経験と知識【2】9.10話
宜しくお願いします。
カギ括弧に応じて、物語が進行します。
「この括弧が、主人公だけ.心の声.念話も此」
[この括弧が、念話.精霊語.魔物語.ナレーション.主人公とリンクした存在]
〈この括弧が、登場人物等〉
(この括弧が、主人公.登場人物.心の声)
《この括弧がスキル.自我を持つ意識》
【この括弧が、注視】
<この括弧が、擬音>
[9話]・・・・・[決断と不安]・・・・・
焔「・・・・(この竜の谷の者達の隠し事は、多分間違いなく私の旅立ちを、悟らせない為の行動と考えるべきだな…
私が城に住み始めて、前世の世界のモノの扱い方を多少教えたが、殆どオブジェ化していたから、扱いも解らず存在していた…
動力とか機能していたのだから、教える迄もなかった事柄ではあるが、ベルトコンベアを起動したら、幼竜のオモチャになった時は、ウケたけどね。
扇風機が、果物の遮断機になった時もあったな。
教えて大丈夫と判断した物だけは扱い方だけ教えたが、動かなくなった時の直し方とかは、教えなかった。
何時でも誰かしら側に居る状態で、少し息苦しさを感じたな…やはり…そろそろ自分が何を求められて竜転生したのかを、
知り抗えるかを確かめる必要あるな…この地に居るでは、【人神】の思惑に、ハマりそうで嫌だ…)」
[ふむ!やはり冷静になれば焔は、選べるの!余談ではあるが、この地での生活が3ヶ月程度なのだが、
その3ヶ月の間に焔がした事をザックリと説明しよう。
先ず鍜治魔竜師に弟子入りし免許皆伝しアイテム調合及び竜錬術を身に付け!此も免許皆伝したの。
異世界のオブジェの簡単な利用法や家畜の交配の意味を教える為に、肉質の向上をレクチャーし!
異世界の食材となりうる植物や稲穂や果実等々の利用法をレクチャーし!
漁港にて魚醤等の生成方法をレクチャーし塩の生成方法をレクチャーしたの。
大豆と塩と米麹菌を発酵させ醤油の生成もしたが、1年寝かせる必要がある為!醤油の大量生成だけ済ませたの。
大豆と塩と海水煮出してニガリを抽出しニガリで豆腐の生成方法をレクチャーしたの。
その他植物油や結界を利用した遠心分離機的な応用魔法や真空圧縮保存の方法や調理方法等々の機械を利用せず結界魔法で応用出来る形を、レクチャーしたの。
生活における簡易的な化学を全て魔法の応用で、より利便性の高い方法を生み出し其を実用化したの。
焔の生み出した魔法!アースヒールや緑樹大輪は、生産力強化として多くの竜神にレクチャーし喜ばれたの。
アースヒールと緑樹大輪の魔法は、神力と魔力の混合合成魔法であり、神力を宿す存在にしか扱えない魔法である。
此処だけの話し…この竜の谷の竜達は、焔が異世界転生者である事を知った上で、焔に頼っているのう。
薄々焔も物分かりの良い竜達に疑念に似た何かを感じている節があるの。
さて、此にて本編に戻るかの!]
城で公務をする人化状態のママに抱き付き。
アルザ〈なあに♪坊や♪〉
「旅に出るね!」
アルザ〈なっななな!?何言ってるの?まだ早いわ!?だってまだ3ヶ月よ!通常半年くらいなのよ!?〉
焔「でも経典に、人化の法会得したら、旅立ちの時って書いてあったし。」
アルザ〈其は、古いしきたりだから!今は、半年くらい旅立たなくてもいいのよ♪〉
焔「ママ有り難う!心配してくれてでもママの息子が、何時までもドラゴニュートじゃ格好つかないよ(何故私がこんな喋りをせにゃならんのだ…)」
アルザ〈いいのよ♪大事な我が子を、旅立たせたくないのは、私のわがままだけど、どうしても行くなら!
