絶対悪と新たな従者【6】21~23話
宜しくお願い致します。
カギ括弧に応じて、物語が進行します。
「この括弧が、主人公だけ.心の声.念話も此」
[この括弧が、念話.精霊語.魔物語.ナレーション.主人公とリンクした存在]
〈この括弧が、登場人物等〉
(この括弧が、主人公.登場人物.心の声)
《この括弧がスキル.自我を持つ意識》
【この括弧が、注視】
<この括弧が、擬音>
[21話]・・・・・[臨麻刺痙の災難]・・・・・
「ん?何か奇妙な匂いが近付いてくるな。」
[ふむ…確かに異様な魔力が近付いてくるの!先行してこの魔力を追ってみるかの]
「また厄介な事に為らない様に、迷彩結界持続維持させといてっと。」
奇妙な匂いのする方向へと飛行し近付いて行く。
【一方】
エルフの集落の方向から魔物に追われた者がいた。
魔物に襲われ何らかの攻撃をされた!その者は、ヨロヨロと岩場方向へと走っていた。
岩場付近に来ると、その者は突然地に体を預け激しく痙攣した。
[あれじゃな!魔物に襲われた際に、受けた攻撃が関係しているのじゃろうか?魔物が追いつきじっくりと観察してる様子じゃの。触れる訳でもなく、ただ観察しているの]
そんな最中岩場の方向から、近づく影が1つ!そう…奇妙な匂いを感じとった焔が、岩場の影から、魔物に観察されてるエルフ族を見付けた。
「エルフ族?助けるか。
<鑑定!>」
チャララン♪
種族.ビースト.大熊テロンLv28(メス)
体.1270力.680防.820速.330魔.300魔量736
スキル.舌伸ばし.舌拘束.爪攻撃.突貫.引裂爪
ユニークスキル.臨麻刺痙
「《臨麻刺痙》?」
チャララン♪
《《臨麻刺痙》とは、舌を尖らせ針の様にし敵の腹部へ針を突き立てる事が、《臨麻刺痙》の発動条件です。
対象者の全身を麻痺状態にするユニークスキルです。
麻痺効果消失条件は、ユニークスキル使用者の死です。》
「ふむ!殺せば良いだけなら、問題ないな。
おい!?」
焔は、戦闘態勢へと移行し飛行した。
大熊テロン〈グガッ!?〉
ビックリした大熊テロンは、有無を言わさず《舌伸ばし》を発動させ!
連続で《舌拘束》発動!?
焔を拘束したが、焔は爪で舌を斬り刻み自由になった焔は、飛行で大熊に近付き足の爪で水平に、大熊の腹部をえぐり地に着地後連続して!
大熊の股関部分から右肩を右手の爪で斬り上げる様に斬り裂き!
焔は、体を回転させて大熊テロンの首を尻尾で斬り落とした。
そして焔は、即座に大熊テロンをアイテムboxに回収し、エルフの顔を覗き込んだ…ミルだと判明した。
「ミル?何でこんな夜更けに集落を出ているんだ?とまれ迷彩結界に連れて行こう。」
焔は、迷彩結界にミルを寝かし、魔竜師として造りおきしていた装備一式の胸部を女性用に直していた。
30数分後・・・・・・
「よし完成だ…作成してて良かったな。」
ミルが目覚めて間もなく。
「ミル目が覚めたか(モッフモフな巫狐をモフりなから話をしているが…巫狐よマジ癒しだわ)」
巫狐の姿は、焔にしか見えない。
[精霊種は契約者以外には、姿を見せないのじゃ!姿は見せないが実体も持つ存在だの。
姿を見せない理由として1つあげるとするなら、契約者としか意志疎通出来ない事から、己の身を他者に晒す意味がないと、考えている様だの。
姿を見れない訳じゃないが、実際精霊は実体になろうとも戦闘等に参加する訳でも補助魔法を使う訳じゃないの。
契約者に、己の持つ全ての能力を委ねる事が契約である為!基本小狐の生活をしているだけの状態じゃな。
竜や幻獣と契約する契約精霊とは、当たり前の状態じゃの。
遅進化世界で人族と契約した契約精霊は、必要以上の事をさせられる事もあり、精霊は人族を嫌い滅多に人族とは契約をしないと言われとるの]
ミル〈竜種様…〉
「何があった?何故1人で、集落の外に居る?」
ミルは、小刻みに震え涙を流し語り出した。
竜種様の従者を、拐った事で集落の皆から怒られた事。
竜種様を、祀っている集落の者が竜種様を、飼うと発言した事で、母親も激怒して、集落を追い出されたと。
「なるほどな。自業自得とは言え子供を魔物蔓延る集落の外に、出すとはな…(とんでもねー親だな)
しかしだ反省しているのか?ミルよ?」
〈反省してます!もう二度と竜種様を怒らせない様にします。〉
