幼竜の成長【48】
宜しくお願い致します。
[94話]・・・・・[魔王城]・・・・・
焔は、迷彩結界内に転移してその場を後にしたのである。
大地に寝転がり考察している。
長居しなかった理由は、元々【慈愛の女神ヘスティアの宝玉】が、原因で細胞の増殖等で変異したのだろう。
宝玉を受け入れた時点で、あの変異を初期化するのは、決定事項だよな。
此からの幻獣の一生を考えたら、初期化は辛いだろうにな…変異状態で居るよりマシだろうけどね。
ふむ ほむらが魔物との戦闘をへて、人族も居るが殆どが幻獣なのだから、一度市場を見て買い物等の初めてのお使いでもしてみようかな。
一度北の幻獣の都に、宝玉受け入れで行ったが、市場とか見てないしな!食材調達頼むか!お金の使い方教えてあるから、大丈夫だろう。
幼竜<キンッ!>交代<キンッ!>
「さて、ほむらお使い頼むが良いか?」
(ほむら)あい♪
「お金はアイテムboxにあるからな 市場を見て麦や小麦や豆類を購入して、アイテムboxに収納して、色々見回ってきなさい」
(ほむら)あい♪
「迷彩結界は、このままにして門番の所に行ったら銀貨3枚渡して入国しなさい 帰りは、ゲートで迷彩結界内に帰ってきなさい」
(ほむら)あい♪焔様♪
ほむらは、焔の言葉通り門番の所に行ったのであった。
(門番)りゅ竜種族様!?よく御出下さいました!
驚き慌てている。
(ほむら)あい♪銀貨あい♪
(門番)有り難う御座います!どうぞ 入国して下さい!
ピシッと背を伸ばしお辞儀をした。
(ほむら)あい♪
ほむらは、空を人の頭くらいの高さで飛行しながら、先に進んだのである。
ほむらには、見るもの全てが新鮮でキョロキョロしながら飛行していたのである。
(幻獣一同)あれって!竜種族様!?大恩人の竜種族様の無礼にならない様にね!
ほむらは商店を覗いたりしながら進み正面に、見えた噴水にするりと潜ったのであった。
(幻獣)えっ!竜種族様が!?噴水に落ちた?まずい!
慌てて駆け寄る。
幻獣がほむらを抱き抱えた所、ほむらは、楽しそうにしていたのであった。
(幻獣)あれ?落ちた訳じゃないの?
(ほむら)あい♪チャプチャプ♪
(幻獣)遊んでいたのかな?
(ほむら)あい♪チャプチャプ楽しい♪
(幻獣)竜種族様のお子様が御一人では、心配されるでしょうに!
「ん?セイラだな ほむらセイラに、市場を聞いた方が良いかもな」
(ほむら)あい♪セイラ!市場教えてー♪
(セイラ)えっ!?名乗ってないのに…まさか…【高位体】!?ははい!直ちにお連れ致します!
ほむらは、セイラに抱えられたて市場へと行ったのである。
活気あり賑やかな市場で、ほむらは思い出した!
(ほむら)むぎとこむぎとまめるいどこ?
(セイラ)麦や小麦や豆類ですね♪此方に御座います♪
(ほむら)ありまと♪むぎ200㎏とこむぎ200㎏とまめるい色々500㎏ちょうだい?
(商人)はい!凄い量ですが、大丈夫ですか?
(ほむら)アイテムboxあるから大丈夫♪
(商人)アイテムbox持ち様でしたか!?では、此で金貨3枚銀貨8枚です。
ほむらは、アイテムboxからお金を出し渡しアイテムboxの自動回収で、購入した物を回収したのであった。
ほむらは、市場の至る所の露店をセイラと巡り門番の所に戻って!
(ほむら)セイラ ありまと♪
(セイラ)いえ♪また会えたらご一緒しましょう♪
ほむらは、飛行でセイラから離れ!
