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異世界で奴隷として売られ、商人として奴隷を売る。  作者: 鍋のふた
終わりと始まり
2/4

#1 狂楽と商人





「いやぁ全く、遠かったなぁ~」




金や装飾をふんだんに使った、この世の私利私欲を前面的に表したかのような鬱陶しい門を潜りながら全身を1枚の布で覆った背丈の低い男(のようだが少し声が高い)がそう呟く。

その背後から男女2人が遅れて現れる。

男の方は背は高く顔の隅に火傷の跡がある、それ以外は大した特徴はないようだった。

一方、女は魅惑的でありすれ違えば性別関係なく誰もが見て羨むほど美に優れている。




「そうですねぇ、今回はかなり面倒なところまで呼ばれました」


「いつものことだと言いたいが今回ばかりはひでぇよなぁ」




はぁ、と3人揃って深いため息をつく。




「馬車で5日、宿屋から歩いて3時間ほど、仕事の内容はいつも通りでもちっと割に合わんな」


「まぁ、大口の依頼だし出来ないことでもなかったからお金としてはやらないと損だったからなぁ。」




仕事内容的に確かに待遇は良かった。支払いも前払いで気前よく色も付けてくれた仕事だったから言ってしまえば断ることが出来ない。

だが、それでも移動費というものはどんな時代であれ掛かるものだ。ここまで来るのに必要な水や食料、それに不慣れな土地なら案内人を雇う必要もある。

やれやれともう一度溜息をつきながらも布の男は目先に見える大きな屋敷を見つめる。




「それじゃ行きますか」




意を決するようなその言葉1言で残り2人の目つきが変わる。

戦地へ赴く戦士の目、というほどではないが先ほどまで愚痴をいうほど憂鬱な目つきではない。

“物”を使っての取引をするために互いに化かし合いどちらが最後に得をするか。


人同士で食い物にしていく汚れた戦いだ。











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー












「リール産高級ワイン50本、所望した有名画家に作品が複数、その他食品や衣類…ご要望通りの品を用意しました」


「ふむ……」




ここへ来て執事に来賓客用の部屋へと案内され、その後執事と一緒にやってきた当主に今回注文された品が掛かれたリストを手渡す。

執事は部屋の隅へ、そこから少し離れた位置にさきほどの2人組がポツリと立っている。




「確かにそのようだな、いつもながら届けていただける商人には感謝が尽きない」


「そうですか」




当主はそう言っておきながらもそのような感じは微塵もない。それに対して淡白に言葉を返す。


まぁ正直、あんな啖呵を切っておきながらいざ屋敷へ入ったはいいものの、慣れてる仕事じゃない。

元々この手のやり取りは大の苦手でできることなら報酬を貰い、物を渡してそれで終わりという関係が一番望ましい。

ああ、できることなら誰かと代わりたいそして逃げたい…


空想にふけていると相手の眉がピクリと動いたような…気がする。

とはいえ、先ほどリストを見つめていた表情より険しくなっている。それは相手がそれ相応に年をとっていることが原因か、はたまた文字を読んだことでそうなったのか。

神妙に浅い溜息をはいたかと思えば深々と椅子に座りなおす。




「どの品にも問題ないように思えるな……報酬は帰り際にそこの執事から受け取るといい。一杯どうかね?」




あたかも自然なように差し伸べた手に、隅に控えていた執事が用意していたティーポットを抱えてすかさず近づいてくる。やることに隙がない素晴らしい執事のようだ。

だがこちらはそれを断らず、ただ無言で、微動だにせず当主を見つめるだけだ。




「問題も何も我々は物を運び届けることが仕事ですから、問題があっては困りますね」


「それも確かに。こちらとしても品が傷ついていては文句しかありませんからな…遠慮せずどうぞ」


「お気遣い結構」




念を押されても断ると「それは残念だ」と呟いて当主は自分のカップを持ち上げそのまま紅茶を楽しむ。

実のところあまり良くない状況だ、できることなら少し色をつけろと言いたかったが小心なせいか全く言える状況じゃない、てかただでさえ地声が低いのに更にもう少し低めの声で喋ってくるものだからビビってる。

