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初心の冒険者  作者: もずく
ちょっとの悩みと多分の感動
8/58

店主

今日、後2話出します。

そう!店主なのだ。


さて、皆さんにはこの店の店主なんて、欠けらにも思ってないテホの様子を見てみよう。


『……よし、これで私の失敗はきっと忘れられるはず……!』


テホは、っと……固まってた。


気絶してる、と言うほどでは無いがどうすれば良いか迷ってるようだ。


幽霊店主の方も緊張しいのようで、何にも語らない。


気まずそうな空気がその場を流れる。


すると……

「何、サボってんじゃー!貴様ァー!」


宿の入り口を蹴飛ばして出て来た少女に、恐らく箒の柄で、ぽかっと頭を殴られる。


かなりの勢いで振るわれたように見えたが、幽……店主は痛そうにはせず、唯々困ったように頭を掻くのみである。


ふーっ!ふーっ!と息を荒くしている少女に、テホも気圧されている。


そんな少女がテホに目を向ける。

 

テホは思った。


都会、怖い。


分からなくも無い。だって、モンスターよりよりモンスターしてる(周りを怖がらせてそうな見た目)の人と、最初に暴力から入るヤンキー少女がオススメの宿屋だと聞いて訪れたら居たのだ。


これは、騙された!とか、頭が回るときはオススメでこれなのか、と思わなくは無いだろう。


実を言えば、と言うか殆どの人は魔女の扱きの方が怖いし、キツいと言う。


……メンタル鍛えられているはずなんだけどな~?おかしいなぁ~。


まぁ、天然君の話はいったん置いといて、だ。


この宿の名前は、スケリー。


店主の思考がから回った末に、怖いほど居心地がいい宿を目指すと言う意味でつけられた名前だ。


店主自体の見た目と不器用な性格から、最初は敬遠しがちだが看板娘が社交的でかつ店のサービスの割に良心価格という事で常連からは人気だ。


ここを教えた冒険者も常連で、何も考えずにここに行くのを勧めたが、宿泊なんて初めてかもしれない子供に勧める所では無いので、それに気づいた冒険者が頭を抱えたのはここだけでの秘密だ。

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