前編終幕【49】
宜しくお願い致します。
[96話]・・・・・[オーディンの宝玉]・・・・・
轟音と共に巨大な扉が左右に開き焔は、部屋へと入り200m先に玉座とは違う 悪魔種の人化した娘が、四つん這いしている様に見える所まで、進んだのであった。
其処には、妖艶で美しい魔女が四つん這いの悪魔娘の腰辺りに、腰を下ろして居た。
(魔女)よく参ったね!待って居たわ♪はいこれ受け取ってね♪
右手ので髪の毛を後ろに流し微笑んでいる。
魔女が横に左手を払う仕草をしたと思ったら、魔女の横に何かあった物が飛んできた!其を片手で受け止め見ると…
「焔」ん?【オーディンの宝玉】思念体を受け入れ思念体の記憶は、焔の魂に刻まれ宝玉に内包する力を、全て受け入れた。
[オーディン・神々(かみがみ)の王とされし存在らしいの]
(魔女)!?(ちょっと待って…宝玉が力を発揮しなかった?何故!どういう事かしら…でも…)
何が起きたのか?といった感じの表情をしていた。
流石私が認めた異世界の民です遂にこの時が来ましたね。
何もなかったかの様に振る舞っている。
私は、夜魔ニュクス この地の魔王として存在しています。
[夜魔ニュクス・または、科学化世界の神話の創造神が1柱らしいの]
「焔」人化!やっと会えましたね 【謀】は、成功ですか?
目を細めて真っ直ぐニュクスを見ている。
(夜魔ニュクス)ええ!成功ですね。
微笑みを浮かべている。
「焔」【謀】は、まだ終わりじゃないですよね?(さて、この【人神】の思惑を話させてみるか)
(夜魔ニュクス)その物言いだと、勘づかれましたか!よく気付きましたね♪その通りです。
「焔」此が貴女の目的だとして、何故私を選んだのか不思議ですね。
(夜魔ニュクス)貴方を選んだ理由は、科学化世界に住み《神々の継承者》のスキルを持っていた事が、選ばれた理由です。
堂々とした態度で語っている。
竜神となっても1段階上の神格を上げた竜神を、我々は望んでいたからです。
【謀】は、私の思惑通りでしたよ♪この世界に、調味料を生み出し この世界で可能な食文化を、広めてくれた。
「焔」…(ん?この気配は、アルザだな…ニュクスの声帯と重なる様にアルザの声も聞こえる)
(夜魔ニュクス)貴方は、この世界の秩序と調和を変える事なく世界を進化させた。
魔物転生した3体の前世の記憶持ちは、この世界の調和を崩したが、貴方は安定に努めた。
魔物を平均Lvにして人族に情報を流しあるべき姿へ修正した。
貴方は、気付いているかも知れないけど、貴方の転生は私個人の【謀】なの。
「焔」…(ニュクスは、協力者で首謀者がアルザだろ?【人神】ニュクスにメリットがあったのか?食文化くらいだろ)
(夜魔ニュクス)女竜王アルザの願いを利用して、貴方には、私の願いを叶えて貰う為に色々助力して頂きました。
アルザの願いの 1つは、性別関係なく仔が欲しいと言うもの 2つ目は、永遠に仔と共に居たいと言うもの 3つ目に、血縁を残す事です。
「焔」強制力や執行力については?
(夜魔ニュクス)そう!その執行力や強制力は、私の【謀】の1つよ♪
「焔」アルザの強制力は、3つ目の願いが反映された形か(序盤で血縁解除したけどな)
(夜魔ニュクス)そうね!そしてオーディン様の宝玉に打ち勝つ為に必要だったのが、2つの魂によるものだったから、
覚醒するのを待っていたけど、エルフ族の集落の食事会で、覚醒するとは思わなかっわよ。
貴方の要領の良さにも驚かされたよ!従魔のユニークスキルを、2度程受けた後は、
上手く交わしていたのだから、ユニークスキルの理性飛ばし系で、覚醒予定だったのに従魔の理性飛ばしは、
一度も幼竜の時の貴方は、受けなかったからね 流石に焦ったよフィリアってエルフに感謝ね♪
「焔」ああ!仮死の秘薬か…(覚醒とは、もう1つの魂が目覚める事か)
(夜魔ニュクス)焔君!君には、まだ転生の始まりでしかないのよ♪
この旅は、君を竜神とする為の【謀】なんだから!
「焔」初めからそう話せば良くないか?
