流転転生者【3】11~15話
宜しくお願い致します。
カギ括弧に応じて、物語が進行します。
「この括弧が、主人公だけ.心の声.念話も此」
[この括弧が、念話.精霊語.魔物語.ナレーション.主人公とリンクした存在]
〈この括弧が、登場人物等〉
(この括弧が、主人公.登場人物.心の声)
《この括弧がスキル.自我を持つ意識》
【この括弧が、注視】
<この括弧が、擬音>
[11話]・・・・・[流転者の闇]・・・・・
焔とリムは、深夜に旅立った。
リムは、大きな肩掛け鞄を持ち、周りを警戒しながら竜体で、焔の後ろを<パタパタ>と飛行しながらついてきている。
焔も竜体で<パタパタ>と時速30㎞で飛行しながら、街道に沿って飛行中だった。
思考中
「…(3ヶ月…転生直後は、色々テンパッてたから考えない様にしていたけど、流転の記憶が一部戻ってきたな…ってか私…流転者だったんだよな…。
前世の記憶がクソみたいな人生って…流転者の記憶封じるとか…何してくれてんだよ 転生直後浄化対処出来なかったから、
悲惨な人生だったな 竜転生?前前世で次竜転生させてくれるって神鍜様言ってたから、別に竜転生でも良いけどね…問題は、騙す神様って何だろう。
流転者に転生持ち掛ける何て聞いた事ないな 数十億年流転し生き死にを繰り返し、時には転生直後即死したり卵から顔出したら即死したりと、
流転の記憶が一部しか戻って来ないのも!前世が原因だな!【人神】が何流転者の流転転生に茶々入れてんのさ!
輪廻転生なら浄化もしてくれるだろうけど、流転転生は、自分で浄化するのさ 流転の記憶無いと浄化の方法分からない。
流転者にとって記憶が一番大事なんだよね 誰が前世の転生先決めて転生させた!絶対許さないよ!流転転生の中で最悪悲惨な前世だったよ。
戻ってきた流転記憶に、浄化方法の記憶があったし、この世界の神様がしっかり魂の浄化してくれたみたいだから、別に良いけど。」
[【人神】により転生を強制された事で起きた事故と言わざるを得ないの。
前前世で盟約を結んでいた事で、次の転生先が、前前世の時点で確定していた為に、人の身に転生させられたが、本体ではなかった事により魂と身体が一体とならんかったのじゃ。
言わば擬骸状態じゃったのじゃ!擬骸には相性が存在するのじゃが、魂と身体の相性が悪かったのじゃ。
其が原因で、魂と肉体がズレた上で記憶障害が起きた!記憶障害が起きた事で、融合した魂が封印状態になり前世の状態になった訳じゃが、紛れもなく【人神】が余計な事をした事で起きた災難じゃの
今回の転生も【人神】の思惑により転生しとるが、竜転生した時点では二度手間となるが、最終的には盟約通りの道筋を、焔に与えられるの。
焔ならば、盟約の意味を汲み取り我らに向き合うじゃろうのぅ]
思考継続中
「3ヶ月ありゃ人族転生した時に、魔導鍜冶師や錬成鍜冶師や技工士をしてた人生送った記憶があるし、錬金術師や錬成術師や魔泡術師の人生送ったからな!鍜冶魔竜師も竜錬術も余裕だったさ!
時には、料理人だったり食品加工工場で働いたり社畜だったりと、人生経験だけなら…いい加減にしなさいってくらいしている…3ヶ月…十分長い期間だったよ…ふっ…化学世界の【人神】は、生き物生み出しても、その生き物に転生して、生を全うした訳じゃないから、
知らないだろうけど…もっと考えて生き物生み出して欲しいね
結局生み出した生き物が、生きる為の行動が不完全では、障害でしかない。
昆虫類.魚類.爬虫類.鳥類.只人.小人.耳長.闇人.獣耳.悪魔種.海王類.獣人.巨人.魔人.角硬人.鬼人.四足獣.幻獣等々の様々な種に、転生しては、生死を繰り返したな。
独自進化が、次の世代で必ずしも進化が受け継がれる訳じゃないのも問題だったね。
おっと…脱線した…流転者故に、前世以外の流転転生は、嫌な思い出はないな。
気を取り直して、今後を考えるべきだな。
現状自分なりに考察してみよう。
この世界での魔法に、小難しい理論とか必要なくて、エルフ.ダークエルフ.ドワーフ.小人族.海人族.獣人族.牙獣族.神獣族.幻獣族等々の純粋種族は、イメージで何でも発現させられる様だ。
但し純粋種族の場合であり、只人は、色々違いがある様だ!イメージは、必要だが信仰する神に、魔量を支払い等価で魔法を成し信仰する神が指定した魔法しか扱えないらしい。
スキルも信仰する神から与えられ、信仰する神が指定した職業により、得られるスキルも様々である様だ。
但し只人であっても転生者や転移者や召還者は、この【ヴァイス】に来た経緯で、得られるスキルが違う様だが、惑星救済措置として、魔法に関しては魔導書等を読む事で、魔導書に記された魔法は、全て扱える様になるそうな。
竜種族.竜神は、女竜王アルザに対する信仰により、イメージコントロールと発想力と魔力と魔量が必要だが、其は竜種族.竜神によるこの世界での魔法であり、
女竜王アルザ無くして魔法を扱う事が叶わないとも云われている。
私の場合は、別に女竜王アルザを信仰しなくても、魔法が自在に扱える…だが、魔法リストを基に、術式構築した魔法を扱う必要がある。
スキルに至ってもスキルリストを基に、扱っていくつもりだ。」
[焔に至っては、もう神格化を済ませているからスキルや魔法で制限しないとやり過ぎてしまうのじゃ、スキルや魔法はやり過ぎない為の処置じゃな。
発声や思念を強く言霊にするだけで、全てを無に還させるのじゃ!魔法であれば、無詠唱魔法と同じじゃな。
スキルや魔法を扱う事で、神威の力を制御しとるんじゃ!故に焔の扱う魔法は、短縮詠唱魔法じゃのぅ。
短縮詠唱魔法とは、構築された魔法術式の魔法名だけで放つ魔法を、短縮詠唱魔法という。
通常魔法には、発動術式が全ての魔法に存在するが、長い言霊詠唱を必要とする。
複雑に入り乱れる魔法術式ともなれば、詠唱に時間が掛かり過ぎてしまうからの!じゃから一文字に術式を集約して構築する事で、短縮詠唱で事足りるのじゃ!