私の従魔を連れて行きなさい♪〉
焔「ママ…ママの従魔最強過ぎるよ…経験値得られる気がしない…僕独りで行くよ。」
アルザ〈待ちなさい!!ほむら!炎竜グレン!〉
グレン〈はっ此方に!控えております。〉
玉座の間の隅に控えていたレフィアを除いた従魔達。
アルザ〈確か街に、幼竜のリムが居たわね!あの娘は、まだ旅立ちの儀をしてなかったわね♪(お供は必要よ絶対にね♪)〉
グレン〈確かに!!旅立ちの際に、1人での旅を怖がった為に、母竜が庇ってまだです。〉
アルザ〈あの娘が居て良かったわ♪直に旅の準備をさせてお呼びなさい!〉
グレン〈はっ!!(流石アルザ様です!焔様ならば…)〉
アルザ〈坊や♪リムと旅立つのなら許します。〉
焔「分かりました。ママに従います(一人旅の方が良いけど…竜神相手じゃ…逆らわない方が懸命だな)
初めて旅立つ世界を、誰かと共に出来るなら、良い経験になるでしょう(嫌な予感しかしないんだけどね…言わされてるよこれ!)」
突如響く扉の開く音と共に現れたレフィア。
レフィア〈ほむら様!!!?〉
焔「ゲッ!…(うわぁ…何か来たよ…)」
[焔が驚いた風な発声には、1つ理由があるのじゃ。
竜の谷に居る間レフィアは、毎日焔をストーカーし一度抱き締めたら朝まで焔を離さないといった事を、何度となく行う程!血縁への愛情が異常だったの。
竜の谷は、年中商店等は朝も夜も営業しているが、基本竜の谷の竜種族は、夜行性じゃの。
焔は、幼竜体の姿で飛行して上手く避ける事に余念がなかった事を思い出したのじゃ。
レフィアを、上手く避けて日々過ごしていた為!不意なレフィアの介入に驚いたのだの]
レフィア〈ほむら様が旅立ちなんて早すぎます!?アルザ様!どうかお考え直しを!!?〉
アルザ〈レフィア…この決定は、坊や自身で旅立ちを決めたのよ…親である私も嫌だけど、坊やの意志が固いのよ…〉
レフィア〈アルザ様…ほむら様!?旅立つのをお止め下さい!ほむら様は、竜の谷に無くてはならない存在なのです!?〉
レギア〈レフィの気持ちは分かります!ほむら様のご意志を尊重するのも我等の務め!?我等が駄々を捏ねてたら、ほむら様が安心して旅立てません!〉
レフィア〈レギア達は、ほむら様が居なくても大丈夫なの!?〉
レギア〈そんな事を言っているのではありません!?ほむら様のご意志に反するは、アルザ様のご意志に反するも同じだと言っているのです!〉
アクア〈レフィの気持ちは、重々承知していますが、我等従魔が主であるアルザ様を差し置いて、アルザ様やほむら様の心労を患う事の方が、我等には堪えられぬのだ。〉
フラウ〈レフィよ!ほむら様のお陰で竜の谷は、止まった時を過ごしてきた竜族に、活力を与えて下さった恩を忘れたか?
ほむら様の固い決意は、我等では止められぬ!なれば!ほむら様が我等を必要とされた時は、全力でお助けすれば良いではないか?〉
レフィア〈分かってる…分かってるけど!?〉
ティア〈私だって我慢してんだからレフィがそんなじゃアルザ様も安心して…ほむら様を送り出せないじゃない。〉
レフィア〈うん…ティアも我慢しているんだしね…〉
焔「1ついい?今生の別れじゃないんだから…其処まで惜しまんでも良くないか?試練の儀は、竜族全てが一度は、通らないとならないしきたりだよね?
確かにまだ私は、幼いかも知れないけど、決意を揺らがせる事ないし!竜の谷で色々レクチャーしたんだから、僕の為にもしっかりやってね。」
従魔一同〈ははっ!!?仰せのままに致します。〉
一同片膝着き頭を垂れたのであった。
暫くして…
グレン〈連れて参りました。〉
リム〈あのドラゴニュートのリム只今到着しました(何で!もう旅立たなくても良いと思ってたのに…逆らえないし…)〉
焔「あれは…あの娘は…駄々っ子じゃん!!?」
[駄々っ子…其は、街で見掛けた母竜にあれこれねだって駄々捏ねていた少女だの。
焔が一方的にその姿を見掛けただけだが…この娘と旅立つなら…覚悟が必要かもの…]
「<鑑定!!>」
チャララン♪
種族.竜種ドラゴニュート<氷>(幼体)
名前.リム
性別.メス
LV.1
体.300力.5防.5速.6魔.10魔量.300
個人スキル.竜の加護.氷雪の加護.魔眼の瞳.全属性魔法耐性.幻影無封.魔弾.物理耐性.
ユニークスキル.竜奴隷.