「ん?そう言う事聞いてんじゃないんだけどな!ミルがリムを連れ去ったが、もしミルが見知らぬ魔物に連れ去られたら、どんな気分? 言っておくが、リムは、生まれて半年程のお子様竜だぞ。」
〈半年!?〉
「そうだ普通なら母親と一緒に居て当たり前のお子様だ。」
〈ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…〉
「やっと分かったみたいだな!知恵の高い生き物は、この世界には多く存在する。
今回の様な事を知らなかったからでは、済まない場合がある。
其は、親が怒った場合だ!拐った者以外の者達も親の怒りを受けて殺されるかも知れない。
知らなかったでは済まない場合の方が多いだろう。
今後は状況に応じた理解をしなさい。」
〈はい!もうしません。〉
「いや…理解をしなさいと言ったんだよ…親が死に子供だけで生きて行けない状況化なら、手を差し伸べるのが人族の在り方でもあるのだから、機と利害を見て行動しなさいと言ったんだよ。
私は竜だから、最低限しかアドバイスしないけど、自分の立場を知りその立場の中から、取れる冷静な判断を求めるよ。」
〈…そうです…私の立場は…お母さんに育てて貰っていて…集落では竜種族様を祀っていた……私の勝手な行動が…集落をお母さんを…危険にさらしたんだ!〉
「やっと理解出来た様だね!幼い子に全てを諭すのは、酷ではあるが、自分のした行動には責任というものが、のし掛かってくるものさ。
他種族を拐うとするなら、自分の立場だけで解決する何かが必要さ!拐った後に親ないし仲間が来た際に、全て殺して反抗を許さず力を示す必要がある。
こんな世界でも拐うという行為で、絶対悪になってしまうのだから、拐うと違う形が必要だな!本人の承諾.仲間の承諾.親の承諾.状況による本人との承諾.魔物討伐による搾取.対立魔物に服従と忠誠等々様々だがね。」
〈うん…竜種様の言った事の意味解りました!自分で全て解決出来るかどうかですよね?〉
「そうだ!拐うという行動には、多くの問題があるから全て自分に責任がのし掛かるのさ。」
〈はい!私の出来る範囲の行動を理解しないとダメなんだ。〉
「集落を追い出されて生きて行けるか?」
〈どうしよう…もう帰れない…〉
「仕方ないな 私達の旅に、お供するか?」
〈えっ!良いんですか!出来ればお供したいです!お願い致します。〉
[22話]・・・・・[新たな従者]・・・・・
「仕方ないなミルも従者の仲間入りだな!其なら話しておく事がある。
ミルは、女竜王アルザと言う竜を知っているか?」
〈知ってます!この世界最強の竜種様で、竜神様と言われるお方です。〉
「話が早いな!私が、その女竜王アルザの仔なのだ。」
〈えええぇぇぇー!!?〉
「驚くのも無理ないが、《メテオフォール》の威力を見ただろ?アルザの仔だから出来る事なんだ(建前だがな…この世界に隕石投下術式は無いらしい!それを新しい術式構築した魔法だから、アルザにも扱えない魔法だよ。
但しアルザが望んで術式構築したなら簡単に構築出来るだろう。
アルザは術式構築してないから扱えないだけだがね)
通常お子様竜種族に、あの威力はない。」
〈お子様?〉
「ん。そうだな、私はこの世界に生まれて3ヶ月程度の竜だ。」
〈えええぇぇぇー!!?〉
「こんなお子様竜に、説教されるエルフ族も珍しいかもな!ミルの今の年は幾つだ?」
〈この世界に生まれて11才です。〉
「そうだろうな…さて、取り敢えずミル服を脱げ!」
〈えっ♪〉
「勘違いするな…そんな服だけで、生きられる程この森は甘くない。
お供としたが独りで生きて行くのは、辛かろうと思い!元よりプレゼントするつもりだった装備だ。
《鍛治魔竜師》の私が作成した武具だ渡す着換えろ。」
ミルは、いそいそと防具を装備した。
〈はっはい!装備しました♪〉
焔は、作成した軽量の[魔竜弓]を、ミルに与えた。
エルフ族の主要武器は弓と聞いていたので渡した。
「ミルよ。渡してなんだが、弓を扱えるか?扱えないなら換えてやるぞ。」
〈扱えます♪ありがとうございます♪〉
「その魔竜弓は、魔量を消費し魔法の矢を打ち出せる特殊な弓だ。
弓を引き絞ると、魔法の矢が生成される!そのまま放てば、無属性の魔法の矢を放てるぞ! ミルは《風魔法》があるだろ?