おかげで今も緊張状態だ。こちらの声音だけで足元を見ていると判断されたのか流石に考えが甘すぎたようだ。


それに、パッと見るともてなす様に紅茶を入れてくれているがそういう意味じゃない。


こちらをまだ帰す気はないようだ。


つまり、取引はまだ終わっていない。




「…でぇ?当主様、他にもあるんですよね?」


「………………」




少し勇気を出して(というより面倒だから、というのが一番の理由)こちらから吹っ掛けたが今度は沈黙を始めた。

こういうことがあるから持ち掛けたというのに結局こうなる。


しばらく待ってもなんの返答もない。

その気はなかったのだろうか…?見当違いだったのか、静かに体のうちにある悪い空気をだして緊張をほぐし、ゆっくりとティーカップへ手を伸ばす。

カップから伝わる熱からして少し冷めてしまったのか微量の暖かさがあった。

それでも豊かな香りは残っている、そっと口へ運ぼうとしたその時。




「もう1つある」




ようやく話す気になったようだ。

吹っ掛けた甲斐はあったな、と思ってみれば正面に当主はいなかった。




「ある嗜好品を用意してほしい」




声がした方を向くと執事や仲間のいる反対方向にいた、いつのまにかあそこまで移動していたらしい。

当主はこちらを見ず、ただ壁に向かって言葉を続ける。




「特に用意してもらうようなものじゃない、そちらがすでに持っている物だ」


「持っている物ですか、それでも売れるものとそうじゃ無い物がありますが?」


「その心配は無用だ、私が欲っているのはそちらが売っている物でこれだ」




カーテンの裏へ進むと当主は消え、それからほんの数秒で何かが動いた音がする。

徐々に暗闇が広がったと思えば、自動でカーテンが閉まり端で控えていた執事が慌てる様子もなく、まるで自然体であるかのように、物音1つ立てず必要最低限の蝋燭に明かりを灯す。

その間も何かが動く音は止まず、先ほどのカーテンから出てきた当主は卑しくも到底人間がするべきではない邪悪に満ちた笑みを浮かべる。

そして、先ほどまで当主が見ていた壁(薄暗く、かろうじて分かる程度)がゆっくりと上へあがっていく。


ーーーーーーーーーいや、正確には上に()()()()()