スキル.氷ブレス.飛行.転がる.水魔法.氷結魔法.地魔法.風魔法.光魔法.闇魔法
従魔.無し
思考中
焔「なるほど。通常の竜ステータスってこんな感じか!やはり私やアルザが異常であって、他の竜神のステータスもアルザ程スキルを、有してはいなかった。
何か可笑しいな…。
しかし、リムのユニークスキルの《竜奴隷》とか怪しいスキルあるな…後で詳細確認しとこ…
氷系ドラゴニュートか!スキルも特典以外同じ感じだし♪連携でLV上げして行けそうだが(駄々っ子だったから…大丈夫か?)」
アルザ〈リム来ましたね!貴女には、私の息子と旅立って頂きます。
竜族の宝を他種族から守るのです。
とても恐ろしいスキルが、発現してしまった息子を、どうか宜しくね♪〉
焔「…(何か可笑しいぞ?何故警戒する?意味分からん…無精なんだし警戒する必要ないって…竜神と呼ばれる存在を勘違いしているのか?)」
リム〈はい♪竜族の従者としてほむら様を、御守り致します(ううぅ…母様と離れたくないよ…)
一緒に旅立たせて戴き感謝します(って!そんな訳無いじゃない!?母様の側に居たいの!)〉
アルザ〈坊や…此で安心して送り出せますわ。
無茶しないで、帰りたくなったら何時でも帰って来なさいね。〉
焔「ママ…心配為さらないで下さい 一人前になって戻ってきます!
リム行くぞ!(不安しかねー)」
リム〈はっはい♪(やだよー)〉
アルザ〈坊やー(任せたわよ)〉
従魔竜娘一同〈ほむら様ー。リムーしっかり補佐するのよー。〉
[10話]・・・・・〔冒険者と説明〕・・・・・
【一方】
ウオルド大陸東の街ウォーテルから、ウルカの街を目指す冒険者達が居た!ウォーテルは、東の海沿いの街だ!海産物が豊富に、水揚げされている。
そんな街で冒険者稼業をしていた3人組は、少しでも倒しやすい魔物を求めて、ウルカ行きの荷車に、乗り込んだのであった。
戦士〈ウルカってどんな所何だろう♪〉
狩人〈噂では、ウォルド大陸の中央街で交易の中心地らしいですよ♪〉
ランサー〈おお!!何か楽しみだね♪〉
戦士〈それにしても、ウォーテルの街のギルドの仕事は、全然ないよね…〉
ランサー〈だから!ウルカに行くんじゃない♪〉
狩人〈クエスト無いんじゃ日銭も稼げないからね…〉
戦士〈もう少し魔物が弱いと助かるんだけどね…〉
ランサー〈魔物のLv最低でも60って…どんな無理ゲーだよ!?〉
狩人〈噂だと、ウルカ近郊だと魔物Lv30らしいよ!しかも、ゴブリンとかスライムとかの下位種以外で!〉
戦士〈それな!求めるのは、ウルカ近郊の魔物だね♪〉
ランサー〈それな!魔物うじゃうじゃ居ても魔物の方が強いから、採集クエストさえ無いからね…食べていけないよ…〉
狩人〈それな!私達…冒険者としてまだ本格的な討伐クエスト出来てないからね…魔物強すぎてLv上げにもならない…はぁ…〉
戦士〈噂では、ウォルド大陸が一番魔物が弱いらしいから、ウルカに期待して良いんじゃないかな?〉
ランサー〈だよね!〉
[ふむ!何か面白そうな冒険者が、ウルカの街を目指している様じゃの!ナレーションとは、誰の耳にも届かんからの!娯楽が欲しいの♪]
[【竜神の経典】に記述されていた女竜王アルザとその従魔について…とある。
260万年前この惑星【ヴァイス】に訪れた際に、天災竜女竜神アルザの作成した【種の珠】で生み出されたのが、グレン.アクア.フラウ.レフィア.ティア.レギアであり、
従魔契約をして!アルザは、従魔達に開拓を進めさせながら、竜種族を1万体生み出し、竜の為の街や居城を造ったとされる記述が存在する。
従魔達は、各自独特な進化を遂げたのであった。
炎竜グレンは、アルザの右腕と呼ばれるほどアルザに認められる存在であり、性格は、生真面目で大雑把な一面を持つが、意外と細かい事もあり、
仕事を真面目に細かい所まで、丁寧にやり過ぎて逆に仕事を溜め込む事が、少し残念な所であり言わば融通利かない不器用さんなのでは?