(夜魔ニュクス)其では、【謀】の意味が失われてしまう!君には、神々の住む【テラ】と、呼ばれる異世界に行って貰いたいのよ!
「焔」その【テラ】って世界に行って何をさせたいのさ?
(夜魔ニュクス)本題だ!君には、神々の住む世界【テラ】にて、主催され催されている!
神々の造りしダンジョンの最奥にあるとされる数百の神々が神気を練って造ったとされる【星宝の宝玉】を、入手してきて貰いたい!
この世界の名は、【ヴァイス】です.オーディン様を含む7柱が創造した世界だが、肉体だけが残されたこの世界には、足りないモノがあります。
未来永劫この世界があり続ける為には、更新が必要です!【星宝の宝玉】が在れば、
【ヴァイス】は在り続ける事が叶うのだ!
神々の創造せしダンジョンは、この世界以外の惑星や時空彼方の異世界等からも、君の様に選ばれし種族達が、
【星宝の宝玉】を得ようと、参加している! 例え神であっても参加資格がある。
全種族参加可能であり種族に因っては、ハンデもあるが、神だからとかのハンデは、適用されてない。
1.【星宝の宝玉】争奪ダンジョンは、人族での参加が絶対条件である。
2.竜種族.海神種族等は、種の珠で生成された人族に魂を移し参加条件のクリアとする。
3.争奪ダンジョンの参加者同士の争いで負けた者は、参加資格を失うものとする。
4.争奪ダンジョンの参加者同士の争いでは、負けた者が死んだ場合参加資格に、何ら影響しない。
負けて死んだ場合は、参加登録惑星に帰還させられる。
神VS.神の争いの場合も同じだが、神としての宝玉は、勝った者の宝玉となる。
5.争奪ダンジョンに参加していない一般ダンジョン探索者を、自ら襲って死に至らしめた場合は、参加資格を失うものとする。
争奪ダンジョンに参加していない一般の探索者が、襲ってきて死に至らしめた場合は、何ら参加資格に影響を及ぼさないものとする。
6.争奪ダンジョン参加者は、【テラ】に存在する ユニオンへ加入義務がありユニオンに、所属しない者は、参加不可とするが、
不参加であっても参加者と同じ扱いである為、戦闘は避けられないものとする。
7.上記を守り争奪ダンジョンに参加して下さい。
「焔」ふむ(なるほど…やはり異世界に行かせる予定だったか)
(夜魔ニュクス)君にもメリットがある!種の珠を使えば、幼竜をほむらの身体として魂を別けれる様になる。
君も晴れて自由の身だ!神としてだがな♪永遠お子様として生きなくて良くなるんだぞ!
其に【テラ】での生活でアルザの強制力は、幼竜ほむらだけに適用されるのだから、自由を手にしたも同然だ!
【星宝の宝玉】を持ち帰ったら血縁から脱しても得た力は、消えないのだから♪
「焔」なるほどな!思惑を喋らせたのだが、そんな抜け道が有ったか。
(夜魔ニュクス)えっ!?思惑を喋らせた!!!?
驚愕の表情をしている。
「焔」その通りさ!私の体に2つの魂があると告白した日を覚えているか?お前達が、私を見付ける前に、他の神と盟約を交わしていると言っただろ?
真っ直ぐニュクスの目を見て、腰に手を置き、自然体で話している。
(夜魔ニュクス)えっ!?(くっ!この為に布石を打ったか…反応してしまった!)
すくっと、立ち上がりビックリした表情をしている。
「焔」アルザ居るんだろ?ニュクスと半分同化状態だよな?
(アルザ.ニュクス)何故分かったの!!?えっ!?何故!?そんな馬鹿な!何故見破れたのかしら!
慌てた様に目を動かした。
「焔」隠し通せないと言っただろ?言っておくが、大体の推測をしていたから、こんな事だろうと思っていた。
(アルザ.ニュクス)貴方は、まさか…此処まで聞いて従わないつもりかしら?
ニュクスは、ジッと焔を見つめ。
「焔」先ず確かたいのだが、ほむらの身体は、どのように生成するつもりだ?
(アルザ.ニュクス)種の珠で生成するわよ!其しかないものね。
四つん這いの悪魔娘に腰を下ろし種の珠を焔に差し出した。
焔は、種の珠をニュクスから受け取り、性能確認した…(バカめ竜種族しか生成出来ない程品質が悪いじゃないか!血縁も消滅確定じゃないか…)
「焔」お前等アホ過ぎる!この種の珠は、品質が悪いから、竜種族を生成出来ても竜神になれる個体は、生み出せないし、血縁も消滅するぞ!