一般的な魔導世界における魔法や魔力について語るかの。
魔法による魔力では、決して扱えない魔法が存在するの。
転生や空間を操る事が、生命体には許されていない事じゃの。
其が許されるのは、焔の居た前世の化学世界の映像ゲーム機により生み出したプログラムによりシステムとして、組み換えられた世界だけじゃの。
魔導世界において、転生や空間を操る事が可能なのは、神だけじゃの。
神威の力による神力のみが、転生や空間を操る為の力じゃの!魔法による魔力では、決して空間を開けぬのじゃよ。
魔力とは、生命体が循環させ練り出すものであるのと同時に、生命体による生命エネルギーを魔力変換させて発動に至るものでもあり、生命体であるが為に空間を歪ませる事さえ不可能なのじゃよ。
魔力による【術式保存物質】を、操作し得る事は可能かどうかについてじゃが、魔物の体内には、核と呼ばれる魔石と只人で言う処の心臓が、存在するんじゃが、
高Lvの魔物の核を、武具素材や魔道具素材の中和素材として扱う事で、【術式保存物質】とする事が可能なんじゃが、
高Lvの魔物の魔石を、簡単に得られる物ではない為!ウォルド大陸やラステル大陸では、入手不可能と成っておる様じゃな。
何処なら入手可能かで言うならば、オルド大陸.ヴァース大陸.ヴァルト大陸.フローティア大陸.グリム大陸じゃの!魔物が生まれる地であるグリム大陸とヴァルト大陸なら確実じゃの。
空間における詳細は、後々語られるじゃろう。]
思考継続中!
「…(親子には、通信機能が存在した…。
親子だけの念話だ…旅立った今も親子で念話中って…面倒臭い…。
ふむ!不安も感情か!前世で記憶が封印された状態で、只人として生きていた事で感情が、増えた様だな…面倒な…。
スキル発現は、所持スキルの言語による発動みたいだ。
言語発動だが心で叫んでも発動する…確認済だ。
パッシブスキルとして常時発動しているスキルもある様だ。
因みに、私の服装…は、ミリタリー一式だ!アルザが用意した服がヤバ過ぎた…ハデハデでゴージャスな甲冑一式…うん…嫌です。
人化で旅立つのに、どんな世界かわからん状態で下手な服装は、逆に危ない気がするんだが…。
アルザの念話が尽きないな…延々大丈夫?付いていこうか?心配ばかりだ…この念話…念じて話すのは、話を振っている方であり、
念を受けた側は、念の意識に対して意識して返事で大丈夫の様だから、返すべき問には、意識して返事対応だな…話が切れるなら、最後まで話し合うけど…
鍜治魔竜師修行中も念話が来ていたが、話が切れた事がない…延々喋ってるんだよな…そして…リムが不安だわ…。
この仔大丈夫か?親竜とずっと話をしていた様だが…普通は、アルザやら従魔に色々聞いたりしなきゃダメなんじゃね?」
リムが従者として共に旅する仲間となった。
思考継続中!
「…(リムについては、従者ではあるが何も出来ない為に、食事の準備すら出来ないらしい…行動を共にするだけの存在という事だ…竜故に、戦闘での心配は必要ないとの事を、ママことアルザに聞いている。
暫くは、リムの自主性があるか様子をみよう。
竜の感情とは?怒り喜びと静があり、哀楽は略無い。
寿命による死は、また何処かで会おう的感覚で済ませる。
哀は哀しみ等だが、あるとすれば親竜の仔が死んだりした際の親竜には、似た感情が存在すると云われている。
楽は快楽等だが、竜故に趣向程度に嗜むらしいが卵生故に、見よう見まねらしい。(異界の鏡面からの知識であり、人化した際の行動を真似した結果と推測される。
リムと感情に関しては、こんな所だろう。
ミリタリー一式について、全身深緑の戦闘服と半長靴と弾帯だが、帽子は被っていない。
陸上自衛隊第○○大隊○○中隊○○科連隊所属していた人間だった時代もあったが、何とも着心地が良いが当時は、水虫になるのが辛かったな。
戦闘服と言ったらミリタリー一式が、動き易く闘争心を擽る。
一般的陸上自衛隊の訓練服は、深緑色である(現実)
弾帯は、その名の通り弾倉や救護袋や銃剣を、持ち運ぶ為のベルトの様なもの(現実)
迷彩じゃない理由は、深緑の戦闘服のが馴染みがあって良かっただけだな。
ミリタリー一式だが、上は、ジャケットタイプのポケット11のフード付きで、一般に市販されたタイプの見せる戦闘服だな。
下は、カーゴパンツのポケット8つタイプだな。
生地は、しっかり竜糸等で編まれているから、一般的防具より遥かに強固な防具だ。
化学世界において過ごした際には、ミリタリー一式を好んで着ていた為に、魔導世界においても周りの目等気にせずミリタリー一式を着てきたから、今更それを変える気もない。)」
街道を見渡しながら、リムの前を歩き街道に沿って進行している。
「…(リムは、見た目12歳くらいの子供に見えるが…実際は、私より半年程先に生まれてた様だ。
其を鑑みると、竜族のオスも居たんじゃね?って思われるが、そうではないらしい。
他種族で、《変態》が発現したオスが居て…エルフ族から献上されたので、殖やしていたらしいが、3ヶ月前に、他種族に拐われたらしい。)」
[余談ではあるが献上されたとあるが、エルフ族の男が生まれたら献上される訳じゃない。双子として生まれた場合あまり縁起が良くないとされている事から、
初めに産まれた子を育て後から産まれた子を、里子と出すという風習がある様だ。
その風習の元凶は、【人神】であると云われている。
神は神でも、【人神】は特殊な条件を有している為に、16種族神とは、持つ力も能力も16種族神の其ではないとの事。
【人神】においては、様々な伝説や神話が存在している様だが、其を広める必要もあった様で、縁起が悪い等の教えが広められたとの事だ。
そんな理由から、里子に出されてた男が献上されたとの事だが、其れも子を成せる年齢に達したからだとも云われている。
男が生まれ難い世の中では、男の存在は災いの元とも云われているからである。
初めに産まれた子は、集落において種馬として大事に育てられるとの事]
[12話]・・・・・〔グラント大森林までの道程〕・・・・・
「《変態》スキルの恐ろしい所が、只の種馬扱いみたいだ…しかし良い事を、ママから聞いている!
鑑定スキルは、竜族の高位な者にしか発現しないスキルらしい♪要するに、他種族に性交を迫ったりしなければ《変態》スキルを知られない様だ。
無精だから問題ない。
他種族が黙ってても竜族の《鑑定》スキルで即バレって悲惨な気もする…そう考えると竜族で良かったです…はい。
其は、さておきリムの服装がなんとも言えない感じに…薄着だ…しかし服装にも理由がある。
元々ドラゴニュートなので、裸状態が普通である。
本来は、人化状態の服装が、ドラゴニュート状態の防具の役目を担っている為。
軽装なのだ…想像通りの軽装だ簡単にビキニスタイルで隠す部分が、鉄鋼板の防具ってヤツだな。
私は、《鍛治魔竜師》してた時に旅立ち用軽装備作成してたんだ!だが見た目は、ミリタリー一式の装備だな。
流転時代に習得した《装備偽装》で、ミリタリー一式とした。
竜化しても大丈夫な様に、亜空間収納される様にしている。
リムにも私の作成した竜化人化兼用装備あげよう。
胸部を女性用に直せば良いだろう!暇な時にでもやろう(とはいえ、平服風にはしていないから自力でアレンジして貰おう!竜錬術を上手く使えば、平服偽装だって出来るからな)
しかし問題もある…ドラゴニュート状態で防具の役割を為さない仕様何だよね…ドラゴニュートなら裸で良いし服や防具は、邪魔だしね…
竜なんだし…人に合わせて着衣するなんて…竜の体格に合わせてたら生地が幾らあっても足りんな!