と、周りからは、認知されていると記載されている。
水竜アクアは、水を自在に操り生み出し!この竜の谷では、水力発電や畑や工場等々の水の供給を、仕事としている!アルザの信頼も厚く速やかで迅速な仕事をすると、
周りから支持を得ているアルザの従魔である。
性格は、冷静かつ知的であり書物を読み漁り色々な知識を、内に溜め込む事を喜びとしている様だ!但し、独占欲が強い事でもよく知られているらしい。
因みに、独占欲とは【甘い物】に目がないと言う事だと記載されている。
迅竜フラウは、風を自在に操りこの竜の谷の気候や風力発電等々に従事し、あらゆる魔導動力を造り生み出す事から、竜の谷の技術者として、多くの支持を得ている。
性格が少しアクアと被るが、とても優しく敵を作らない性格である!母性が強く竜の谷では、学校の様な場所を造り言葉や文字や歴史や計算等々教えている。
地竜レフィアは、大地を開拓し大地に関わる全てを担っているアルザの従魔である!従順ではあるが、強引な一面もあり多少独占欲も強いのかな?
と、周りから認知されていることもあり、周りの竜種族や竜神に助けられながら、竜の谷での生活をてんやわんやで過ごしている。
性格は、明るく大雑把!強引だが竜族の為に、必死で取り組む姿勢が、竜の谷では評価されていると記載されている。
レフィアの多少独占欲が強いと言われる原因が、坊やこと焔を見ると正に野獣の如く独占欲を発揮するみたいじゃな。
焔を捕まえると、ずっと抱き締めて離さないことで、竜の谷では有名な話となっている。
緑竜ティアは、この【ヴァイス】全ての植物を操り成長または、品種改良や品質改善等様々な分野で活躍するアルザの従魔である。
アルザを魅了した異世界の植物や果実や野菜等様々な植物を再現させ!地球の全ての食材を再現したとされている。
ティアの性格は、明るく前向きで竜の谷では、ムードメーカーな存在として認知されていると記載されている。
アルザに忠実故に、後々アルザに利用されるが其れは、従魔の宿命故に問題ではない。
此に関しては、いずれ多少触れるであろう。
黒竜レギアは、アルザと対を成す存在であり、闇や邪のスキルや魔法を有し特殊スキルや独自魔法の研究などを行い、竜の谷において優れた知識と技術者として重宝されし従魔である。
世界に存在せし全ての国や街.村.集落に、映像を発信したり世界中の情報を収集しアルザを、【ヴァイス】の頂点だと世界に発信したりと、
黒竜レギアのアルザへの貢献は、計り知れないのである。
レギアの性格は、真面目で積極性があり博識でありあらゆる分野で、実績を積むタイプであるが、独占欲に関しては、最も強いと自分で言っているが、
何に対して独占欲が強いのか?不明だと記載されている。
【竜神の経典】には、様々なことが記述されていたが、アルザや従魔達の記述についてもじゃが、何か胡散臭いのぅ…こんな記述要らん様な気がするんじゃがの!他にも気になる記述があったが、後々じゃな。]
[一抹の不安を抱え【試練の儀】に挑む焔とリム]
[焔の武具と戦闘についての解説をするの!
焔が巣から城住まいとなった辺りから、神域を抜け出し魔物と戦闘をして、独自に狩りをして己の戦闘方法を研究していた。
鍜治魔竜師として焔の作成した武器の全ては、鉤が付いた形状の武器なのじゃ!
この世界の戦闘は、乱戦混戦な戦闘だから、魔物の攻撃を待つ余裕がないの。
魔物を突き刺したり魔物の頭上から斬った際は、魔物の体重を利用して移動を行えるの。
魔物の種類も様々だの!防具の腰から太ももにかけて佩楯こと鱗鎧があるが、鱗鎧とは、鱗を利用して防具とした物は、全て鱗鎧と言うの。
竜種族の防具の外側に鱗鎧を使う防具が多いのだが、鉱石や混合石は、竜糸と合わせて生地の様にして防具とする場合が多いのじゃ。
鱗鎧に扱われている鱗は、竜神の古くなった鱗を扱っているの!脱皮等や生え変わりの鱗は、竜錬術の素材になる事が多いの!古くなった鱗は、硬質で武具に扱うのに向いているのぅ。
佩楯は、通常腰防具として腰から太股を守る役割だが、魔物の中には、背が刺々している魔物も多いから、
移動をスムーズに行う為の必須防具だの!魔物の上を滑って移動するなら、鱗鎧がある両サイドの太ももで滑ると良いのじゃ。
尻で滑ったらズタズタになるから、注意が必要じゃな!武器のカギになっている部分の内側には、刃が無いの!
