戻る途中、銀華とハイタッチ。戻る途中で待ってた茶子とハイタッチ。ベンチ手前で、打つ準備を終えて外に出ていた蒼奈ともハイタッチ。先輩にも守備良かったって褒められた。前回が私のミスで点を取られたから、今回守れたのはうれしい。


 ここから1年生の打席が3人続く。


「「アオナー! 打てー!!」」


 茶子とせーので、一緒に応援をする。

 蒼奈は、何度もボールを見逃したり、ファールしたけれど、6球目で空振って終わっちゃった。


 戻ってきた蒼奈は、未黒先輩に話しかけていた。


「未黒先輩、フォークすごく落ちるようになってませんか?」


「あ~、終盤だから難易度あがったかもしれないよ?」


 そういえば、最初に難易度がどうとか言ってたかも。多分、私が見ても区別なんてつかないけれど、見る人が見たら難易度は上がってるらしい。


「蒼奈おつかれ!」


「ただいま、打てなくて残念だった」


 蒼奈と軽く話をして、応援に戻った。次は銀華だ!


「「ギンガー!!!」」


 最初から、こっちにも音が聞こえるんじゃないかって程の勢いでバットを振った。空振ったけれど、気合は十分。


 キィン!


 3球目でいい音がした! ボールは正面に飛んで、銀華の守備位置より前の所に落ちた。……セーフ! 大喜びで手を振る銀華に、こっちも手を振ってこたえた。

 次は茶子!


「「チャコー!! ファイトー!!」」


 1球目はじっとボールを見てた。


「さすがチャコ。立ち位置に気が付いて下がった」


 蒼奈に言われて見ると、茶子は立っているバッターボックスの位置を、後ろギリギリに移動していた。少しでも距離を取ることで、じっくりボールを見ることができるらしい。今日が初めての野球でそれに気が付くのは普通出来ないそうだ。さっすが茶子だね!

 2球目、3球目と見送って、4球目で打った! ボールは3塁側に飛んだけど、2塁に投げて……アウトだ~。茶子は1塁セーフ。


 2アウトで、未黒先輩!


 1球目……打った!! 私の守備位置から、外側の線付近に飛んで行った! 


「チャコ走れーーーー!!!」


 ボールを目で追って、走るのに一瞬遅れた茶子だったけど、それから一気に走り出した!

 ボールは、地面に落ちたからヒット! でも、ボールをすぐ捕って返してきた。3塁に向けて走ってる茶子、間に合うかな……ああ~、アウトになっちゃった~。


「ランコー入っておけばよかったか」


 黄里先輩が言うには、走る人の指示役として、1塁と3塁の近くに行けるらしい。その人をランナーコーチャーと言い、略してランコー。今の設定だとベンチ内の空いてる人が交代で入ってもいいとか。

 それで、今の場面だと、走り出す瞬間にすぐ指示しておけば間に合っただろうとのこと。確かに、茶子もだけど、私も初心者だし、そんな人がいれば助かるよね。


「うあー、2アウトは走るってこと忘れてたー!」


「野球はルール難しいからね、ドンマイだよ?」


 戻ってきた茶子が萌黄先輩に頭撫でられてる。うん。萌黄先輩に慰められると落ち着くんだよね。


「チャコ、最後の守備頑張ろう!」


 茶子に一言声をかける。蒼奈や銀華も、声をかけてた。グローブをもって、揃ってベンチを出る。最後の守備頑張るぞ!


 5回の守備。

 1人目は、ボールを打ったけど紫帆先輩が捕り、1塁に入った黄金音先輩にパスしてアウト。私も、矢印が出たから移動したけれど、ボールは来なかった。

 2人目は、蒼奈がボールを捕って、1塁に投げてアウト。

 3人目も、高く上がったボールを茶子が後ろに走って、見事捕ってアウト。


 気合入れて守備に入ったけど、すぐ終わっちゃった。でも、延長は無いから、これで負けはなくなった! 次で点を取れば勝ちだ!


「チャコ、今日アウト2つじゃん!」


「さっきのはギリギリ間に合ってよかった~」


 銀華の言葉に、茶子が嬉しそうに応えた。やっぱりアウト捕れるのは楽しいよね!


