探索 薬屋
ザ・ファンタジーって感じのキャラ登場。
この世界の基礎知識をバンバン詰め込んでいくんで、こっからですよ。面白くなるの。
テホは武器屋を出た。
色々話を聞いたが、分かった一つに安価だと言うことが分かった。
と言っても、家畜を絞めた後その皮を重ねて作る皮鎧で、軽い攻撃しか防げない。
それでも良いなら、数日溜めれば届きそうな価格だったけど余りオススメしないと言われた。
自分の武器が弓だと言ってあったのだが、後衛の場合鎧が必要になる状況は無い方が良く、もしあったとしたらそれは、命の危機である可能性を捨てきれない。
つぎはぎの皮鎧(一つ一つに銘が刻まれているので一緒くたに呼ぶ)は町の人や旅の商人が念の念の念のため位に買うものだ。
なので、堅くそれで軽い厚い皮をワックスで煮込んで硬貨処理をしたものをオススメされた。
それだと、かなりお金が要求されるので迷ったが、冒険者は毎日コツコツ一歩ずつの努力を自分で将来感謝する、って話をもう少し具体的にシナマさん(武器屋の店主の知り合いの娘が看板娘として雇われてる)にされて、すごい!となって貯めることを決意した。
チョロい。
テホは、美味しいパンを食べるためにパン屋に行ったが、やってなかった。
ただ、看板にパンが出来る時間、と書いてあるのを見つけて昼頃にまた来ようと、テホは決めた。
ギルドに行く前にギルド前の薬屋に来ていた。
「え、一番安い薬でも銅貨50枚もかかるのか」
「これでもこの街じゃと安い方じゃよ」
「そうなんだ。ありがとう、お婆さん」
「なーに。礼を言う必要は無いわい。客に商品を紹介するのは当然のことじゃからのう」
「ここが薬屋だといいって聞いたんだけど……」
「だけど、何じゃい?」
「やっぱり、何が何やらわかんない。」
「素直な坊やだね。そうだね、お主が使いそうなものはまずお主が見てたリュンデ薬だね。」
「む、どっかで聞いたことあるような。」
「それは、リュンデカ草じゃ無いかね。主な原材料がそれじゃからほぼ同じ名が付いとるしのう。」
「そうか!昨日、森で取った奴だ!」
「ふむ、薬効は飲めば体力が普段の3〜5倍程回復が早くなる。個人差があるから人によって価値が変わるのう。他の薬の薬効や原材料でも聞くかのう。」
「いいの?」
「勿論じゃとも。一度品出しが終われば、大抵その日は夕方頃までは暇でのう。主は面白そうに聞いてくれるからのう。語りがいがあるわい。」
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次は今週の金曜日です。