だが、魔力を覆った状態となる為に、魔力の刃をで魔物を切り離したりもするから、そんな造りになっているのじゃ。
必要以上に、魔物を損壊すると魔物が不味くなるし、売り物にもならないからじゃの。
魔物を斬り刻むだけなら、カギの無い方で斬れば良い!魔物は、地上を這うだけの魔物ばかりじゃないから、上空も警戒が必要だの。
魔物は、障害物になるんじゃ!鉤で魔物を飛び越えたり!
カギで魔物を放り投げたりと、使い道が山ほどあるのじゃ!ただ斬り殺して行くだけだと、山積みになった魔物で戦闘処では、なくなる為!
作成武器の試し斬りの為に、翼を用いて空中戦していたから、方向転換でも扱っていた為その形状となったんじゃの。
焔の作成した武器全般には、鉤がついている!この世界では、魔物を生み出すアーティファクトが存在する為!
無限に魔物が溢れるんじゃの!魔物に、ちょっかい出すと魔物が集まってくるの!絶え間無く攻撃がくるから、攻撃を受けるのではなく回避しながら、
近くにいる魔物から倒して行く形になるの。
この世界では障害物となった魔物は、死と隣り合わせとなるんじゃ。
盾なんてのは、人族同士の闘いでもない限り使わないから竜族で扱ったのは焔だけじゃの。
魔物の様な巨体の攻撃を、人化や小型体や幼体で防いだら、其だけで身動き出来なくなるから、急所の攻撃を防げれば十分じゃの。
大切なのは、魔物の動きが一斉にくるから、しっかり動きを察知して全体を見て、先読みして動きを止めない事だの!
焔の盾が小さいのには、理由がある…只の飾りじゃな!防具は、どの様な攻撃にも耐えられる様に出来ている為!手甲であってもひしゃげる事はないのじゃ。
乱戦混戦すると言ったが、その場に集まった魔物全に狙われて襲う訳じゃないの!
魔物同士も争うから、面倒なんじゃの!対象者に対して行われた攻撃だけを、回避すれば、良いのではなく!
流れ弾も回避せにゃならんの!思い通り動けないから、警戒を忘れず戦闘しなければ、ならんのじゃ。
まさに修羅場となるのが、この世界の戦闘じゃの!しかし魔法を上手く使えば、対処出来る筈じゃな。
焔の装備している武器は、焔専用武器じゃから特殊な能力が隠されておるのじゃ。
羽切の鎬の位置から真っ直ぐ心金に沿って宝珠が埋まっているのじゃが、宝珠には魔法やスキルを発動の際に、今!と思った瞬間に即時発動させる事を、可能にした宝珠なんじゃよ。
宝珠10個に、魔量を流す事で刃先の方にある宝珠から、順々に魔法やスキルが放出可能なのじゃよ。
焔の10個の宝珠には、魔剣の極み.魔槍の極み.魔弓の極み.魔斧の極み.魔双剣の極み.魔銃の極み.双魔銃の極み.魔拳蹴の極み.双竜爪の極み.竜翼刃の極み.が、術式として埋め込まれておるのじゃ。
焔が流転時代に習得し極めたスキルじゃの!このスキルは、持つだけで効果を発揮する!言わば記憶スキルというものじゃの。
戦闘技術を脳裏で悟し技術とするスキルじゃの!双竜爪や竜翼刃の極みとは、魔物だった時に習得し極めた技術を、竜種族用に応用したスキルじゃの。
此処までの戦闘を行うのは、ソロで戦闘する場合に限られるの!リムが一緒では、普通にやるしかなかろうのぅ。
魔物がうじゃうじゃな世界と言ったが、その理由を語るの!
この惑星が生み出された当時から、魔物が蔓延る世界だった。
女竜王アルザの為の世界となって竜種族が2万存在する世界では、食糧が心配となるが、魔物がうじゃうじゃであり絶え間なく生み出される魔物は、竜種族の糧なのじゃ。
他の種族も存在するこの世界では、魔物がうじゃうじゃ居ることで、豊食であり死が身近と云われるが、食糧難にならないことこそ!竜種族にとっての願いなのじゃ。
死が身近なのは、竜種族以外を指している。
[16種族神の内の10種族神の思惑は、10種族神の中に竜神がおったから、複合種族の中には竜神の因子を受け継ぐ種族が誕生した際に、
食糧の懸念があった事から、魔物が異常繁殖する世界する様に指示があったのじゃ!アルザの為ではないのぅ。]
魔物が生み出されている仕組み等については、後々語られるじゃろう。]
有り難う御座いました。