《風魔法》を発動させ長柄弓を引き絞り!放てば《風魔法》を帯びた魔法の矢が放てるぞ。
矢を持ち歩く必要ないし便利な弓だな。
渡した防具一式は、各種基礎能力値を上昇させる効果があるから大丈夫だろう。」
[上手く回ったの!巫狐も焔の肩に乗り精霊語で焔と、チョイチョイ話している様だな。
巫狐の話が出てなかったから、此処でフォローしとこかの!
精霊獣は、基本契約者に寄り添って生活する為!離れる事がないのぅ。
精霊獣に性別は無く無精じゃの。
異世界転移により巫狐には、人化スキルがあるが、通常の精霊獣には、人化スキルが存在しないの!それどころか!進化も一切しないの。
異世界転移の特典として、魂拍眼.味人覚.分身生成.自在調理.立移変写.豊穣大華.これ等のスキルが与えられているが、時空渡航と異界渡航のスキルは、
全ての生粋な精霊が誕生時から所持しているスキルであるの!与えられたスキルは、人化スキル合わせて7つだの!
精霊獣の食事は、魔量を糧としているが、嗜好的に食事をした際は、人間と同じであり獣と同じ様に便もするが、マーキング的な事はしない。
焔との契約で、状態異常や病気にもならない様になった。
人化スキル所持した事で、人化状態なら声帯が人間と同じになっているので、言語を習得すれば、言語も喋れる様になるの。
現在の小綿狐の姿の時は、精霊語しか話せないので念話ばかりだの!精霊語を話していても、焔以外には<キュッ>だの<キュン>だのの鳴き声にしか聞こえないの。
精霊獣は、精霊語以外喋れないの!《言語翻訳通》のスキルを、焔が持つから巫狐も共有して言語を話せるのぅ。
じゃが!人化せにゃ言語を話せないじゃろう。小綿狐の声帯では無理じゃろのぅ。
精霊獣と契約した事で、属性魔法や属性ブレスの制御を、微調整可能となった様だのぅ。
以上で精霊獣についての説明を終えるの]
「考察中
フム。可哀想ではあるが、共に強くなればいずれ1人立ち出来る様になるだろう。
まぁ…宿命もある私が、ずっと側に居られないから時が来たら居場所くらい面倒みるかな。」
[余談ではあるが、魔竜弓に関わらず竜種族の扱う弓は全て、魔法の矢を生成し打ち出す弓だの。
一部刀矢と呼ばれる矢があるが、ミルには渡してないのぅ。
理由としては、刀矢は子供には扱い難い為に、渡さなかったのじゃ。
他にも理由がある属性魔法を帯びた魔法の矢が放てるのだから、剣に自信ないなら魔法に頼れば良いと言う理由じゃな。
刀矢とは、矢尻の部分が刀の様な形状の矢である。
近接戦闘の際には、剣と同じ様に扱える!場合により打ち放つ事も可能じゃな。]
「取り敢えず…
<鑑定!>」
チャララン♪
種族.エルフ.
名前ミル・レート・グラント
性別メス
年齢11才
Lv.3
体.1058力.2075防.2553速.1560魔.1430魔量.985
個人スキル.エルフの高潔.エルフの紫鳳.
スキル.突風の矢.速射の矢.
魔法.風魔法.
ユニークスキル.竜の奴隷.
