25話
クライン「拾って損したな」
ヒバリ「輪外の者で特殊な能力を持たないとは…輪外というより論外か…」
カナメ「人より少し力が強いくらいだ」
ダオン「超人能力か…使えなさそうだな」
アクモ「俺らの能力に比べれば問題かもしれんが、利用価値はあるかもしれん」
カナメ「全員能力を持っているのか…」
ダオン「お前よりマシだとは思うぞ」
ダオン:己の血で描いたものを具現化させる能力。写生
アクモ「死ねないこの世界だと最強の一角だよ。使い手がアホなだけで」
アクモ:どんな病気もどんな怪我もすぐに治る。病気の場合、薬を作れる。万病薬
ヒバリ「薬って言ってもこいつの体液の何かしらを摂取しなきゃいけないのが問題だけど」
ヒバリ:全ての攻撃を跳ね返す。反射
クライン「ここにいる全員は最強だ」
クライン:見たことのある能力を全て使用できる。無限
カナメ「チートもチートか」
カナメ:???
ヒバリ「能力の使い方を知らないだけ。かもしれないけど」
ダオン「使い物にならないな」
アクモ「囮くらいにはなるだろう」
クライン「違いない」
―
水を手に入れた。
クラインの能力にある水魔法と浄化によって飲める水が作れる。
しかし、食べ物はなく、作ろうにも植物が生えなかった。
クライン「植物魔法を使っても何も生まれない。ダオンの能力も食べられるわけではない。使えそうで使えない能力だ」
カナメ「動物なりはいないのか?」
クライン「昔は居たみたいだが…今もたまに出てくる魔物と呼ばれるものたちもいるが、殺せば塵芥となる」
カナメ「魔物だったら浄化すれば食えるんじゃないか?」
クライン「そんな世界もあった気がするが、どうやらこの世界では無駄なようだ」
カナメ「そうか…」
クライン「水が貰えるだけありがたいと思え」
カナメ「魔法は魔力など必要ないのか」
クライン「問題ない。事象を真似るような能力だ」
カナメ「それではこんな能力はないか」




