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女神様が借金まみれの俺のお手伝いになるまで。  作者: 伯豆
女神様(?)降臨
1/11

独り立ち

最初で最後のラブコメを書きます。よろしくおねがいします

俺、松阪伊織が通うこの清栄高校には、ある女子生徒がいた。

容姿端麗、成績優秀おまけに運動もできるときた。これほどまでに完璧超人であるのは、

うちのクラスのマドンナ、女神様こと、白雪のどかである。

「女神様〜放課後に遊びに行きませんか?」

「ごめんなさい。予定があるので」

また、馬鹿な男子がバッサリ切られた。少々憐れにも感じるが、自分は女神様とか割とどうでもいい。

「伊織〜女神様のことそんなに見つめちゃって、そんなに気になるのか^^?」

またうざいのがきやがった。こいつは俺の数少ない友人の一人、クラスの人気者成瀬隼人だ。

「好きでもないし、興味ない。まあ玉砕していく男子を見るのは気分がいいものだがな」

「性格悪っ。まあ伊織らしいな、お前ほんとに女神様に興味ないんだから」

「そういうお前も彼女いないだろ。その顔なら一人や二人いるだろうに」

「おれは顔で選んでくるようなやつとは付き合わない。付き合うとしたら、やんちゃだけど優しい

 二葉みたいなやつだ」

二宮二葉、おれの幼稚園からの幼馴染でおなじくおれの数少ない友人の一人だ。

「いおりん、何話してんの?」

「あぁ、隼人が付き合うならおまe..」

隼人が俺の口をふさぐ

「いやあ、なんでもない。女神様はきれいだなーなんて話をしてただけだ」

「おい伊織余計なこと言うな。告白すんなら男から行くからな」

隼人が小声で囁いた

「な〜に二人だけではなしとんじゃい!私も混ぜろ〜」

はあ,,,両思いのくせにふたりとも見た目に反して奥手なんだよな

まあこいつらは俺にはもったいないぐらいのいい奴らだ

しっかし、平和な日だ。こんないい日が続くといいが



学校が終わると、おれは帰宅部ACEとして速攻家に帰った。

「....!」

俺は久しくうろたえた。いつもいるはずの母さんはおらず、かわりに急いで書いたと見られる

手紙があった。

自宅の家の机においてあった手紙には

借金の事、父さんと母さんは海外に逃げることが書かれていた。

俺は夢かと思った。だって、あんなに優しかった母さんと父さんが俺に借金を残して海外に飛ぶなんてありえない。おれが現実逃避をしていたその時、

ピンポーン。。

静寂に包まれた俺の部屋にマンションのベルの音がする。

ドアを開けるとそこには、顔なじみのおっちゃんがいた。

「よお伊織。おまえさんの父親の借金をとりにきたぞー」

...っ。なにもこんな時間にこないでいいじゃないか。そう言おうとしたが口に出ない。

そのかわり、おれは悲しみと混乱に頭を支配され、やっとのことでこう言った

「父さんと母さんはもういない。俺を残してどっかいっちまった...」

「は?」

おっちゃんとその部下とおもわれるおっさんたちが口を合わせて驚いた。

おれは手紙のことをおっちゃんに話して、とりあえず家に入れた。


「あのクソが!こんな良い奴に借金残して自分たちだけ海外に飛ぼうってか?クズにもすぎんだろ!」

「のこりは知り合いの弁護士に任すだってよ。おやっさん舐めてますね」

ここで確信した。おれは実の親に捨てられたんだ。そう思ったら無意識に泣いていた。

「お前が気に病むことはないが、今回ばかりはお前を連れていかなければならないかもしれん」

おれを働かして、借金を回収しようとしているのだろう。まあまず真当ではない。

人生詰、そんな事を考えていると

「ちょっと失礼します。松阪伊織くんのおたくはこちらでしょうか?」

おっちゃんたちとはまた違うスーツをきた女性が立っていた。

「おい、お前は誰だ?なんで入ってきてやがる」

おっちゃんが一喝いれた。が、この人はとんでもないことを言い出した。

「鍵が空いてたので、勝手に入らせてもらいました。ですが、親の借金を子供に支払わせるような義務はないでしょう。親のものは親のもの。この子の身柄は私が保護するかわりに、私が借金を肩代わりしましょう」

なにいってんだ...。この人、俺の借金を肩代わりするだと?

「こいつの借金はざっと5000万。ぱっと払えるほどの金額じゃねえぞ」

おっちゃんがそう言うと、その人は一枚の封筒を取り出した。

「小切手利子付きで5042万3089円分入っています。疑うのでしたら、私の名刺でもみせましょうか?」

おれは名刺を受け取った。

ー白雪恵理ー

 弁護士、白雪財閥12代当主


「白雪財閥だと...」

「うちは警察の上の方の人と仲がいいんですよ。おたくのやり方、すこしばかり法外なのでは?」

「....っ!」

「あなたには娘さんと奥さんがいるそうじゃないですか。その方にも職業はサラリーマンだと偽って。

 奥さんにしらされたくなければこの提案をのんだほうが気が楽ですよ」

おっちゃんは少し考え込み、

「わかりました。その提案のみこみましょう。おい、伊織。これでお別れだ。二度と会うことはないだろう」

そう言って、俺の家をあとにした

おっちゃんはそう言ってるが、じつは近所に住んでるからいつでも会いに行けるんだよな

そんなことより、この人が俺の借金を肩代わりする?そんなの条件がないとおかしいだろ。

恵理さんはニコリと笑って

「フフっ。もちろん条件はあります。それはそれは大きなものを背負ってもらいますよ」

何をされるんだ?結局こっちも扱いはおなじか....

「私の娘と同棲してもらいます!」


「は?」


俺たちの物語はクソ親父の借金から始まった。

3回ほど編集して、やはり書きなれないな,,,と思いつつ

ずっとロシデレみてたせいで進まねえ!!

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