(ほむら)バイバイ♪ゲート(迷彩結界内)<キンッ!>
(セイラ)転移!?竜種族様のスキル凄いなー♪
(ほむら)たらいま♪
「お帰り♪ほむらは、十分やれそうだな」
(ほむら)あい♪
「じゃあ、迷彩結界解除して再度!【特殊迷彩高強化結界】を発動してくれ!」
(ほむら)あい♪分身解除!アイテムbox自動回収!迷彩結界解除!【特殊迷彩高強化結界】発動!
「この【迷いの森】の【特殊迷彩高強化結界】は、常時発動状態にする!この特殊結界の分身体は、《焔》を通して管理されるから、
今後この【特殊迷彩高強化結界】は、使わない方向で行く
竜の谷の街に、ゲートしてくれ」
(ほむら)あい♪ゲート(竜の谷の街)<キンッ!>
「よく出来たな良い仔だ」
(ほむら)あい♪
焔と交代し人化<キンッ!>
焔は、街外れの草原て、簡易特殊迷彩結界発動させた。
簡易特殊迷彩結界では、分身体による料理生産は、行われない。
この簡易特殊迷彩結界は、【界竜島】の神域と同じ効果があり、他神で有ろうとも隔絶された空間を覗けない。
色々と推測してきたが、異世界に行かされる可能性しか見えない!杜撰な転生させる神々だからな。
現状で惑星の管理者となれる状態にあるが、【謀】をしている神々は、其処まで私の力が!神格が!強い存在だとは、気付いていない筈だ。
気付いてないからこそ、何かをさせるだろう!今の内に色々スキルを創造しておこう!《焔》にも大陸創造計画を、独自に進めさせている。
実際もう全ての条件を満たした。
魔王城に行く事で、全てを知る事が叶うのだ!何をさせるのか?知った上で、思い通りに進ませない!独自路線で決めさせて貰う!ほむら問題の解決は必須だ。
流石に、この問題だけは意地でも解決させる。
先ず魔物を売り武具強化をして!ほむらに自由を与える必要があるな。
「焔」ゲート(ウルカ)<キンッ!>
焔は冒険者ギルド地下の解体屋に行き、ビースト種500体.海王種500体を格安で売り解体屋を、後にしてゲート(龍の街)<キンッ!>
マンイーターを聖硬貨5枚で購入出来るだけ全て購入しアイテムboxに収納して、ゲート(竜の谷の街)<キンッ!>
カリナの工房に行き月華刀等を、6つの宝玉を削って1つの特殊鉱石を造り、月華刀等の全ての武具を、強化させたのである。
月華の強化が極限に達して、刀.斬.槍.斧.剣.大剣.双剣.弓.杖.武器全てが、月華から月呀に昇華したのである。
8時間経過・・・・
師匠の提案で防具一式装飾品を、師匠と共に1から竜錬術で特殊加工したのであった。
焔は、師匠にお礼を兼ねて師匠を竜体にして、鱈腹ご馳走したのであった。
そして挨拶して焔は街に戻り幼竜!交代<キンッ!>
「ほむら暫く自由に過ごしてみなさい♪」
(ほむら)あい♪
「考察する。
後は、ほむらがこの生活の中で、何れだけ殻を破れるかだな。
従魔を交わし自由に遊び 学べる所を、吸収出来るなら、魔王こと神様との対面だな。
幼竜ほむらがアルザの仔だという事は、従魔達も知っているからこそ、ほむらを追い掛け回しているのだろう。
私の時の様な真似をすれば、敬遠されるだろうから、其処までの事は、しないだろう。
ミュリの成長の速さが、やっと解った幻獣は、周りの環境で急速に成長期がやってくるらしい。
多分成長の原因は、従魔の行動に感化されたのだろう。
幼竜ほむらを、従魔と追い掛け回すことが、楽しいと感じているのだろう。
さて、暫く寝て過ごそう…寝溜めしよう」
1ヶ月後・・・・
「へぇーほむらもやるな 従魔やミュリを上手く交わして、街でミルや莉子と、遊んでいるな♪
成長しているな ミルとも仲良くやっている様だし、この分なら旅に出てもやって行けるだろう♪