下にある別の部屋がいまいる部屋と繋がっていてそれがエレベーター式に上がってきたのだ。

だが、驚いたのはそこじゃない。上がってきた部屋の中身だ。

最初は部屋の暗明の差で分からなかった、だが徐々にそれに慣れていくとあれが何なのか理解ができた。


一見、そこあるのは衣装を飾るためのマネキンが置いてあるだけだ。だが明らかに違うのはそれが人の形としてしっかりとした輪郭がある。マネキン自体は問題じゃない。


この世界、この時代、衣装を飾りそれを見て嗜む文化はある。

それを店頭に置いて客引きの為に使う知恵もある。


それに物を飾るということは自身の権威や偉大さを表すものが多い。

高価な花瓶や知名度の高い画家の作品、中には自分の銅像を目立つところに置く者だっている。


中でも力自体を表すのは武器や毛皮と言った直接武力に関わるものだ。

武器はその時に活躍した物が主なところだが毛皮は分かりやすい。

自身の力でねじ伏せ獲た物。

その狩りで獲れたものは上等で立派なものほど値は高く富の大小にも関わる、それが貴重なものならなおさらだ。


だが、こいつの場合はその()()()()()だ。




「どうだね?商人よ、これが私が欲している物だ」


「……こんな物をあなたに売れと?」


「ふふふっ…間違ってはいないが真に欲するのはこれ自体ではないぞ?」


「どういう意味ですか?」


「誤魔化すな、わかっているのだろう?」




ああ、分っている。


己の欲に忠実なときの人間の顔はどうしてこう歪んでいるのだろうか。

誰もが経験あることだが、完全に悪に振り切っているときの顔は醜く穢れ、同時に本人の歪み切った大きな切望とそれに屈する他者の絶望が同時に存在する。




「私に売れ、奴隷を」




だからこそ、()()になる。




「ようやくそれを口にしましたね。待たされましたよ」


「ふふっ、どうやらこちらも見透かされていたようだな」


「当然ですよ、この商談に下調べなしで来るものならお縄を巻かれるか破談で殺されるだけです」


「さすが良く分かっているようだな」


「何をいっているんですか、だから“我々”を選んだのでしょう?」




言葉としての回答はないが、鼻で嘲笑うかのような反応でそうだと解釈した。

渦巻く邪悪は時に心地よく混じり合い、下卑た嗤いも快楽に感じる。

相手は人間を支配することで生まれる愉悦と娯楽を手にする、こちらはそれを提供することで莫大な富と自由を手にする。

互いに私利私欲をみたすことであれば人はどんなことにも染まる、例え邪悪だったとしても。




「では、改めて商談と行きましょう。そちらのご要望は?」


「若い女を3人ほど、聞くところによるとそちらで扱う“物”はどこよりも瑞々しく芸術品のように美しいと聞く」


「過大評価は嫌いですが、ええどこよりもいい品を。それがモットーですから…ですがそれ相応の物は貰いますよ」


「ならば3つとは言わず5つにしよう、金なら大いにある。」


「そうですか、では選りすぐりを。それで詳しい容姿などは?」


「若く美しければ容姿など問うまい。どうせ使い切りだ。」


「……使い切り?というと?」




そう言い返すと当主はまた卑しい嗤いをする。

そして、あのマネキンへ近づいていく。




「人間の美しさの元はどこにある?」


「……?心とか?」


「それは綺麗ごとだな」


「…………では答えは?」


「外見だ」




それを容姿というのでは……と思わず口に出しそうになったがこの男自信はそれを断固否定していた。ならばもっと別のところにあるのだろうか。




「まぁ、ともあれ適当な物を運ぶわけには生きません。最低限どういった奴隷が好ましいか細かく、詳しくお聞きしましょう」


「ふむ。ではまず顔からだ。目は細く綺麗な曲線を持ち、淡く薄い唇をした女性が良い。毛色は黒が望ましいな、噂では最近になって市場に出回るようになったようだな。」


「ええ、そうですね。うちでも異邦の奴隷も扱ってますよ」


「ではそれを3つほど。後の物は健康体であればなんでも構わん。」


「承知しました。」




(イヤ)な笑い方をする当主を横目にすでに冷めきってしまった紅茶を少し残るくらいまで一度に飲み込む。

香りも死に味も落ちた紅茶はただの色のついた水だ、と昔の偉人が言っていた気がする。


それをどうやって気が付いたのか執事が「おかわりはよろしいですか?」と聞いてきた。

取引は大体終わったも同然だ、今度は素直におかわりをお願いする。


と、そこであることを思いだした。




「ああ、そうでした。そういえば奴隷の使い道を聞いてませんでしたね」


「なに?」


「必要な事ですよ。力仕事に使うなら男の奴隷、玩具に使うなら女の奴隷、そう言った具合で売る品がかわりますからね。それで女の奴隷を具体的にどう使うんです?」


「そんなの決まっているじゃないか」




正直なところ、何に使うかすでに見当はついている。…いや、もはや分かり切った答えだ。

だが、こればかりは人を売る人間だとしても言葉にして言いたくもない。


それを余所に当主はこれまで以上に口の端を吊り上げこう言った。




()()()()()()()




今にも羽ばたきそうなくらい大きく両手を広げ、後ろにある物たちも盛大にアピールしている。


皮を剥ぐ、ハッキリとそう言った。



当主はより嗤い、顔が歪みきっておかしくてたまらなくなったのか盛大な笑い声をあげる。

2度も言うが分かり切っていたのだ。薄暗い空間のなか妙に人としてのシルエットがあってそれがマネキンだ。

おまけに自分のような裏世界の人間と分かってて取引をしている。

当たり前だが、それが普通なわけがない。


何を依頼されるかと思えば…………




「…なるほど人の皮ですかぁ。それなら良い商品がありますよ」




ごく自然に答えた。

あまりにもサラリと言ってしまったせいか当主は「お、おおぉ………」と変な声が出てしまっている。


自分は商人で裏取引もできる、人の皮1枚や2枚持っていて当然だ。

それを求める顧客がいれば対等な対価を払えば簡単に売ろう。果物や酒を売るのと変わりない。

だが論点はそこじゃない。

自分がそれを聞いた本当の理由、意味を再度尋ねる。




「それにしてもなぜ剥ぐのです?飾るだけなら皮自体を求めるならそれを買ったほうが良いのでは?」


「それではダメだ、なんの面白みもない」


「それはどう言うことでしょう?」


「私は確かに人の皮を集めては良いものをコレクションとして飾っている。だが真に求めるのはそこではないのだ」




声音を少し下げながら立つのに疲れた当主は最寄りの一人がけ用の座席へ座り込む。




「いいか?私は奴隷を独房に吊るし、細らせないように買った当初のままを無理やり維持させるのだ。そうすることで奴隷が唯一死ねる餓死というものがなくなり死ぬことなく時を待つしかない。

希望を失い孤独と恐怖が頂点に達した時、()()()()()()()()()()()()()()!ああ…その時の人の苦痛、断末魔、死せる希望…!!全てがそこに集約される!!!私はそれを聞くと高ぶりが抑えられなくなる!身体は火照り血が全身を慌ただしく巡る感覚がァ………最高に心地良いのだ………!!!!!!」