竜の谷には、大型の竜ばかりいるしな…効率考えたら戦闘時は、裸で良い!人化なら着衣態勢で戦闘すりゃ良い。
竜化人化兼用装備とは、人化の際は、装備を身に纏った状態だが、竜化の際は、装備が亜空間へと繋がる宝珠へと変化し、角の内側等に貼り付いている状態となる。
個人差がある様だが、私の場合は右の頭角の内側に貼り付いている」
〈ほむら様?此からどのような旅をされるか、目標みたいなの有りますか?〉
「目標は!この街道を少し行った所の左のグラント大森林を目指してるよ。」
〈グラント大森林ですか!?〉
「どうした?リム?何かマズイのかな?」
〈いえ!グラント大森林は、強い魔物が密集してて、エルフ族や獣耳族等の集落もあり、
危険な森だと聞かされてきたので、ビックリしました。〉
「なるほど!私もママから聞いたよ。」
〈でしたら何故?危ない場所は、出来るだけ避けた方が宜しいかと、具申します。〉
「ふむ気持ちは、分かるよ。でも、何処なら安全って考えるよりも、実力を図る事さえ今まで出来なかったじゃないか?
私は、何処までやれるのか?先ずやれるか否か確めたいんだよね!闘うことも未知なら、やってみるしかないだろ。
(なんて詭弁だがね…結局おかしな経緯で竜に転生したが、流転者故に、戦闘経験豊富だからね!強い魔物倒せば入る経験値も大きい筈だ)」
〈のんびり旅をしながら、時間を掛けてLv上げた方が良くないですか?〉
「ドラゴニュートで、のんびり旅するのも魅力だけど、結局ドラゴニュートって、竜種の幼体だよね?
せめてのんびり旅をするなら、成体になってからのがいいんじゃないかな?」
〈其処まで考えていらっしゃったのですね。(母様から聞いてた通り…しっかりしたお方だ…どうしよ…)申し訳ありません…〉
「いやいや!怒ってる訳じゃないからいいよ(神様の陰謀なら、何処まで計算されているのか解らんからな…
周りの者達に悟られない様に、進み陰謀から逃れるしかないな…感情あるかの様に、出来る限り善処するが、竜種族の感情って、人族と全く違うんだよな)」
〈確かに、現状の状態で旅を続ける方が、最も険な事ですね。
危険を考えるより前進してLv上げる事が、重要ですね♪〉
「お互いに助け合って行こう。」
〈はい♪ほむら様♪〉
「さて、考察しますか。
(目標か…今は、進化と竜種族の繁栄と一人旅する為にも試練の儀で、リムに卒業して貰う。
繁栄を気にするのは、上手く逃げる口実を得る為に、信用を得る必要がある!今一信用が足りないから一人旅が許されないのかもと、いう考えもあるからだ。
竜の谷の近隣地帯で、簡単な訳ないか…しかし、竜の谷の近隣であったとしても、街の竜娘達も通った道なら、多分問題ないだろう。
先ずやる事を、今考えられるのは、竜種族達の信頼を得る必要があるのと、陰謀が何処まで侵食しているか解らんから、悟られぬ様に立ち回るしかないだろう。
森の入口辺りで、人化解いて、準備と戦闘における戦術を、徹底してリムと連携出来る様に、せねばならんな。
従者が居る以上勝手気ままにやる訳にはいかんだろうから…先を見越して行動せねば…な。
私の場合竜なのに、武具のを装備が出来るから、槍で多段攻撃狙えるか?振り回されない軽量槍あるし。
槍は、重いとドラゴニュートの体躯だと飛び難いんだ…握力あっても体躯と体型は、武器無い方が楽なんだが、スキルを極めておかないと、スキルの持ち腐れだよな。)」
<フィンッ>
「ん?何か境界線の様な空間が途切れたな…ふむ!此処までが竜の谷だという事か 竜の谷は、結界に守られし地だ。」
[厳密に言うならば竜の谷とは、神域なのじゃ!この世界に存在するが、異界と呼ぶに相応しい場所じゃな。]
「見える辺りに魔物が姿を現しているが、すぐ襲って来ないのか…なるほどな。
考察してる間に、グラント大森林入口に、近付いたな。
リム!人化解いて!」
〈はい♪ほむら様!〉
「リム?敵に遭遇したら、上空から氷ブレスで攻撃してくれ。
(リムの竜体化…ビキニ状の防具を一々袋に詰めている…面倒そうだな)
後は私が、近接戦で攻撃し炎ブレスしながら後退するから、各自の判断で魔法攻撃を発動しよう。」
〈はい♪〉
「敵の数が多いなら、魔法で範囲攻撃をし回避しながら闘おう。」
〈はい♪〉
[此処等辺りで、経験の宝具について語ろうかの。
経験の宝具とは、常時発動しているパッシブスキルである。
効果は、戦闘時の経験値が倍になると言うものであり戦闘の際に、仲間が居た場合その仲間も同様に、経験値が倍になると言うものじゃ。
もう1つ解説しよう。
《竜王の魂》と言うスキルについてじゃ。
このスキルの効果も常時発動しているパッシブスキルである。
その効果は、Lvアップや追加情報や進化情報等の音声案内みたいな物じゃな。
言わばヘルプでありこの世界について知らぬことのない補佐官的スキルである。
そう…《絶倫》や《変態》スキルが発現した時の追加情報のお知らせは、《竜王の魂》の効果だったのじゃ。
他にも通達事項や念話やスキルのヘルプ等の機能もある様だの。
竜の谷で聞いていて違和感を感じて《竜王の魂》にも確認した事がある!大した事じゃないが、ウォルド大陸でもウオルド大陸でも通じる事から、ドチラでも良いらしい。
現に、ウォルドラットやウォルドバイソン等のウォルド大陸の魔物は、ウォルドと名を持つのじゃ。]
「…(そう言えば!私火竜じゃないんだよね…火炎スキルを所有していても、進化がある訳だから固定じゃないという事だろう。
それ以前に、訓練でブレスする際に、喉辺りに魔法陣が現れブレスの様に発動する特殊な状況があった。
レフィアが迫って来て…咄嗟に氷結ブレスを放ちレフィアを氷漬けにした覚えがある。
レフィアは、後にティアに氷を溶かしてもらったらしいが…
あの時は、レフィアの動きを止めるには氷漬けが良いかとイメージして念じた事で、魔法を喉元から放ったという事だな。
そもそも、瞼の竜膜は、3つある。
昼用の竜膜が日中行動する為のものとブレス用の竜膜だが、戦闘用の竜膜かと思われる。
昼用と戦闘用の竜膜は、瞼の様に上から下に降りてくる様に眼を覆うが、3つ目が多分水中とかで眼を保護する竜膜なのだが、目尻から眼を覆う様に、内側にスライドして眼を覆うのだ。
試しに湖などで検証してみたが、間違いないかな。
スキルとしてある火炎ブレスの方が、スムーズに効率良く放てる点では、面倒が無くて良いけどね…)
さて、そろそろ進もうか!リム」
〈はい(うーん…そうは、言っても魔物怖いよ…)〉
[13話]・・・・・〔魔法と連携〕・・・・・
鬱蒼とおい茂った森を、進んで行く。
パタパタとゆらり飛行し。
暫く進んだ時!?突然正面からアルマジロの様な魔物が、転がってきた!飛行している私とリムは、上に待避した。
だが、攻撃だったらしくUターンして!