竜の虜.駿足の魔術師
従魔無し
「ミルの正式な名前はミル・レート・グラント
エルフ族族長に名前の由来を聞いた際に教えて貰ったのだが、最後のグラントは、グラント大森林エルフ族集落を故郷と定めた名前になるらしい。
レートは、ミルの母親の家系の姓である
なるほど…神様早いな特典のギフト…以前 《鑑定》した時ユニークスキル無かった筈なんだよ…
相変わらず抜け目ないな…
《竜の奴隷》?」
チャララン♪
《《竜の奴隷》とは、竜を主として、服従効果がありパッシブスキルである為!常時発動継続しています。
裏切り行為や主を貶める行為をした際には、全身に強烈な痛みを生じさせ!
身体を神畏の縛糸で拘束されるものです。
主の任意により神畏の縛糸の効果消失となります。》
「おいいいぃぃぃ!?なんだそれー!!!?
神様このスキル酷いぞ!!!
11才のお子様にプレゼントして良いスキルじゃない!裏切りや貶める行為って、今更か…
このスキルが発動しない事を祈るばかりだな!ミル本人もステータス確認出来るだろうからな…
神様も酷い仕打ちをしなさる主従関係築いちゃったやん!其処までの関係を持つ気は、なかったんだがな…
《竜の虜》?」
チャララン♪
《竜の虜とは、《連携連帯》スキルと同様の効果を持つスキルです。
竜とパーティしているスキル保持者は、称号を共有出来るスキルです。》
「神様ナイス♪このスキルは、かなり良いスキルだ。
私の称号で補佐出来るなら都合が良い。
しかも駿足の魔術師附けた状態なら速度がプラスだ。
あの各種基礎能力値は、武器と防具であれだけ上がったのか、上々だな。
ミルは、エルフだし進化は1度だけあるが、特殊条件を満たす必要がある為、現状無理だしな。
良い装備させないとな逐一整備してやるさ。
確認終了だ…《鑑定》が一番疲れるな。」
「取り敢えず、リムを起こす。
リム!起きろ!」
リム〈おはようございます♪ほむら様♪〉
ミル〈おはようございます♪〉
リム〈あれ?ミル?何故?〉
「待て待て!?説明する。(んん?起きたよ…こりゃタヌキ寝入りだったかもな…竜族の癖に何か人間ぽいな…誕生した時そんな女々しい感じの感情無かったんだがな)
・・・・【かくかくしかじか】・・・・」
リム〈なるほど、仕方ないですね。
良いですよ♪宜しくね♪ミル〉
ミル〈はい!宜しくお願い致します♪〉
「ご飯にするぞーもう腹減った…(何かリムの雰囲気が少し変わった?か?)〉
リム&ミル〈はい♪はい♪〉
「もう準備出来てるから食べるぞー!リムもミルも麺つゆつけて食べな!うむ旨い♪
朝食は、ザル蕎麦だ(巫狐も食べて絶賛してるな。
相変わらずの称賛の嵐だ!流石前世の世界の食事だ ミル新鮮な食レポありがとうリム…意地汚い食べ方をやめろ…はぁ…アイテムboxに入れといて良かった。)」
「さて、考察を始めよう。
此処まで、神様の特典のヤバさは、想像してなかったよ…此処までするとは、思わなかったよ。
そしてお子様の旅仲間もお子様になるとはな…ミルの武具は揃ったしステータスも確認した。
もっとエルフ族の集落から離れた場所に移動しよう。
ミルが私達の旅のお供になってたと、エルフ族にバレた時に、ミルやエルフ族の反応もあまり良い気は、しないだろう。
エルフ族にしては、追い出した手前色々厄介そうだな…ご飯の片付けも終わったな。」
[エルフ族や亜人種について話しておこう。
一般的に、このウォルド大陸では、亜人種と呼ばれる種族は、人族の分類されているの。
別の大陸では、まだ亜人種を魔物と見て奴隷として売られたりしている所もある様だの。
このウォルド大陸には、竜の谷が存在する為!種族による迫害などを行うと、命取りとなると根付いているの。
竜種族が人化をしている事を知るウォルドの者達だから、下手な迫害は、間違いを引き起こすかも知れないと、恐れているの。
集落に住む亜人種やエルフ族は、比較的に見ても他の大陸を訪れても奴隷等にされない傾向があるの。