ほむらが寝るのを待つかな」
8時間経過・・・・
ほむらは、熟睡している様だ焔は、交代し人化した。
(オルド大陸北東の魔王城付近転移)<キンッ!>
魔王城の周りには、キングベヒーモスやグレーターゾッド等の大物が、犇めいていた。
焔は大型体となりアイテムboxの自動回収を発動させながら、殺戮していく不思議だな。
神となったのに、この地の魔物は、見境なく襲ってくるな。
正に、魔王城敷地面積半径3㎞は在ろうか やっと受け入れたか大きな城門が、
轟音と共に開いていく切りがないな 焔は構わず城門を潜り抜け、門番としてオーバーロードが、
立ち塞ぐが、粉々に両爪で斬り刻み斬り伏せた。
ずいずいと奥へ進んで行く なるほどな城門の中は、魔物が居ない様だ 歓迎されているみたいだな。
暫く進むと、人族?いや悪魔種だが人化している。
(人化した悪魔娘)どうぞ此方へ!我が主神がお待ちしています。
罠やトラップ等は、解除されていますので安心して、お進み下さい。
大型体で移動していても分かるが、通路1つ見ても広い空間だな。
(人化した悪魔娘)此処からは、この転送魔法陣で、格フロアへと移動致します。
足元の魔法陣に乗ると、魔法陣が光り瞬時に違うフロアへと転移する様に、なっている。
此だけ広大な城だから当然なのであろう。
転送魔法陣を8回に渡り乗り継ぎ、正面に巨大な扉がある。
中からは、気配があるのを感じる神特有のアルザに似た気配だ。
(人化した悪魔娘)此方に、我が主神がお待ちしてます。
[95話]・・・・・[双聖勇者との出会い]・・・・・
【一方】
双聖勇者の時雨と慶二は、ウルカで冒険者登録をして、ダンジョン攻略やマッピング等のクエストばかりしていた。
戦利品の魔導具である魔法鞄や魔法書等々を、コレクションしていた。
ダンジョン攻略参加人数指定のクエストがあり時雨と慶二は、参加者が現れるまで待機中であった。
龍の街の冒険者ギルドでも、募集されていたクエストだが、刹那と亜弥はこのクエストの参加者としてウルカの冒険者ギルドに来ていた。
このクエストは、4人以上で受領可能クエストでありギルド側から、時雨.慶二.刹那.亜弥が指名されて、4人は絆の魔石でパーティを組みクエストに向かった。
場所は、ウルカ南西の森シルバー洞窟であった。
このシルバー洞窟では、多くの行方不明者が出ていた 竜の谷が近く竜種族との、遭遇率が高い事から竜種族の戦闘に、巻き込まれる可能性が高いとギルドでは、
注意を呼び掛けられていたのだ!試練の儀の最中の竜種族は、早く竜の谷に戻りたいという思いから、雑な戦闘をしていて巻き込んでしまった例はかなりある様だ。
冒険者達は、シルバー洞窟に着き次第周りを警戒して、休憩場所を探していた!休憩場所を洞窟内に設定する場合は、セーフティゾーンを見付けてからというのが、ギルドから伝えられていた。
(時雨)では、この辺りで自己紹介と参りましょう。私は、最近冒険者になった時雨と言います。剣と魔法を扱えます。
(慶二)同じく慶二です。剣と魔法を扱えます。
(刹那)冒険者歴1年で、職業は、戦士です。
(亜弥)同じく職業は、魔弓士です。
(時雨)では、本日は此処で拠点を設置して、攻略について話し合いましょう。
時雨と慶二は、魔法鞄から調理器具や鍋を出して、食事の準備を始めた。
その様子を見ていた刹那と亜弥も調理器具を出して、調理を開始した。
戴きますと4人が、食事を食べ始めた頃に、刹那と亜弥が気付いた!?
(刹那.亜弥)あの!?この料理って!?
(時雨.慶二)料理?ああ!此は、シーチキンのマヨ和えですよ。
(刹那.亜弥)マヨネーズ!?このマヨネーズは、何処で入手されたのでしょう?
