飯
3話目。終わり!
テホが階段を降りると騒ぎまくる愉快なおじさん連中がはしゃいでいる。
テホは普通に、と言うか少し楽しげに笑いながら人の波に揉まれていく。
その中で空いている席を探すが、なかなか見当たらない。
そんな時、隣で声がする。
「ここ、座る?」
テーブルに一人腰掛けていた少女が話しかけてきた。
「いいの?」
「うん。席を探してる見たいだったから。迷惑じゃ無いなら」
「ありがとう」
「……どういたしまして」
少女の目の前にテホは座って……気づく。
「ねぇ、ここってどうやって注文するの」
「……?こうやって手を挙げたら……くるよ?」
「分かった。ありがと」
テホは言われた通りに手をあげて待つ。
そうするうちに、セイさんが来て……
「ああ、テホ君か。夜定食だけでいい?お酒とかは別だから水一杯しか来ないけど。勿論、別料金」
「夜定食だけでいいです」
「そっか、じゃあ大盛りにするようにシェフに伝えるからいっぱい食べて大きくなれよ?その可愛い目なりだと冒険者やってくの大変だぜ」
「はい。冒険者は体が資本って聞いてます!体力つけますよ」
「……そう言う事じゃ無いんだけどなぁー。ま、いっか」
何か言ってたのは口が動いてたから分かったけど、周りが騒がしくて聞き取れなかったなぁ。
ちゃんと言わないって事は多分僕が知らなくてもいい事だよね。
それにしても何が出てくるんだろう?
心の中でテホは少し首を傾げてたが、すぐに関心が移る。
ぶっちゃけ、子供らしいと天然の線引きが難しくて、テホの場合どっちも当てはまるのが話を(頭をこんがらせる)ややこしくさせる。
そんなテホを少し興味深そうに見てた、少女が口を開いた。
一ヶ月ぶりにこの話を書いたせいで、どんなふうに書いてたかわからなくなってて少し焦った。今日中に3話出せてホッとしてます。
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