焔は、眉を寄せ話している。
(アルザ.ニュクス)何ですって!!!?品質!血縁が消える!?そんな!?
立ち上がり食い付くかの様な仕草。
「焔」血縁を残したいなら、無精卵から受精卵に変え肉体生成をしなければ、決して血縁が残らない!私を転生させた時の様に、身体を生成してやれば良い。
(アルザ.ニュクス)無理よ…もう生成スキルが、無くて膨大な神気を、与えても竜神として身体を生成出来ないのよ…坊やを転生させた肉体は、私の特殊スキル全てを犠牲にして、
無精卵から受精卵に変えた一度切りのスキルだもの…元々竜種族は、簡単に生み出せないから、特殊な存在なのよ。
慌てた仕草で語っている。
「焔」んじゃ!ほむらに与える身体が無いって事で良いな?
(アルザ.ニュクス)そうね…種の珠で無理なら…何でこんな…
アルザは、ニュクスの身体で泣き崩れた。
「焔」此処からは、私が仕切らせて貰うよ!
(アルザ.ニュクス)えっ!?何をするの…坊や…
「焔」この種の珠には、転移術式が組み込まれているから貰うよ!先ほどの話しを聞いたから、自分の意思で【星宝の宝玉】の入手をするが、勝手されるのは腹が立つから、私に全て任せて欲しい!
宝玉と種の珠をアイテムboxに入れた。
先ず私の中のほむらには、私が独自に創造した【界竜島】神域に、アルザの無精卵を利用して、擬骸を創造してある。
(アルザ.ニュクス)神域!!!?擬骸ですって!!?本体の他に擬骸を生み出していたの!?それって…私が持っていたスキルを、受け継いでいた!!?
驚愕の表情をしながら、四つん這いの悪魔娘に腰を下ろし床を見て話している。
「焔」そういう事だね(神鍜様や鏖魔と融合しているから、違うんだけどね)
ほむらが入る卵には、名が無いのでメスの名を考えておいてくれ!種の珠で魂を移したら私の身体は、生命維持装置で管理するから、安心してくれ。
私が魂を種の珠で生み出した人族に入ったら、目的達成までほむらを、私の身体の延命に当てる予定だったのだろうけど、私としては、ほむらが可哀想だったから、色々手を考えていたのさ!
(アルザ.ニュクス)そんな事まで…【謀】は、瓦解状態だったのね…
「焔」そうでもないんじゃない!アルザ!もう城に戻って卵が運搬されるのを待て!【テラ】に行ってやるから、後は、私に任せてくれ。
(アルザ.ニュクス)分かったわ!貴方には、私達の狙いが全てバレているのね?
「焔」管理者にしたいんだろ?
(アルザ.ニュクス)ええそうよ…何時気付いたの?
「焔」竜の谷を見た時からだな。
(アルザ.ニュクス)前世の記憶持ちだという所が、【謀】の誤算だった訳ね。畏れ入ったわ。
ニュクスは、おでこを両手で覆い。
「焔」んじゃ!卵持って城に行くから、名を考えておけよ!メスだからな。
(界竜島転移)<キンッ>
(夜魔ニュクス)参りましたね…首謀者がアルザと気付いていただけじゃなく、【謀】の欠陥を指摘して、擬骸や生命維持装置まで造っていたなんてね…
我々が転生させる前から他の神と、盟約していたと言っていたけど、何れ程の力を持つ神だったのでしょう…?
[97話]・・・・・[新たなる旅路]・・・・・
焔は、【界竜島】に着くと城の10階層に行き《竜神》に竜錬術での種の珠作成を、竜気と極神気を要して作成を依頼して、
《月呀》に、焔の中の幼竜ほむらの魂を、焔の身体から凝縮して血縁の糸が切れない様に、焔の身体から出して竜の卵に移した。
竜の卵の幼体のアイテムboxには、聖硬貨が200入っており魔物も500万体入っていて、食材も全種揃えてあるし木材や鉄鉱石も入れてある。
私の装備していた武具も竜種族でも、装備出来る様に直して、餞別として入れてある。
《焔》《竜神》《月呀》は、行動を指示された時は焔の姿の分身体を、独自に出して意識を分身体に、移して行動している。
「焔」《月呀》お疲れ!
