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幼馴染と美女だらけのシェアハウスから逃避行した
この一週間後。
俺はまた、引っ越しをした。
不動産屋に三度目の訪問。
仲介手数料がまた取れるから、たぬきみたいなおっさんの不動産屋にえらく歓迎された。
「ようこそ、ようこそ!」
「おや、隣の方は彼女ですか?」
「え、ええまあ」
「いい物件があるんですよ。もうね、女性と同棲するのに、最適!」
少し訝しがったが、杞憂だった。
不動産屋の言葉通りだった。三度目の正直で
快適な2LDKの部屋を紹介してくれた。
そして、俺は。
マナと二人で、アパートを契約して
同棲してるんだ。
ある日の昼下がり。
「私ね、パンケーキ作ったの!」
「はい、あーん!」
「ねぇ、美味しい?」
「う、うん」
幸せ過ぎて。俺はどっかなっちまいそーだ。




