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狂気の賢者










その後、その貴族の祖国は滅びた。

とあるモンスターの出現が国を一つ滅ぼしたのだ。


その姿は巨大な龍のようであり、蜘蛛のようであり、巨人のようであり、一本の毛のようでもあった。






モンスターが通った場所には長い、黒い毛髪が残っていった。





























「また失敗か。」

賢者は項垂れていた。

その頭に髪は無く、鬘が近くの机に載っていた。



「髪の蘇生自体は成功したが……髪が暴走してラスボス化しては………。」



この賢者、実は育毛剤を作るために様々な禁忌に手を染めていた。

挙句、他者を実験台に育毛剤作りを行っていた。




自分の毛根を蘇生する為だけに!

国を滅ぼしていた。







「まぁ良い。失敗は成功の母。次へ繋げよう。」


そこには毛根に狂った、諦めの悪い、自己中心的なただの男が居た。


プロットの時点では、『育毛剤使ったら、髪を使った超能力に目覚めた!』的な物語に成る筈だったのに、何時の間にか育毛剤が世界を滅ぼす話に変っていました。




一体何が有ったんだ⁉




という事で、感想、評価、レビュー、他作を宜しくお願いします。

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