集落の集長の手形を持つ者は、下手をすると大陸間での戦争を引き起こす原因とされている為とも言われているの。
ウォルド大陸の集落の場合!ウォルド大陸には、竜の谷が存在する為!他の大陸の者達も一切手を出さないと言われているの。
脅威とされている竜族の加護は、大陸名でも発揮するの。
集落に住まないで、単独ないし家族だけで生活する亜人種も居るが、ウォルド大陸でなら、人族と扱われるが、
他の大陸に行く際は、商人ギルドや冒険者ギルドに所属する事を、絶対としているの。
ウォルド大陸出身である事が、人族で居られる証となるの。
他の大陸で、集落に住まない亜人種は、奴隷として売られたり迫害を受け地獄の様な思いをしている亜人種が多いとされているの。
亜人種の殆どが、ウォルド大陸を目指しているらしいの]
「リム.ミル行くぞ!」
リム&ミル〈はい♪〉
[23話]・・・・・[冒険者の災難]・・・・・
【一方】
ヴァルフィス超速荷車は、ウルカの街に着いていた!ウルカの街は、初級冒険者の街とも呼ばれている!物は安く飽食の街とも呼ばれ、住みやすいと評判である。
街の外壁沿いには、家等の購入も出来る為!他の街とは違い巨大な街なのである。
街の範囲は、大体3キロと推定され!冒険者ギルドや商人ギルド.魔法協会.教会等々が、2つはあるとされている。
冒険者達は、宿屋タコスミを5日程押さえて、冒険者ギルドに行き!ウオルドラット3体討伐クエストに、向かった。
戦士=刹那.ランサー=亜弥.狩人=楓
〈どっせえええぇぇぇい!?<スカッ>って!速い!〉
刹那が、ウオルドラットに向かって長剣を大振りして避けられ!
〈ウリャリャリャ<スカッスカッスカッ>えええぇぇぇ!?速いよ!?〉
亜弥がウオルドラットの背後から、槍で3連撃したがこれも避けられたのじゃ!
〈狙って……<パシュッ>あっ!?〉
楓がウオルドラットを狙って矢を放ったが、ウオルドラットの横を抜けて、その先をのんびり歩いていたウオルドバイソンの横っ腹に矢が刺さり!
<ドドドドドドドドドドドッ!ズカッ>
〈ふおっ!!!?〉
ウオルドバイソンの近くに居た刹那の尻に、ウオルドバイソンの角が尻に刺さったまま移動尻に角が刺さったままウオルドバイソンが突進している!
<ドスッドスッ>〈はひやああああぁぁぁ!?〉<ズドン>
偶然ウオルドラットを、2体串刺しにして討伐したが、ウオルドバイソンが、方向転換した瞬間に、刹那が吹き飛ばされて地に伏したの!
<ズドドドドドドドドッ>
〈刹那あああぁぁぁ!?ゲッ!?こっち来んなああああぁぁぁ!?〉
その後ウオルドバイソンは、亜弥目掛けて突進し、迎え撃った亜弥は槍を突き出したが!?ウオルドバイソンは、身をサイドに移動させ槍を避け!
〈迎え撃つ!?〉<ドゴン>〈ぎゃあああぁぁぁ!?あれだけでも…〉<ドスッ>〈やった!?〉
亜弥の腹部に角突きされ!亜弥は、前のめりに吹き飛ばされたが、偶然にも飛ばされた先にウオルドラットがいて、亜弥は最後の力を振り絞り槍でウオルドラットを串刺しにした!
<ズボオッ>〈ふおっ!?〉
亜弥は、中腰で立ち上がる隙を逃さず…背後からウオルドバイソンが亜弥の尻に角突きした!
〈狙って…《フレアアロー》〉<バシュッ><ブオオオオォォォォ!バブオオーン>〈やったああああぁぁぁ♪〉
その隙に、楓が《フレアアロー》を放ちウオルドバイソンに直撃と同時に業火により、ウオルドバイソンは絶命した。
楓〈って!?大丈夫!亜弥?〉
亜弥〈相変わらず…魔力強めだけど…魔物と一緒に焼かないでよ…楓…〉
ウオルドバイソンに接触していた亜弥も大ダメージを負ったのじゃ。
〈ごめんなさい!?大丈夫!?ポーション!〉
〈其より刹那が…完全に不意討ちだったよ…〉
[やはりこの冒険者達を追って正解じゃったの♪不運に好かれし冒険者じゃの!名からして、転移者か転生者じゃろう!