ジャンプ攻撃してきた!!
〈!?(飛んで来た!?んー!?もう!?)〉
すかさずリムが、氷ブレスで応戦し
焔の槍で叩き落とし!
間髪入れず炎ブレスで火だるまにし!
魔法.《溜め炎攻撃》を唱え!?
焔の目の前に焔を覆い隠せる程の魔法陣が現れ!
魔法陣の中央から火炎弾が連続で射出され!
アルマジロらしき魔物に全火炎弾命中し!
魔法陣の中央から巨大な火炎弾が時間をおいて射出され!
アルマジロらしき魔物に直撃した!?
「燃えてるな…しかし…このアルマジロ…ヤバくね!?あれだけ火炎弾打ち込まれてその身を保つとか…ぱねぇ…」
ドラゴニュートが<Lv1>から<Lv10>になりました。
「なん…だと…一気にLv上がったんですが!?
各種基礎能力値の細かい事この上ないな。
てか、あのアルマジロ格上だったか!リム?」
〈はい♪〉
「Lvどのくらい上がった?」
〈Lv10になりました(ほらっ!私のお陰だよね♪でも…一気にLv上がったけど…Lvってこんなに早く上がるんだ♪)〉
「なるほど!経験の宝具の効果も上々だな!格上だったみたいで、一気にLvアップ出来たね♪この調子で行こう。」
〈はい(私のお陰だよ!)〉
アルマジロの炎を消化し改めて名前を確認した。
ゴロゴロだった。
「安易な名だな…しまったー戦闘前に鑑定すんの忘れたー!?
死骸鑑定してもゴロゴロの死骸だ…次から鑑定しよ。」
ゴロゴロを回収し。
ゴロゴロの来た方向へと、進んで行く。
[チャージフレイムじゃったか…短縮詠唱魔法じゃったの!一般的に短縮詠唱とは、長い詠唱を必要とせず放てる魔法を指すのじゃが、焔の場合は、魔力が強力過ぎるから制御して放つ為に、短縮詠唱魔法にしとるのじゃ。
イメージで発動する魔法を無詠唱魔法というのじゃが!焔は、無詠唱魔法は使わないじゃろう。
魔法名を念じるんじゃ!焔の秘匿スキルには、魔法リストがあたのぅ。
魔法リストには、長い詠唱を短縮して一文字に集約して、幾つもの魔法を組み合わせて発動を、簡略化しておったの!チャージフレイムは、焔の魔法リストにあった魔法じゃの]
〈ほむら様!あの木の下から何かきます!〉
「了解だ!警戒しながら待機だ」
〈はっはい!〉
「あれか!
<鑑定!>」
チャララン♪
甲殻種モンタナLv15(メス)
体.250力.32防.52速.15魔.2魔量.5
スキル.転がる.固まる.投擲.穴を掘る
「なるほど!リム♪攻撃開始!!」
〈はい!行きます。《範囲氷ブレス》!〉
焔は、すかさず槍で《薙ぎ払》い!
後退と同時に《範囲火炎ブレス》を放ち!
距離をとり!
「3体いるモンタナに、範囲攻撃で仕留める!」
魔法.《爆裂爆炎魔法》を唱え!?
3体のモンタナの下に3つの魔法陣が現れ!
何度となく火柱が魔法陣の中央より射出されていた。
最後の火柱は、3つの火柱が合体し巨大な火柱が立ち爆発と共にモンタナは、黒炭と化したのである。
3体のモンタナを撃破!
経験値が一定に達しました。
ドラゴニュートが<Lv10>から<Lv20>になりました。
条件を満たしました。
ドラゴニュートが、進化可能です。
進化先が複数あります。
「リム?進化条件満たせた?(爆裂爆炎魔法…爆裂の意味が無かったな…爆発前に死んでたよな…)」
〈はっはい♪こんなに早く進化条件満たせるなんて思いませんでした♪〉
「相手が格上だったし3体いたからね!何処か休めそうな所探そうか?」
〈そうですね♪彼方の方に、岩場が在りました!〉
「岩場か良いな♪岩場で迷彩結界張って、食後進化について語らおうか。」
〈はい♪〉
「さて、此処等で良いな。
迷彩結界を張り一息ついた。
さて、サッサと終わらせよー(リム用武具の胸部の直しを)」
30分経過・・・・・
「リム!人化してこっち来て。」
〈はっはい!人化しましたー♪〉
「リム!装備脱いで。」
〈はい!〉
「この装備全て装備して。」
〈はい!〉
リムは、防具を装備している。
〈装備しました♪この装備戴いて良いのですか?〉
「リムの為に直しをしたのさ!その装備は、《鍛治魔竜師》の私の作品だ。
リムも私と同じ人化竜化兼用軽装備のが良いかと思っててね。」
〈有り難う御座います♪嬉しいです(中々やるじゃん♪私の分まで用意するなんて)〉
「リムの今まで着てた装備私に預けときな。
その装備は、母竜からの贈り物だろ?」
〈はい♪そうです♪良いのですか!〉
「アイテムbox持ちだからな任せときな。
竜の谷に帰途出来た日に返すからな。」
〈有り難う御座います♪ほむら様♪〉
「あいよ。」
[リムの装備についての捕捉説明をすると、母竜に贈られたとされる装備が、旅立ちの時の装備であるが、焔の与えた装備は、軽装ではあるがしっかりとした竜鎧を扱っている。
簡易な装備ではなく肌の露出を抑えた利便性の高い装備である。
余談ではあるが、現在深夜の時間帯である!竜が夜行性な為に、夜行動し昼間寝るというのが当たり前なのじゃ。
竜の谷の竜の城や街も夜間行動し昼間は、寝ている様だ!但し、警らする竜の門番や武具屋やアイテム屋や装飾屋や雑貨屋辺りは、寝る時間を調整して、昼間も商売等をしている様だの。
焔の夜行性と竜体について語ろうかの。
焔は、誕生した日から昼夜逆転生活である。
焔の夜間の時間帯だけではあるが、神様の特典で有ろうパッシブスキルが存在している!夜間だけあらゆる全ての攻撃やアクシデントによる事故等が、
起きても一切ダメージを負わない為の防衛フィールドが、焔の身体を守っている為!夜間無敵である!昼間は、防衛フィールドが機能していないの。
卵から孵った時には、この防衛フィールドが存在していたのであろう。
神様により強制的に与えられたモノであると予想される!幼竜の竜鱗は、非常に柔らかいのが、スキルを与えられた理由では無かろうか?
