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36.不思議なダンジョン


戦闘(蹂躙)を終えたアノンとカンナ、ティルの3人もこっちに戻ってきた。



翔「皆お疲れ様!やっぱり皆はとても強いね!流石だよ!

特にカンナさん!いつも戦わないしポンコツだから弱いのかと思ってたけどやればできるじゃん!見直したよ!」


普段ストレートに褒められ慣れていないせいか照れながら嬉しそうにしていた。


翔「そんなに戦えるなら、しばらくは戦闘で眷属を使う必要はないよね!当分眷属の使用は禁止で。」


その俺の言葉を聞き、死刑宣告を受けたかのように四つん這いになり絶望していた。そんな、せっかく頑張ったのに、等とボソボソ言っていたので、


翔「あ、もし手を抜いたりしてたら冒険中止にしてでも1ヶ月くらいしごき倒す予定だったから!今後も手を抜こうなんて考えちゃダメだよ!」


四つん這いすら維持できなくなったカンナは身を地面に投げ出していた。



カンナのメンタルの回復を兼ねて適度に休憩を取った後、

ダンジョンの攻略を再開した。


また一本道を歩いていると、冒険者?らしき格好の死体が数人分見つかった。


翔「実際にこういうの見るとちょっと気が滅入るね。」


カンナ「そうですか?ダンジョン、特に封印指定級ダンジョンに自ら入ってる時点で自業自得です。」


ティル「そうね、どうせ良からぬことでも考えても入ったんでしょうし。」


アノン「うん、自己責任」


誰も同意するどころか厳しい意見を死体に言っていた。

黙っていたリーシアを見ても困った顔をしていたので、皆と同じ意見のようだ。

やはり異世界人だから価値観が違うんだな~。


とか思いながら、めぼしいアイテムがないか探してる俺ももう異世界の価値観に侵食されているのだろう。うん、そういうことにしておこう。


物色してみると、ここまで来るだけのことはあるようでかなりいい武器を持っていた。SSRの武器複数に、URの武器まであった。

流石に死人の武器を皆に使わせるのは嫌なので、渡しはしないが何かに使えるかもしれないと思い全部アイテムボックスにいれておいた。


カンナ「あ!何か本みたいなのがあります!見てください翔さん!」


そう言いつつボロボロの本を俺に見せてきた。死んだ人が持ってる本を見るのなんていい気がしないなと思いながらパラパラ見ていくと、どうやらそれは日記のようでダンジョンに入ってからのことが書かれていた。


だいたい俺達と同じことも経験していたみたいで、分かれ道によってモンスターハウスが出たり、トラップがあったりと言う風なことが書かれていた。


ふむふむと読んでいくと最後の方に興味深いことを書いていた。


「何度か分かれ道を通って気付いたことがある、おそらくこの分かれ道はどの道を選ぶかは重要じゃない。誰が初めにその道に入るかで重要なんだと思う。

具体的には、その人の幸運値に影響を受けているようだ。その証拠に幸運値の低い俺が入った時は強力なトラップやモンスターが出てきたが、幸運値が異常に高い神官が入った時は大した敵もトラップも出てこなかった。

クソ!もっと早く気付いていれば!こんなことには!

ああ…すまない……ハレ」


なるほど、最後はかなり心にきたが、要は幸運値によって難易度が変わるということだ。


だから幸運値が異常に高い俺の時は何もなく、逆にそこそこ低いカンナの時はモンスターハウスだったのか。


なかなか面白いな、他にも何か特殊な条件とかがあるかもしれない!

あとでリーシア、アノン、ティルにも行かせようと思い、奥に歩みを進めた。


そのあとも二回別れ道があったのでそれぞれリーシアとアノンに選んでもらったが先程よりも若干弱いモンスターとトラップだった。


うーん、まあそんなすぐに何かゲットできるなんてムシのいい話はないか。

次にティルに選んでもらって何も収穫がなかったら俺が道を決めてさっさと攻略しちゃおう!


そして、5回目の別れ道が現れた。


翔「じゃあ手筈通りにティルが選んでね」


ティル「はいはい、じゃあ真ん中に行くわよ。」


言うが早いかティルが中に入った時だった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

規定条件をクリアしました。

ダンジョン最奥まで転移行います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そんなどこからともなく聞こえてきたナレーションとともに転移が始まる。


なんか俺達転移ばっかりしてるな……


そんなことを思いながら光に飲まれていった。





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