《月呀》主様の為ならば、何なりとお申し付け下さい。
「焔」ああ!私は、血生臭いから風呂と食事を済ましてくる。
《竜神》はは!お任せ下さい。
焔は、転送ポータルで2階層の大浴場で、疲れを癒して1階層で涼みながら大型体で食事を済ませ!ネット通販で、色々な服を購入して《竜神》の報告を待った。
《竜神》の意識は、実は前世からある!鏖魔と神鍜様が、融合した時に《竜神》も意識を得て人格も開眼させていた様だな。
前世の悪霊騒ぎとかは、全て《竜神》が私を守っていた様だな!此方に来てからは、アルザのスキルに《冥王獄界永久地獄》なるスキルがあって、そのスキルの所有権が、私になってしまった事から、
《竜神》に、このスキルの中を整備してきてくれと、頼んでいたのさ…初期ステータスの私に、所持するだけで1万の魔力が必要何て言われたら、
抜け道使うしかなかったんだ…《竜神》に、所有権を預けて整備を依頼してサクサクLvを上げて、扱える魔力にして、所有権を戻し《竜神》には本体の防衛に、徹して貰った。
《月呀》の意識だけは、月華の時に開眼していた!猫耳事件の時らしいな 《月呀》に昇華と同時に人格が形成された様だな。
《竜神》と《月呀》は、魂の記憶やスマホの知識や神としての知識も、《焔》と同等の知識量を持っている。
《竜神》主様!高位種の珠が完成致しました。
「焔」お疲れ!有り難う♪
《竜神》主様の為ならば、何なりとお申し付け下さい。
焔は、10階層に戻りニュクスから貰った種の珠の転移術式を、高位種の珠に転写させた。
「焔」ふむ!幼竜の魂も定着が確認出来たしズレも無く完璧だな!卵をアルザに届けたら、此処に戻り高位種の珠で、ダークエルフの子供で12才くらいの女を作成しよう。
無表情で坦々と語っている。
人族になるって事は、性別が必要だから女の子供なら、男の子供より何かと面倒に、巻き込まれないだろうからな。
流転時代に、女の性別にもなってたから分かるが、トラブルは間違いなく少ない筈だな。
ダンジョンでの戦闘なら身軽な方が、何かと楽だからな 身体が小さいが人の身体だとしても魂で、身体能力が決まるのだから、子供の姿で全く問題無いだろう。
魂の移動は、分身体を1体出し《焔》に分身体の操作させて、魂をダークエルフに移して、生命維持装置と竜体連動維持装置を起動させれば、良いだろう。
焔は、竜の卵に手を置き(アルザの転移)<キンッ>
アルザは、謁見の間に、従魔や竜神を集めていた。
アルザ達は、焔の出現に驚きどよめいていた。
「焔」この卵に、アルザの血縁の竜の仔のメスが居る!後は、任せるが私の中に居たもう1つの魂を、不幸にするなよ!んじゃ!(界竜島10階層転移)<キンッ>
(アルザ)全く…話しもしないで、行ってしまったわ …
(グレン)ほむら様には、全て筒抜けだったんですね…
(アルザ)そうよ!それどころか【謀】の欠陥を指摘して、私の願いも叶えてくれたわ!首謀者が私だと、気付かれていたみたいね。
もしかしたら、あの仔はとてつもない宿命を背負った存在だったのかも知れないわね…敵に回せば私達では太刀打ち出来ない程に、神格も高いのかも知れないわ!
竜の卵に、ヒビが入り卵の中から幼竜が飛び出しアルザに飛び付いた。
アルザは、喜び固く抱き締めて名を口にした。
【ディア】
この仔の名は、ディアよ!
アルザの間に集まった全ての者達に祝福され!歓声と共に、竜の谷ではお祭り騒ぎとなり数日連夜宴会が続いた。
焔は、鏖魔の報告により、幼竜の名を知った。
焔は、高位種の珠から、ダークエルフの女の子を生み出して、分身体を1体出し装置に、身体を固定して《焔》に、任せ魂をダークエルフの女の子に移された。
「なるほど!登録が必要なのか!えーと…分身解除!姓名が必要か…心月焔でいいな 登録惑星は、【ヴァイス】だな!【テラ】」
【テラ】と口にした瞬間転移開始した様だ。
此にて、改稿済ませた。
【前編】流転転生・お子様の旅路・は、終幕に御座います。
この形で前編の終わりとさせて頂きます。
次回から[後編]流転転生・お子様の旅路・となります。
私の作品にお付き合い頂いて誠に有り難う御座いました。