焔が、このスキルに気付いたのは、鍜治魔竜師修行中に折れた剣先が、焔に飛んできた時に弾いたことで、防衛フィールドの存在に、気が付いたとされるの]
「先ずは、考察しよう。
Lvアップの際に、連続してLvアップでの各種基礎能力値の上昇があったな。
魔法のLvとかスキルのLvは、ない様だ。
Lvupに応じて、スキルを習得するが、私の場合流転で覚えた秘匿で攻撃して行こうと思っている…理由とすれば、人族だった時や魔物だった時のスキルなら、
竜神として習得したスキルより威力を落とせるのでは無いかと考えている。
旅に出る前に、《転がる》というスキルを試したのだが…木を薙ぎ倒し高速で移動し…海の上を爆走してヴァルト大陸まで到達した事がある。
その時に思った…幼竜とはいえこの竜体のスキルは、ヤバいと…流石にこの竜体で、攻撃スキルを使ったら地形へのダメージも考慮するとヤバい…とね。」
[通常スキルにLvは存在するの!焔の神威の力が強すぎるから、制御を強化する意味で焔のスキルや魔法にLvが無いのじゃ。
焔の鑑定でもLv表示してないのぅ!焔以外には、Lvが存在するが焔は、鑑定において魔法やスキルのLv表示をしない設定にしておるの]
「槍スキルも入手したが、進化後は、また各種基礎能力値も変わるんだろうな。
しかし、何かおかしい?速度の件と魔力の件だ…ホントに、速度20と魔力20だったのか?
瞬間移動したかの様な速度だったし魔法の威力が桁違いに思えたのだが…
ステータスを確認するのが怖いな。
ステータスオープン!」
チャララン♪
種族.竜種ドラゴニュート(幼体)
女竜王アルザの仔
名前.焔=ほむら=坊や
性別.オス
LV.20
体.4880力.2875防.2850速20875魔.20875魔量.無限
「個人スキル].竜王の叡智.無限魔力.再生能力.韋駄天.覇王の証.次元廻廊.全属性魔法無効.落下耐性.物理耐性.七星宝玉 .ゲート.結界.武具装備可.竜王の魂.魔竜師.万能膨帝.才気砕爆.魔惑機昇.幻影無封. 絶倫.変態.竜体一部伸縮自在.炎の大魔術師.駿足の槍術士.極大魔法.忍び足
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[スキル].火炎ブレス.範囲火炎ブレス.飛行.高速飛行.転がる.鑑定
[魔法]火.水.氷結.風.地.時.闇.光.次元.
[ユニークスキル].スマートフォン.ネット通販.言語翻訳通.無限アイテムbox. 経験の宝具.異界丹水.甘味丹水.酒仙丹水.
[槍スキル].振り降ろし.薙ぎ払い
[取得称号].昆虫種キラー.駿足の魔術師.賢者の叡智.連携の真理
[習得言語].魔物語.ウォルド語.竜種語.古代語.日本語.精霊語
[従魔].無し
「・・・・なん…だと…
速度と魔力2万越え…Lv1の時点で2万だったと言うことか…
神様の特典…どんだけ多いんだよ…此で騙したことを、許せと?まだ何かあるんだろうけど、目的が見えてないから、騙した事に拘る気はないさ。
神様の思惑通りに、行く気ないけどね。
最強なら最強も目指すけど、他の可能性を見つけて、流転記憶全て取り戻す必要がある。
とはいえ…いや…やめておこう…
さて、リムのステータスも観覧しとこうか。
<鑑定!>」
チャララン♪
種族.竜種ドラゴニュート<氷>(幼体)
名前.リム
性別.メス
LV.20
体.2875力.2240防.2560速.1670魔.1880魔量.2670
[個人スキル].竜の加護.氷雪の加護.魔眼の瞳.全属性魔法耐性.魔弾.物理耐性.幻影無封.奉仕.遠鏡視野.忍び足.連携連帯
[スキル].氷ブレス.範囲氷ブレス.飛行.転がる.
[魔法].水.氷結.地.風.光.闇
[連携連帯効果].昆虫種キラー
[ユニークスキル].竜奴隷
[従魔].無し
「ん!?《連携連帯》?何だこれ?」
チャララン♪
【《この括弧は、スキル.竜王の魂音声》焔だけに聴こえている。竜王の魂との掛け合いは、念話で行われる】
《連携連帯》とは、【高位体】の種族の中に、希に称号持ちが存在する。
パーティを組み同種族である場合に限り、連携で得られた称号の一部を共有出来るものである。
効果は、パッシブスキルと同様に、常時発動する。
「・・・・なるほど
神様の特典が、リムにも与えられたか…一緒に旅するパーティだもんな…至れり尽くせりとは、こう言う状況を指すんだな。
凄すぎて何も言えん…
リムの各種基礎能力値が爆発的に上がったな装備の能力のお陰だな♪上々だ。」
[14話]・・・・・[スマートフォンと進化]・・・・・
「さて、切り換えよう。
リムと先ずご飯だけど、ママから旅の資金として、金銭を戴いてある。
この貨幣の名称は、単純に銅貨.銀貨.金貨.聖硬貨と、言うらしいのだが!使い道は…
《スマートフォン》発動!?よし出た」
ネット通販発動!!ピカッと画面が光った後画面には、通販専用画面になっている。
先ず食品を購入しないとな…料理用の道具揃えてないし…出来上がってるお惣菜と菓子パンや惣菜パン大量購入だ。
【お支払をお願いします。】スマホの下部に穴がある…
此処に金貨入れてっと。
<ドサドサドサッ>
「ダンボールが何も無い空間から、落ちてきたが…ダンボールで購入した物が入った状態で、送られてくる。
このダンボールは即座に焼却処分だな…前世の世界のゴミだから残すと世界が違うから、世界の理に反す事もあろう。
こんな贅沢させて貰ってんだから最低限マナーくらい意識しないとな。
この《スマートフォン》と《ネット通販》のスキルを、発動させる為には、絶対欠かせないスキルがある。
ママからの継承スキルである《次元廻廊》である。
このスキルが無いと、異世界からの通販が請けられないのだろう。」
[次元廻廊のスキルは、竜神特有のスキルじゃの!竜神にしか発現しないスキルじゃの!アルザからの継承スキルという訳じゃないのぅ。
次元廻廊のスキルじゃが、実際に次元廻廊に入る事が可能じゃが、魂状態で無くては、入れないから今の焔には入れないの。]
「中身は、と!ご飯準備完了!リムーご飯だよおいで。」
〈はっはい!ほむら様♪ご飯?此ですか?いい匂いですが、見たことないご飯ですね(こっ此は!?)〉
「良いからガブッといってみ?ほらこんな感じで、菓子パン1つ口に放り込む…
旨っ!?甘っ!!最高♪(やはり少し竜の口では、食べ難い感じがあるな…)」
〈<ゴクッ!?>旨そう!<ガブッ!?>
甘い!!!美味しい♪美味しいです♪あっ此方は、しょっぱい?けど美味しい♪<バクバクッ!>こんな美味しい食べ物食べた事ないです♪(これ凄い美味しい!