ナレーションで、誰にも聞かれない見られない…ならば!退屈凌ぎくらいしないと、やっとれんのじゃ!何てな!退屈凌ぎは、本当じゃがの]
楓.亜弥〈刹那大丈夫?生きてる?〉
〈生きてるよ…楓…アンタ魔術師に転職した方が良いよ…弓だけじゃ略ノーカンじゃない…〉
〈ごめん!魔術師だと魔量が足りないから…ある程度Lv上げないと、魔術師は、無理だよ…〉
刹那.亜弥〈それな!仕方ないか…仕方ないね!ポーション!〉<ふおっ!>〈ポーション・・・・・〉
刹那.亜弥.楓〈でも、ウオルドラット3体討伐完了!?倒せるね♪ウルカならやって行けるね♪クエストいっぱいあったからね♪此からも頑張ろう♪おー!〉
〈私は、亜弥よ!歳は、13才の転生者のハーフエルフね。
前世日本人でJKだったわ。
買い物帰りに運悪く背後から来た車に跳ねられて転生しないかって、神様に言われて色々我が儘なお願いも聞いてくれて、
長命で魔法が扱えて身体能力も高い種族に転生させて貰ったの。
ハーフエルフだから大人にならないと身体能力は、人間とあまり変わらないらしいけど、ハーフエルフはエルフとダークエルフのハーフで、
人の因子が入ってないから、大人になりさえすれば、魔法に長けて身体能力もダークエルフ並に強靭になるらしいわ。
神様に感謝しているわ♪前世の記憶があるから、御飯の不味さだけは我慢出来ないのよねぇ…
美味しい御飯が食べたいなぁ…〉
〈私は、白坂刹那です!歳は、15才で只人です。
日本で高校に入る為の受験生でした。
受験日当日に、受験場所の高校に急ぎ向かって校門を抜けた先は、この世界でした。
暫く何が起きたのか解りませんでしたが、見た事のない男の子が、私に語り掛けてきましたが、
言葉が解らずどうしたら良いか解らなかったのですが、男の子が私の頭に手を置いたかと思ったら!
男の子の言葉が日本語に翻訳変換されたかの様に、言葉を理解する事が出来ました。
此方からの言葉も日本語で話すと翻訳変換されたかの様に、男の子に通じました。
そして、男の子に状況を知らせた所!この世界が、異世界で剣と魔法の世界だと聞かされました。
その男の子は、全てを理解したかの様に微笑み!日本語で、私にこの世界の事を色々教えてくれました。
日本語で話してくれた事で、私と同じなんだって思いました。
その男の子は、魔物との闘い方やステータスの見方やスキルや魔法の扱い方をレクチャーして下さいました。
そして、人の住む街である港街ウォーテルに導いて下さいました。
数枚の金貨と魔物を倒す訓練中で倒した魔物の素材を、私にくれました。
私は、その金貨で港街ウォーテルに住む事が叶いました。
後に亜弥に出会い共に冒険者としてパーティになりました。
今の私の目標は、あの時の男の子に会ってお礼が言いたい。
私が丈夫なのは、あの男の子がくれた装備のお陰でもあるのだから♪〉
[余談じゃが、その男の子は焔じゃな!焔は、神域の外れに行きスキルや魔法の実験等をしておった。
たまたま見掛け理解した上で生きる手段を、レクチャーしたのじゃろう。
焔は、《次元廻廊》のスキルを使い実験中に《時空転移》で過去1年前の世界に行きスキルや魔法の実験をしておったのじゃ。
焔がカリナの所で修行中に造った装備を与えた様じゃの!金貨は、過去1年前の世界の人里の集落や街に行き魔物の素材を、売っていた事から入手した金貨を与えたみたいじゃな。
その頃には、人化出来ていたから試していたんじゃろうな。
ん?そう言えば!もう1人のニンフも助けておったのぅ!結構焔に付き纏っていて、過去1年前の世界では目的達成するギリギリまで、焔に付き纏っていたの。
ニンフじゃったから、焔は聖域にニンフを連れていき生活を暫くした後に、焔が姿を消しその後は解らんがの。
焔は、ネット通販が気になっていて金貨入手は、ネット通販を試したいからじゃった。
過去1年前に戻ってみようと思ったきっかけこそ、焔が現状に落ちる前のアルザ達の動きを探る為じゃった様じゃがな。
過去1年前の世界の竜の谷の状況で、幾つかの不審な点を発見していた様じゃがの。
後に明かされよう]
有り難う御座いました。




