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14話
カナメ「女禁とかじゃなくて?」
ハル「そんなことあるんですか?」
カナメ「あとは考えられることある?」
ハル「もしくは男性禁止かも」
カナメ「それじゃ別れて進む?」
ハル「致し方ありませんわ…」
カナメ「それじゃ僕から行くね」
ハル「お待ちしていますからね」
カナメ「はいはい」
―
カナメ「さっきより滞在時間が長い…そもそも一人じゃないと入れない場所なのかな」
光が差し始める。
カナメ「ここが最後の場所かな」
大樹の根がアーチを形成している。
奥に進んでいくと、座っている一人のおじいさんがいた。
「ほう…」
一目だけこちらを見て、また目を瞑る。
「こんにちは」
返事は返ってこない。
大人しく目の前にあぐらをかいて座る。
―
「待っているのは彼女かね?」
カナメ「いえ」
「そうか」
―
「君は何と戦うのかね?」
カナメ「…運命でしょうか」
「そうか」
―
「君は一体何者だね?」
カナメ「…何者なんですかね」
「そうか」
―
いつの間にか消えているおじいさん。
居た場所には一つのマントが落ちている。
カナメ「これで何者か分かれってことですかね」