さっさと出しておけよ!こんな美味しい食べ物があるなら、母様の側じゃなくても良いよ!<クゥアアア!>うんま♪もっと!もっと!)〉
リムは、尻尾をバンバンと大地に叩きつけて菓子パンを、貪っていた。
「ふむ!やっぱ旨い!あんぱん.ジャムパン.クリームパン.メロンパン.焼きそばパン.コロッケパン.ピザパン等々様々用意したけど。
米も早く食べたいな…ん!?これいいね!
サイト見る限り料理道具に便利グッズなども売ってるし。
レトルトや調味料も手に入る。
生活用品やアウトドアグッズなんかもあるか!スマホの充電や電波も必要としないで、ネット通販出来るな…ぱねぇ!
食事情だけは、流転で唯一人間で良かったなと思ったな。」
〈ほむら様!?ほむら様!〉
「ん!どうした?」
〈凄く美味しかったです♪これ何処で手に入るんですか?(さぁ!教えて!此こそ夢にまで見た美味の境地♪)
もっと食べたいです♪色々あるんですか?甘いのや辛いのやしょっぱいのとか!?毎日食べたいです♪(まだ足りないよ!早く出して!)
魔物とか味無いし苦かったり不味かったり痛かったりもう…(毒も食えってあり得ないって!)〉
「魔物の選び方に問題があるんじゃないか?」
〈あっほむら様…興奮してしまい申し訳ありません!?あまりにも美味しかったもので…つい…(調子に乗って親しくない内から此は、マズイかな…)〉
「美味しいのは分かるけど(これは、甘やかしている様な感がして、何か嫌な気分だな…方法について明かしたらマズイかもな…ユニークスキルだしな)」
〈最高です♪(ほむら様の機嫌損ねて…食べられなくなるのは、困るけど!何としてもこの食べ物の秘密を知らなきゃ!)〉
「悪いが、秘密だ!」
〈何でですか!教えて下さい!(あ…やっぱり…調子に乗り過ぎたかな…)〉
「何でそんなに知りたいの?」
〈こんな美味しい食事初めてです!何処で入手出来るか知りたくて…〉
「アイテムboxからだよ。」
〈アイテムbox!どうやって!えっ?アイテムboxって…何でしたっけ?(アイテムboxって…スキルっぽかったけど…この食事も入っている?んー?)
「まぁ…食事時に出すよ(苦しい言い訳だったが、リム…スキルを理解してなかった様だな…)」
〈本当ですか!?(いよっしゃー!毎日毎食食べ尽くす♪)〉
「たまにな。」
〈嬉しいです♪ほむら様♪楽しみが広がりました♪毎日が良いです♪(たまにかよ!?毎日毎食出せ出せ出せ!?言えないけど…)〉
「竜の谷の街の食事って…痛いとかあるんだ…(毒は、耐性を得る目的もあって普通に食べてたけど、辛い調味料程度だった気がするが…肉じゃなく竜錬術素材でも食べてたのかな?
痛いね~リムが言っているのが、竜錬術素材の事なら始めから扱わないから、痛い事は無いし調味料で美味しく調理出来るだろう)
たまになら良いが、毎日は無理だ…そんな量がある訳もない!(自炊だな…リムの食べ方みてると、結構気分悪くなるな…意地汚い食べ方だ…片っ端から手をつけてボロボロと溢して食べていたな…
購入した物全て平らげたけど、やはり早すぎたか…試練後まで、待つべきだったか?美味しいかも知れないが、従者がねだるなよ…普通に考えて食事の用意は、従者仕事だろ…)」
〈…(量が無い?私が食べたいの!なら全部出してよ!私を甘やかしてよ!旅に付き合ってあげてるんだから、言えないんだよね…戦闘見ている限り…
ほむら様のが断然強いんだよね…今はまだ逆らえないなぁ…我慢するか…)〉
「さて、次の行動の為の考察するか。
進化だよな。同時に進化するのは、やめておこう。
私が先に進化状況見て進化しよう。
進化先が複数あるみたいだし。慎重に選ばなきゃな。
進化先の選択欄と詳細情報を閲覧させてくれと、《竜王の魂》に問い掛ける。」
チャララン♪
《竜種.フレイムドラコン(成体)
進化先が少ない分強力な火力を有する竜である。
爪や打撃等に、炎を纏わせ攻撃が可能である。
竜種.厄災竜ヴァルグ(幼体)
多くの状態異常攻撃を有する竜である。
火力は、自慢出来る程ではないが、毒や麻痺等のスキルも多く、状態異常で敵を翻弄する竜である。
竜種.アクアドラコン(成体)
水系スキルが多いが、魔力や魔量も強力で、魔法に特化した竜である。
フレイムドラコン同様に、進化先が少ない分強力である。
竜種.サンダードラコン(成体)
戦闘時帯電状態を、維持し全ての攻撃に、雷を纏った攻撃を行う。
物理や魔力が強力であり。
現在表示されている成体の竜の中では、火力が最も高い竜である。防御力は、火力程高くない。
竜種.ドラグゼクス(幼体)
ドラゴニュートと、大して変わらない能力値ではあるが、潜在能力が表示されている全ての竜の中で、最も優れている。バランス型の竜である。》
「…(なるほどな此なら迷わず選択出来るな!特性とステータスの状況を、照らし合わせれば、次に必要そうな進化形態を選べるだろう。
リムも自分のステータス確認しながら進化すれば、問題ないだろう。
リムの進化だが、やはり自分の進化は自分で選ばせた方が良かろう!自分で決めた進化だったら悔いは残らないだろうからな。
《連携連帯》のスキルだが、多分称号を選べるだろうけど、鑑定したが戦闘力に問題がある訳じゃないから、矢鱈な事は、しない方が良かろう。
リムは、結構猫を被って行動している様だが、駄々っ子だったから下手に甘やかしたら、後々困るのはリムだしな!自力で無理な所は、助けるが進化は自分の為だから手は、貸さない。
己の心配をしなきゃな!潜在能力の高い竜に進化すれば、後々の糧となるだろう。
幼体であるが為進化も多いだろうし、潜在能力が高いってことは、将来的に見ても、不安は軽減されるな。
魔物に転生した時の経験を生かすなら、進化の過程で、潜在能力が高い竜を選ぶことこそ王道だな。
強力なスキルや魔法なんて、後々附いてくるのだからな)
先ず迷彩結界を固定してっと!私から先に進化するよ!リムは、私の進化の後に、進化しな!」
〈は、はい!(クッ!?先に進化か…)〉
「では、始める。ドラグゼクスに進化だ!
