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女神様が借金まみれの俺のお手伝いになるまで。  作者: 伯豆
女神様(?)降臨
3/11

マイホームSSR確定

2週間ぶりかな?久しぶりに書いちゃいました。きょうから長めだぞお(これが普通)

よみやすいように努力するから、なにかおかしいところあれば感想で。

NEW キャラクターも出てくるよ!!

それからというものの、特に学校生活ではなんの代わりもなく、白雪さんもいつものメンバーで

固まって談笑している。しかし、前住んでいた家は取り壊し、その土地を白雪グループで管理してくれるのだそうだ。白雪さんとの同棲での生活費は土地収入から一部出るのだそう。


「この家とも今日でお別れか...」

「今日から私と一緒に高級マンションだ」

そう鼻高々に言い張っているこちらのお嬢様は、なんとあのよそよそしかった白雪のどかなのである!!

「お前、昨日の雰囲気はどうした、口調がぜんぜん違うぞ」

あまりの雰囲気の違いに最初は驚かされたが、こいつは俺に関しては本当に可哀想だと思っているし、自分から望んで同棲することだという

「学校ではみんなの女神様を演じてるんだよ。そのほうが女子からキャーキャーされるしな。女子には興味はないが、黄色い悲鳴を聞くのは案外気持ちいいものだぞ?んん?」

ああ台無しだ。だれだこいつにこんな美貌を与えたやつは。そんなことするより俺をイケメンにしてくれぇ

ハァァ。小さめのため息を吐くと、のどかはムスッとして

「そんなに私とは嫌か?一応見た目には自信あるぞ?何が不満なんだ。私には性格以外欠点はないって思ってたのに...」

「いやソレな!性格で、す!自覚あるんだったら直せよ」

「お前に強制される覚えはないんだがな」

俺とのどかが睨み合っているところに

「あら。もう仲良しね、不安はもうないかしら〜」

のどかの姉、白雪麗奈が話しかけてきた。新しい住居俺たちのマンションに迎えに来たのだ。

麗奈はのどかと違って、破天荒ではなく、おっとりしたようなお姉さん的存在だ。とっくに成人している為、当然学校には行かないので昨日おれも存在を認識したところだった。

「仲良しじゃねえし。お姉ちゃんは黙ってて」

「伊織く〜ん。のどかちゃんが厳しいよ〜」

そう言って抱きついてこようと両腕を広げ、こちらへ走ってくる。もちろん一男子としては、飛びつきたい気持ちもあるが、それ以前に問題があったので、ゆさぶられる理性を武器にすらりと躱すのであった

「手厳しいなー。まっふたりとも乗りなさ〜い」

執事?の人が真っ黒なセンチュリーのドアを開け、手招きしてきた。乗って10分ほどで見えてきたのは、最近都市開発が進められている真っ最中の進行高級住宅街であった。住宅街といっても家が並んでいるわけではなく、生活そのものがその地区だけで収まってしまうような施設の揃い具合であり、俺が勝手にそう言ってるだけである。ともかく、いままで平凡な一軒家に住んでいた俺としては異世界とも言えるこの空間に呆気をとられていた。

「でかすぎんだろ...」

つい1週間前に建設完了したという50階建ての高級マンションが俺たちのあたらしい居住地という。

「ここの4、5階ぐらいに住むのか...」

そうつぶやくとん?といった様子でのどかが覗き込んできた

「いや最上階だぞ?当たり前じゃん」

??となった俺を見て気分が上がったのかのどかは饒舌になってきた

「いいか?お前はともかく私は上級国民だ。わかるな?わかるよな??」

「コラ。そんな事言わないの」

麗奈の静止もさぞ聞かず

「まず、部屋は10階より上しかない。上級国民のワタシたちにとってそこから選ぶなら当然最上階に決まっている。一度内見したが、夜景も一級品だ。私は興味ないが。1階から9階はジムやプール、バーとかの施設はあるが、そこはどうでもいいだろ」

とサラッと流すのどかにもう俺は何もいう気がなくなっていた。

マンションのエントランスにつくと、高級ホテルかよってな感じで飾られたシャンデリアにホテルマンのようなスタッフが十名ほど、そしてなんといってもエレベーターの数、見えた限り7個位ありそうだったが、ここ以外にもあるらしいのでぞっとする。

どっかのタワーのエレベーター並の速さで駆け上がるエレベーターは久しぶりなのでワクワクはしたが、のどかの一言でそれは無に帰した。

「大したことないな。ドバイと比べりゃこんなもんか」

なんだこいつは。お嬢様?いや違うこいつは、LV1の勇者にドラゴンの爪をねだるような強欲で無遠慮でお子様なお姫様そのものだったのだ

「俺には規模がわからんが、ここで住むのは間違いないな?」

「ああ。私と一緒にな」

不安だ...不安でしかない。こんな女と何日も何ヶ月も一緒に住み続けられるのだろうか。まず一日持つだろうか。

エレベーターの表示が50階になると、エレベーター行き先ボタンの下部にあった液晶が光出し、

「おい伊織、指当ててみ?」

言われたままにそうするとエレベーターの重厚そうな扉が開きそこには白均一であるが、生活感は捨てきれず、派手派手な内装ではない、、が。50m走ができそうな広さの我らがハウスが目の前に広がり思わず絶句した。マイハウスは世にも珍しいエレベーター玄関というものであった。もちろん最上階行きの専用エレベーターにはさっきと同じ指紋認証がいるのだろうが、いつ指紋を採取したのか、白雪家には怖気が止まらない

「ハハ。ここの生活費は借金に加えてくれるなよ...?」

震えた声でおれがそうねだると

「さあ?どうしよっかなぁ」

うざったらしい笑顔を浮かべておれの脇腹をうりうりと肘で小突いてきた。すると執事さんと麗奈は


「では、ここまでです。伊織様」

え!?

「じゃあね伊織くん♪」

え、え!?

さっきとは気持ち早めにエレベーターのドアが閉まり、我らが玄関の表示回数は1階また1階とさがっていくのであった。


「ふたりきりだね」

!?

そう言われたのは麗奈と執事さんが帰っていった直後だった

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