 ベンチに戻って、最後の攻撃。

 蒼奈が先輩と話をして、1塁のランナーコーチャーになった。3塁は萌黄先輩が向かった。


「さて、点をいれてきますか」


 そういって打席に向かった黄金音先輩は、何度かのボールを見逃した後、1塁に歩いていった。


「さすがに、相手のNPCも誰が一番怖いのかがわかってるみたいだよ」


 未黒先輩は、今の打席は歩かされたと言っていた。打たれて2塁や3塁に行かれるより、1塁に進ませる方がいいこともあるみたい。


「ですね。今日の投球は器用すぎます。普通出来ませんよ、あれ」


 黄里先輩も同意してるけれど、多分何かすごいことをしているんだろう。私にはさっぱりわからないけれど。


「アカネ、はい。最後の打席頑張って」


 蒼奈がヘルメットとバットを持ってきた。ヘルメットをかぶって、バットを受け取る。


「ありがと! 頑張ってくる!」


 待機場所で見てると、相手のピッチャーが何度か1塁にボールを投げている。黄金音先輩、盗塁しそうなくらい1塁から離れてるもんなぁ。

 しばらくしてから、ピッチャーが普通に投げると、黄金音先輩が盗塁した! 速い! 相手のキャッチャーが投げ返す頃には、もう2塁にいる!

 紫帆先輩がベンチを見たから、私も見たけど特に指示はなさそう。

 バットを構えて、ボールが飛んでくるのを待つ紫帆先輩は、ピッチャーが投げられると同時にバントの構えに!


 コンッ! と音がして、ボールが3塁の方へと転がった! 相手の3塁の人がボールを捕りに行く。その間に黄金音先輩は3塁へ。紫帆先輩は……アウトかぁ。足早くて間に合いそうだと思ったんだけどなぁ。

 紫帆先輩、戻ってきてから3塁のランナーコーチャーの萌黄先輩と変わった。萌黄先輩の出番近いからね。


 それより……私の番だ! ベンチを見る。指示はない。まだ1アウト。私が最後じゃないから、気は楽だけど……気合入れていかないと!


「アカネきめろーーー!!!」


 銀華の全力の応援に手を振って応えた。頑張ろう!


 打席に入って、茶子みたいに後ろに立つ。今回も右打ち。こっちのが振り回せそうな気がする。ピッチャーを見ておけば、青い表示が出てくるタイミングもわかるし、バットをふる心構えも出来る。とにかく、色々見て頑張ろう!


 1球目、青い! 振る! ……当たらない。

 2球目、青い! でも外側っぽい! 待てばいいのか――赤い! よかった~。

 3球目、青い! これも外側! どうするか……ああ、入ってた! ストライク2つ目だ……


 一度深呼吸をする。うん。しっかりとボールは見えてる。打てると信じて頑張ろう。ベンチを見る。やっぱり指示はない。ピッチャーを見る。集中!


 4球目、青い! 振る! 急にボールが下がった! やばい、バット止められない! 軌道を下にできるか!? バットさがれええぇぇぇ!


 ガキンッ!


 ああ! 1塁側に転がっちゃった! でも走る!! 今日はまだ1塁に走ってないから走りたいんだ!


 1塁のベースを踏む! 踏み心地がちょっといい。結果は……あれ?


「「「わぁぁぁあぁぁ!!!」」」



 なんか盛り上がってる? 不思議に思って、ランナーコーチャーに居る蒼奈を見る。


「コガネ先輩のホームスチール! 相手1塁も慌ててエラーになった!」


 言われてホームを見る。黄金音先輩が、ホームでこっちに向かって手を振ってる!


「勝ったの!?」


 頷く蒼奈。おおおおお!


「やったー!!!」


 テンションが一気に上がった! 思わず両手を上にあげた! もちろん黄金音先輩にもブンブン手を振って応えた。


「――ゲーム(セット)!」


 蒼奈と思い切りハイタッチして、一緒にホームへ向かう。ベンチの皆も外に出てる! 全力ダッシュで到着したら、黄金音先輩にふたりまとめて抱き着かれた。ベンチから来た皆も一緒になって騒いで、勝ちを喜んだ。めちゃくちゃうれしい!


「さすがコガネ!」


「アカネも頑張った!」


「まさかの『サヨナラエラー』!」


「勝ったから校歌を歌うよ!」


 ワイワイ騒ぎながら、1年はうろ覚えの校歌を全力で歌った。すっごく楽しい!


「それじゃ~、アカネ以外は解散!」


 ……ん?


「ミク先輩、私以外って?」


 未黒先輩は、銀華、茶子、蒼奈を順番に指さしていく。


「ヒット、ヒット、ヒット」


 私を指さして。


「エラー」


「……あぁっっっ!!! 」


 アチーブ! 私だけ一個取ってない!!!!


「さー、みんな帰るよー。あ、あかちゃんはNPC17人と試合するんだよ!」


 ぞろぞろと先輩がベンチに向かっていった。


「アカネ、僕も手伝――」


「さー、あおりん達も帰るよ~」


 未黒先輩が蒼奈や他の1年生をひっぱっていってしまった。そのままベンチの奥に全員消えていく。


 ――まだ残っている相手チームを見ると、筋肉ムキムキな男性の集団……。あの集団17名と野球…………。


「ぃやにゃぁぁぁぁあああ!!! 手伝ってーーー!!!」

 手伝ってもらえたようです。

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