(おっ!体が凄く光っているな!何かリアルに体の構造が変化しているのが分かるな。
ん?もう進化終わりか!早いな)」
チャララン!
《進化完了しました。お疲れ様です。》
「一瞬で進化完了か!進化って時間掛かるのかと思ったが、そうではない様だな。」
〈進化おめでとうございます♪〉
「有り難うな!無事進化完了だな。
(進化の詳細確認は、暫く後で良いだろう)
ステータスと進化情報を照らし合わせて、悔いの残らない進化をしなよ。」
〈えっ!?それだけですか!?何か助言とか…〉
「助言しただろう?ステータスと進化情報を照らし合わせて、進化を悔いなくしろと。」
〈どの竜に進化したら良いか分からないです…〉
「其を決めるのは、自分自身じゃないと、意味ないだろ?進化情報を見れるのは、自分だけなんだからさ。
《進化情報を見る事を可能と出来ますが、致しますか?》
「念話中.いや!その必要はない!旅を共にしようが、同郷だろうが従者だろうが、進化は自分で選ばなきゃならない。
他人任せにして失敗したら私のせいじゃないと、他人に責任を押し付ける生き方をさせるのは、優しさでも何でもないさ。
リムの意思で進化をしなきゃならないし、ステータスと照らし合わせれば、分からない事は無いさ」
《了解致しました。》
「時間は、幾ら掛けても構わないから自分の進化は、自分の為だけに選びな。」
〈はい…(自分で…ステータス見ても分からないよ…強そうなのを選べば良いよね…)
進化します。〉
・・・進化中・・・
「ん!?寝た!!!?何で!?」
《状態異常における睡眠無効を、リムが所持していないからと思われます。》
「ふむ!私の場合は、竜神として誕生しているから状態異常が効かないと、いった所だろう。
リムが一般的竜種族って事なんだろうな。
其なら余裕も出来たって事で!ステータス見てみよう。
ステータスオープン!」
チャララン♪
種族.竜種ドラグゼクス(幼体)
女竜王アルザの仔
名前.焔=ほむら=坊や
性別.オス
LV.1
体.2500力.2870防.2875速20875魔.20875魔量.無限
[個人スキル].竜王の叡智.無限魔力.再生能力.韋駄天.覇王の証.次元廻廊.全属性魔法無効.落下耐性.物理耐性.七星宝玉 .ゲート.結界.武具装備可.竜王の魂. .魔竜師.万能膨帝.才気砕爆.魔惑機昇.幻影無封.絶倫.変態.竜体一部伸縮自在.炎の大魔術師.駿足の槍術士.極大魔法.忍び足.粘糸の心得.鋼糸の心得.邪眼の誘惑.切羽の吐息.魔導鍜治.・・・・・・・・・・
[スキル].属性ブレス.範囲属性ブレス.粘糸.鋼糸.飛行.高速飛行.転がる.鑑定
[魔法]火.水.風.地.時.闇.光.次元.
[ユニークスキル].スマートフォン.ネット通販.言語翻訳通.無限アイテムbox. 経験の宝具.
[槍スキル].振り降ろし.薙ぎ払い
[取得称号].昆虫種キラー.駿足の魔術師.賢者の叡智.連携の真理.
[習得言語].魔物語.ウォルド語.竜種語.古代語.日本語.精霊語.
[従魔].無し
爆炎魔法.チャージフレイム.バーストロンド.メテオフォール
「・・・・・・・・・・・・・
ふむ!速度と魔力に一切変化がないな 逆に上がった数値そのままだな。
《邪眼の誘惑》と《切羽の吐息》って何?
神様らしいと言うか…【神様特典】だろうなこのスキル…何かスキルに誘惑とか吐息とか入っているからな…確認が必要になるまで、放っておこう。
《粘糸》と《鋼糸》か…此も【神様特典】か?」
チャララン♪
《《粘糸》と《鋼糸》スキルは、ドラグゼクス専用の《特質》スキルです。
ドラグゼクスの両手の手の甲に射出口があります。
魔力で練った《粘糸》と《鋼糸》を射出出来ます。
この《粘糸》と《鋼糸》スキルは、次の進化で、ユニークスキルとして残ります。
スキル発動時には、手の甲に射出口が浮き出ます。》
「神様特典じゃなかったか。
状態異常に強いとかの状態異常耐性だが、竜族の場合この状態異常耐性の意味は、ユニークスキルによる状態異常を防ぐ為のモノらしい。
ユニークスキルでは、耐性があっても状態異常を防げないユニークスキルがあるらしく、進化の際の状態異常耐性は、ユニークスキルを防ぐ為の必須ステータスの様である。
竜の谷の竜種族は、女竜王アルザや他の竜神の影響もあり、毒や麻痺や眠りとかの状態異常や病気等は、一切無効の恩恵を受けている為!ユニークスキル以外の状態異常は、全て無効化されるとの事だ。
それ故に、耐性スキルに状態異常耐性が、統合されているらしい。
其を考えると、リムは竜神の恩恵が与えられていない事になるが、理由もあるのだろう…多分アレかな…
リムの事は置いておこう。
神様の思惑が、丸見えだな この世界でオスが生まれ難いが為に、《変態》スキルが存在する。
神様としては、多種族との子孫誕生を望んでいる。
無精だからどうでも良い!以上種馬に、為らない理由でしたっと。
神様申し訳ない。男なら全力で性的行為に命賭ける奴居たけど、無精じゃ意味がない。
ん?無精で意味がない…私が神格化している事は【人神】からしたら、誤算なのかも知れないな。
偶然なのか?私を転生させたのは?何か違和感が拭えないが、今は情報が足りな過ぎだな。」
[15話]・・・・・[ネット通販]・・・・・
「しかし進化とは腹減るな…今の内にご飯用意しておこう!《スマートフォン》発動!《ネット通販》発動!!ピカッ!
