13話
ハル「またですか?」
カナメ「いや…眠れないから外に出ただけなんだけど…」
ハル「本当ですか?」
カナメ「丸腰だろ?」
ハル「確かに…」
カナメ「少しくらいはゆっくりさせてくれよ…」
ハル「わかりました。伝えておきます」
カナメ「よろしく」
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カナメ「さて、どこにいけばいいのかな?」
ハル「深淵の森ですわ」
カナメ「それはどっち?」
ハル「ここより南に行ったところです」
カナメ「それじゃ行こうか」
―
ハル「今回は速度を下げていただいてありがとうございます」
カナメ「髪は崩れてないみたいだね」
ハル「真っ暗ですね」
カナメ「そうだね…相当硬い木だ」軽く殴ってみてもびくともしない。
ハル「この木は刃も通さないと言われているそうです」
カナメ「燃えないの?」
ハル「葉が硬くて燃えませんわ」
カナメ「そこらへんの金属より硬いんじゃないかな」
ハル「お野菜も切れそうですね」
カナメ「頭上注意してね。こんなところで死ぬわけには行かないから」
ハル「頑張りますわ」
―
カナメ「もう4回目だよね?」
ハル「どうして出てきてしまうのでしょうか…」
カナメ「入った場所に戻ってくる…」
ハル「真っ直ぐ進んでいますよね?」
カナメ「少なくとも曲がった覚えはないかな」
ハル「今度は途中で曲がってみましょうか」
―
カナメ「ダメだこりゃ」
ハル「どうしてですの…?」




