異世界で奴隷として売られ、商人として奴隷を売る。
ある日の帰り道、非現実な出来事に俺の人生は変わった。
身体は小さくなり、子供として異世界で森の中に放り込まれた。
右も左も見れば森、それなのにただ歩き進むと人に出会った。
その人が発する言葉は理解できず、ただ誘われるがまま後を追うと俺は拘束された。
何が何だかわからず、暴れるもどうにかできることもない。
縛られ、抑え込まれ、身体に焼き印を押される。
為すすべもなく、魔物や死体が山ほど放り込まれている牢に同じように入れられる。
ああーーーーーーーーーここで終わるのか。
そう思ったとき、1つのか細い光が見えた。
「君はここで死にたい?それとも消えたい?」
その人は鉄の柵の間から手を差し伸べ、俺はそれに触れたーーーーーーーーーーーーーーーー
終わりと始まり
#0 プロローグ ~とある青年の話~
2019/09/02 01:51
(改)
#1 狂楽と商人
2019/09/28 15:04
(改)
第一章
#2 あの時、あの場所で
2019/10/23 08:53
(改)
#3 生きる意志なんてなくなったと思ってた
2019/10/31 05:58
(改)