先ず生活用品から揃えよう。
大きい胴長鍋2つ.取っ手付き乾麺用鍋2つ.フライパン2つ.ザル3つ.ボール3つ.カセットコンロ3つ.ヤカン1つ.菜箸3つ.肉切り包丁1つ.万能包丁1つ.スプーン5本.ナイフ5本フォーク5本.ピーラー2つ.大皿5枚.受け皿5枚.子皿5枚.小鉢5つ.備長炭30㎏
まぁこんなもんか!」
【お支払をお願いします。】
「金貨1枚か。
多分この通販かなり安いな…。
さて、食材や調味料も揃えよう。
醤油.オイスターソース.砂糖.塩.タバスコ.マヨネーズ.ケチャップ.ピザ60枚.牛肉.豚肉.鳥肉.男爵芋.人参.玉葱.長葱.キャベツ.モヤシ.レタス.ホールトマト缶.納豆.牛乳.米80㎏等諸々一式揃えた。」
【お支払をお願いします。】
「金貨1枚っと…残金表示されとる…。
購入した物を、無限アイテムboxに収納した。
リムの進化も終わりそうだな。
料理する時間無さそうだし…ピザ食べるか リム目覚めたらブレス+結界+鉄板で、こんがり焼くか(ピザ釜の様に結界で形作って、購入した備長炭とブレスで火力調整すりゃ良いだろう)」
〈うーん…あっ♪ほむら様♪おはようございます♪〉
「リム進化おめでとう!お腹すいただろう?ご飯食べよ。」
〈有り難うございます♪食べます♪〉
「んじゃ焼くよ!」
<ぶおおぉぉー!!>
焔は、鉄板の上にピザを乗せ、鉄板の下を火炎ブレスで、高圧に熱し備長炭に、火をくべた!驚く程熱気が立ちこんがりと焼けた。
「さて、食べるか。」
〈はい♪また新しい食べ物ですね♪(いよっしゃー!?)
<パクッ♪パクパクパク♪>
美味しいー♪<パクパクッ♪パクモグモグ♪>
凄く美味しいです♪しょっぱくて、トロトロしててモチモチ食感で♪野菜も瑞々しい感じで美味しいです♪〉
「急がないでもいっぱいあるから、ゆっくり食べな(食材調理する時間無かったからな)」
〈美味しいです♪幸せー♪〉
「<パクッ!>(ふむ…旨いけど贅沢だな…リムが殆ど食べたか…御飯の用意とか私がする羽目になっているから、たまに手を抜きたいから仕方ないか…調理量が多いと面倒過ぎる…)」
〈とっても美味しかったです♪食材の名称分からなかったけど…チーズって食べ物が、凄く美味しかったです♪〉
[チーズとは、試練の儀で一人前と認められた竜以外食べられない食材であり!幼竜で試練の儀を終わらせてない竜は、通常見る事さえ出来ないのじゃが、
リムは、親竜が密かに食べていたのを、覗き見ていたからチーズの存在を知っていたのじゃ。
因みに、焔は満足するまで食事をしないのぅ!リムは、足りないのか魔物を追加で丸焼きにして食べとるのぅ。
焔は、神格化しとるから身体に必要な栄養は、魔量で補っておるから食事をしっかり取る必要がないのじゃ。
リムが追加して魔物の丸焼きを食べているが、焔は追加分の食事は、ノータッチじゃな!追加分の食糧が旨すぎては、竜は際限なく食ってしまうからの。
竜の癖に生食じゃなく丸焼きにする時点で、焔は少しイラついておるの…
幼竜時代の生食は、免疫力や耐性や抵抗力を高める効果があるのじゃ。
わざわざ丸焼きにして食べているリムの意識の薄さに、竜らしさの欠片も見れないと思っているのぅ
竜種族の便=糞についてだが、大人の場合は、食事後5日で排出されるが、幼体の場合は、3日後辺りで排出されるの。
リムの食べる量から考えると、1晩で排出している可能性が高いかの。
個人差はあるが、焔の場合は7日に1度くらいじゃの!魔量を糧にしておったから、猛毒袋や麻痺毒袋等々の状態異常の免疫力や抗体を得る為の食事しかしとらんかったからじゃろうな。]
「さて、明日またLv上げ頑張ろう。
今日は、このまま休もう。」
〈はい♪〉
「さてさてリムのステータス確認しときますか。
<鑑定!>」
チャララン♪
種族.竜種ドラゴンルージュ(幼体)
名前.リム
性別.メス
LV.1
体.1880力.2220防.2225速.430魔.440魔量.870
[個人スキル].竜の加護.氷雪の加護.魔眼の瞳.全属性魔法耐性.魔弾.物理耐性.幻影無封.遠鏡視野.忍び足.連携連帯.
[スキル].属性ブレス.範囲属性ブレス.星光のオーラ.飛行.転がる.
[魔法]炎.水.氷結.地.風.光.闇
[連携連帯効果].昆虫キラー
[ユニークスキル].服従メイド.竜奴隷.竜舌の遊戯.誘惑の瞳.
[従魔].無し
「・・・・《竜舌の遊戯》?《誘惑の瞳》?
何と無く分かる…【神様特典】だろうな…
リムとパーティだから【神様特典】プレゼントされてるって事か…なりふり構ってない感じだな。
《誘惑の瞳》だけは、魔眼系な気がするから詳細確認しとこ。
詳細は…
魔物に、照準合わせることで、任意で誘惑が発動する。
魔法ではなく、ユニークスキルな為耐性がある者でも誘惑出来るスキルである。
誘惑をうけた魔物は、何も考えられなくなり、無防備状態に陥る。
但し同族には無効である。
ん?同族に無効なら竜種族だから大丈夫か!
《星光のオーラ》?新スキルだな。詳細確認しよう。」
チャララン♪
《《星光のオーラ》は、ドラゴンルージュ専用特質スキルで、
物理防御.精神防御.魔法防御の防御系強化スキルです。
個体結界の効果があり、戦闘以外でも個体結界発動させておけば、敵意ある者や危害加えてくる者の攻撃を、全て防げる効果がある為。
攻撃に気付かない事多々あるとされます。
次の進化でユニークスキルに追加されます。》
「なるほど。【神様特典】じゃないかと思う程優秀なスキルだな。
気付かないって所が引っ掛かるがな。
竜種のステータスが異常に優秀なのだが、やっぱ神様の介入がパナい証かな。
他の魔物のステータスが、簡単過ぎてどんだけって思ったよ。
明日は、Lv上げ重視で行動しより深く森を散策しよう。
《ネット通販》で食材購入は、現状負担になるから、此方の世界の食材も確保せねばな。
竜種は、過食じゃないかと思う程食べられるな、食べて毒無しの魔物もストックしておこう(毒有りの魔物も毒により美味しい場合もあるからな)
此方の世界の金銭も稼がないとな。
魔物の高値で売れそうな部位調べておいて、集落や街や村等で生活してる種族がいるだろうから、人化で売りに行くべきだな。
城での生活でも食糧に、旨さを表す程の旨味無かったよな。
自然食?鮮度が良いだけの肉…味付け無し臭かったな…
あの肉しっかり血抜きして無かった気がする。
竜種だから必要ないって思っているのかもな…竜種でも味覚が存在する以上旨い物食べたいが、調理を知らないのは、かなり残念だな。
ふうぅー暫く結界維持しておいてっと!
朝方まで周りにいる魔物と闘い要領を得よう。
夜間寝れないしな…リムはもう寝ているが、よく寝れるな…」
その日焔は、空が白むまで魔物と戦闘を繰り返し返り血を洗いながして、就寝したのであった。
・・・・
有り難う御座いました。




