17話
「あいつは…この前話したヤバいやつです」
「一人で森の魔物を全て屠ったというのがあやつか」
「あんなやつ簡単そうじゃん、私が捻って人形にしてあげるよ」
「ばか!一人で勝てる相手では!」
「雑魚は引っ込んでなよ」
―
カナメ「一階は全滅させたかな」
ハル「ここまでやる必要あります?」
カナメ「後からやられる可能性があるからね」
「こんな風に?」
ハル「危ない!」
カナメ「一回やられたことあることは注意するものだよ」
ナイフが空を切る。
「あら、おかしいわね。確実に仕留めたと思ったのに」
カナメ「異常な殺気は隠せてないようだよ」
「そう、殺気がわかるなんて相当の修羅場を潜ってきたようだけど、ディゼルなんかの雑魚を相手に少し勝っ
たからって調子に乗らないことね」
カナメ「ディゼル?誰だそれ」
「あはは!雑魚すぎて覚えられてもいないなんて可哀想なの?」
カナメ「君も敵だね」
「そう、私はパペットマスターの…」
カナメ「ごめん、聞いている暇はないんだ」
音もなく、剣で首を切り落とす。そして四肢を切る。
カナメ「急ごう」
ハル「まだのようですよ」
「わ、私はパペットマスターの…」
カナメ「顔だけでも動けるのか」
鞘から剣を抜き、跡形もなく切り刻む。
カナメ「これでいいかな」
ハル「行きましょう」
「私はパペットマスターのドーレス…遊んでくださる?」
カナメ「もうすでに遊んだと思うんだけど…」
ハル「この声どこから…」
「私はどこにいるでしょうか?」
カナメ「隠れん坊か…時間がかかりそうだ」
ハル「全て焼き払いましょう」