(時雨.慶二)あっ![コソコソ話し中]
[まずった?]
[マズいかも!]
[確か乳製品や卵を使った調味料とかは、この世界には存在しないから、気を付けてくれって言われた!?]
[竜神様言ってた!?どうしようか?流石に簡単には話せないよね?]
[この調味料に食い付くって事は、転移者か転生者の可能性無いかな?]
[確かに可笑しいね!マヨ和えって言ったのに、マヨネーズって言っているって事は、知ってて言っているっぽいね]
(時雨.慶二)先ず、貴女方は転移者?転生者?ですか?
(刹那.亜弥)はい!?私は、転移者です!私は、転生者です!
(時雨.慶二)なるほど…このマヨネーズは、竜神様から頂いた調味料です。
この世界では、調味料としての乳製品や卵が存在しない世界ですので、竜神様からしか入手不可能だと思います。
(刹那.亜弥)やっぱり!?竜神様を御紹介頂けませんか?
(時雨.慶二)信頼関係を築く前から、貴女方を竜神様に紹介する事は、流石に出来ません…竜神様は、他言無用にと言われていたので、目立ちたく無いのだと思います。
(刹那.亜弥)なるほど…確かに、焦って話せる事じゃないですね…他言無用と竜神様が仰有ったら、我々も話せないですからね。
何処で竜神様と、お会い出来ました?
(時雨.慶二)オルド大陸のディル国です。ウォルド大陸に着いてからも、1度お会いしましたよ。
(刹那.亜弥)オッ…オオ…オルド大陸!!!?魔王の居る大陸ですよね!!?魔物も凄く強いって有名な!?ウォルド大陸でも会えた!?貴殿方は、何者何ですか?
(時雨.慶二)うーん…まぁいっか!我々は、双聖勇者ですよ!召喚で異世界転移した存在ですよ。
(刹那.亜弥)双聖勇者様!!!?何とご無礼をしてしまい申し分ありません!!?勇者様だから、竜神様との接点がお有りでしたか!?とんだ失礼を!?申し分ありません!!?
(時雨.慶二)そんな反応されるのも嫌だったから、言わなかったんだけどね。
今はもう冒険者だから、そう改まらないで下さいね。
(刹那.亜弥)双聖勇者様は、冒険者になられた?
(時雨.慶二)かくかくしかじか…省略。
(刹那.亜弥)なるほど!竜神様は、行商人をされていたのですか!様々な料理を売っておられたと、1度お会いしてみたいですね♪
(時雨.慶二)また直ぐにでも会いたいですよ♪さて、今回このダンジョンの攻略ですが、行方不明者が多数いるが、このダンジョンが人気な理由は、
戦利品のスキル書が、とても優秀なアイテムだからだと言われていますが、貴女方の目的も其ですか?
(刹那.亜弥)はい!アイテム調合が覚えられるというスキル書が欲しくて参加しました。
(時雨.慶二)ダンジョンを攻略すれば、パーティ全員入手出来るらしいので、取り合いになる心配は、ありませんが、行方不明者が多いという事は、其だけ魔物が異常に多いという事です。
負傷したり調子を崩したら言って下さい!焦らず確実に、魔物を駆逐して行きましょう。
(刹那.亜弥)はい!宜しくお願い致します。
(時雨.慶二)宜しくお願い致します。
時雨.慶二.刹那.亜弥は、食事を済ませて装備を整えてから、シルバー洞窟へと潜って行った。
[なんじゃ!双聖勇者と龍の街の冒険者が、パーティしたみたいじゃが、此のまま固定パーティと成れば、上手くすれば焔と出会えるかものぅ。
もし献上品クエストで竜の谷に行けたとしても、4人には乳製品やマヨネーズは、購入出来ないのぅ!焔が、フラウに売って良いと言わない限り購入不可能じゃの。
井上八雲だけ購入可能になっておるから、同様の許可が必要じゃの]
有り難う御座いました。