狂楽だ。


それ以外の言葉を自分は持っていない。


当主は話せば話すほど興奮は高まって有頂天に達した頃には全てが立ち上がっていた。

あまりにも当主が夢中に話し、今にも何かしでかしそうでよがり狂っている。


何故ここまで歪み狂ったのかわからない。だが、正直なところそんなものはどうでも良い。

自分としては、物を渡し受取るものをしっかりと金をもらえればそれで良いのだ。


そう頭の中で考え、羽織っている布をバサリっと大きく広げるとそこには異形の耳を持つ人型の何かが座っていた。

そいつは頭部から細長い耳を2つ伸ばし、その形状はウサギにも似ていて人間と変わりがない。

それが小刻みに震え小さな布切れを一枚だけ羽織っている状態だ。

目を白黒させ、必死に状況を呑み込もうとしている。




「あ、あの……!ここは………私さっきまで牢屋に………」


「うるさい、黙れ殺すぞ」


「……………ィィッ!!!」




引き攣った声を上げ、より震えが大きくなり顔を俯きながら必死に羽織っている布を握り締める。




「失礼しました、熱弁されているところでしたがちょうど手持ちにこのような品を持っていまして。異業種ではありますが先ほどのご要望にお答えできる1つかと」


「おお、ラパン族か…うむ、悪くない。私の要望にもぴったりだ」


「それは何より」




我々がしたいのは取引だ。それ以上でもそれ以下でもない。

このラパン族の人権も命も関係ない。


それにこれ以上この薄暗い部屋にいると体に害が出そうだ。




「では1体あたり35万オーブで取引しましょう」


「…まあ良いだろう、おい」


「承知いたしました」




顎で使われる執事が2つの皮鞄をテーブルの上に置き中を見せる。

とても見にくいが中にはたくさんの金が詰め込まれていた。


布の男はそれを確認すると、端にいる向けて二人に手を上げる。




「それにしても貴様から商品を買えるとは私も出世したものだ、なにせお前たちィ……ヌンンンッ?!」




ガシャン!

満足そうな顔をしたかと思えば突然暴れ出し、足をテーブルにぶつけもがき出す。

よく見るといつの間にか大男が当主の首をガッチリとホールドし、呼吸だけがギリギリできるところまで締め上げている。




「……ッ…!ッ…………ッッ!!」


「はぁ~~~、やれやれようやくだぁぁ~~~」




何が何だか分からない当主は目を白黒させて(実際になっている)必死に状況をつかもうとしている。

だが、締め上げられているせいか頭に酸素が行き届かず整理できない。




「お、おま…ら……こ、ろ……や………?!」


「〈お前ら殺し屋か?!〉だってさ」




締め上げてる大男がそういう。

相手の喉の振動から大体の言葉を読み取ったのかーーー




「いや、違う違う。普通に商人ですケド?奴隷も売りますけどね」


「…ァに………?」




商人、それに間違いはない。それに嘘もついていない。

慌てて当主は執事を呼びつける。




「……ッガッ!お…おい……!!」


「fん;ふぁdhじfjsjまs:fj:s」




しかし、なぜか執事はぼぅとしている。

おまけに言葉ではないなにかを呟きながら。

その横で妖しく笑う女性の影。


その異常さに余計混乱した当主は更に暴れるが、暴れれば暴れるほど喉は締まり、呼吸がヒゥー、ヒゥーと音を立てる。

それを見て、もう終いがそこまで来ていることは察する。




「全く、とんだ取引だよ!奴隷を売るつもりがあろうことか殺そうとするバカだなんて」




そう言いながら頭に被っていた布を下ろして素顔を晒した。

それを見るや当主は苦しさが原因というだけではなく、目の前の真実に驚愕しさらに顔を変える。




「ナっ………!子供ォ…………ゥォ……ッ!!」




ボギリッ。


言葉を発してる最中、それを最後に当主は果ててしまわれたようだ。

それを分かっていて最後に1言当主に向けて言おう。




「ただウチって奴隷にも人間としての()()をしっかりと与えてるんで。殺すことが目的ならその人個人に制裁をするのがモットーなのを来世でもお忘れなく」




モットー、そうは言っておきながら実のところ今回はそういうのは全くない。

単に自分が気に入ってたかそうでないかの違いでしかないのだ。


言動、行動に矛盾があってもそれをやると決めたらやる、そういう決まり(約束)だったというだけの話。




「それじゃ、早く行こう」




2人は小さく頷くあたかも自然な立ち振る舞いで先に大男と女の2人が正面から出ていく。




「ほら、あんたも立ちな、ここを出るぞ」


「えっ?は、はい…!」




結局、何がどうなっているのか把握できていないラパン族の女性も連れだし、二人の後追った。











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