【謀】による仕組まれし暴走【22】
此処から展開が一変します。
宜しくお願い致します。
[62話]・・・・・〔仕組まれし擬似人格〕・・・・・
ゲート(ラステル)<キンッ!>
焔は、ラステル大陸に転移後意識が完全に消失した。
竜【さあ…ママを攻撃した奴らを血祭りにあげてやる!!絶対許ない。】
現在焔は、深層意識に追いやられている。
「ん?何だ!?何が起きた!ちょっと待てお前誰だよ!」
[焔は、怒ってすらおらんじろう!]
「ん?私の怒り?」
[おお!我が声が聞こえるか焔よ]
「聞こえるけど…この状況何だ!?」
[ああ…多分【謀】の一部だろうのぅ]
「【謀】!?神様のアレか!?」
[だのぅ]
「あんたは、何者だ?」
[我は、前前世で神鍜様に御使いしていて焔に与えられたスキル!【神々の継承者】であり鏖魔というナレーションだのぅ]
「鏖魔!?あった!確かに神鍜様から与えられたスキルの名が、【神々の継承者】だった!鏖魔か!?うん?ナレーションしてんの?」
[じゃて…我が声がお主に届かぬのならフォローくらいしてやらんと、与えられたスキルとして何もせんでは、神鍜様に申し訳ないじゃろ?]
「律儀だな鏖魔…自我も意識もあるんかい!?ん!確か…竜神でスキルにその身を宿したとか言ってたな…」
[そうなのじゃ!前前世で、お主の魂に我が宿ったのじゃ…与えられたのが竜神の魂そのものじゃったからの…]
「ああ…鏖魔勘違いしてないか?」
[何がじゃ?]
「魂に宿ったというよりか、スキルとして与えられた訳だから、スキルを剥がせば、元の本体に戻るだろ?」
[ぬ!?スキルを剥がせば…ああ!?そうか!スキルのままじゃから、魂の融合が成された訳じゃないのじゃの!?]
「流石に、神魂体を融合とか神鍜様がそんな酷い仕打ちする訳ないじゃないか…(記憶がある程度戻ってきて分かった事だが、私は、元から神として神鍜様に生み出された存在だ。
そして、鏖魔をスキルとして私に与えた理由は、試練の期間に神として知る必要のある情報を、鏖魔から得る目的もあったと思われる。
他にも目的があった様だが、戻ってない記憶に答えがあるのだから、時間は掛かる様だが少しずつ戻って来ているから、今は考えまい。)」
[確かにそうじゃ!?しかし…焔は何故神魂体の事を知っておるのじゃ?]
「今は知らんでも良いと思うぞ!記憶が全て戻らないと、私としても話せないしな…逸れに、全て思い出せたなら話さない事には、何も始まらないだろうからな。」
[成る程!(我が思うに、転移等の知識等と一般では知り得ぬ情報を、有しておった事から古神なのではないじゃろうか…もしそうなら、我を神鍜様が焔に与えた事の理由が理解出来るんじゃ!今は、焔の記憶が全て戻る事を祈るしかないのぅ。)]
「てか!?体動かねーって」
[まぁ…潜伏スキルによる一時的な擬似人格じゃろうからの!何も出来んじゃろうの]
竜は、角の生えた人族を探し大きな街にたどり着いたのである。
キューズの街である。
門番は、漆黒の竜種族を見て即座に、装備を捨て土下座状態になった。
竜はそのまま門を潜り抜け街中に入った。
「おいおい!マジやめろ!?余計な事すんな!あーふざけんなって!?俺の体返せ!鏖魔!何とか出来ないのか?」
[我に出来るのは、惑星に干渉し焔を他の竜神や神から守ったり偽情報を操作したりしとるの!焔が転生前から転生体として、卵に潜伏させたスキルなだけに、
この擬似人格が発動してしまっては、解放されるまで排除出来ぬのぅ]
そして、遂に角の生えた人族を捉えた竜は、首根っこ掴み持ち上げ顔を覗き込んだ。
【お前オーガか!なんか似てるが違うな!!
鑑定!】
チャララン♪
種族.鬼人
名前.セリ
性別.メス
LV.77
体.4877力.2725防.2823速.1622魔.2575魔量.3595
個人スキル.鬼人業火.鬼人豪渓
スキル.炎爪.豪爪.爆火斬.火魔法.風魔法
乗り魔.ドラムトプス
【鬼人か!!】
鬼人セリ〈えっ!?〉
【びっくりか?【高位体】の竜に、鑑定されて!】
〈【高位体】!!?〉
【お前らだろ!ママを攻撃したの!?】
〈ママを…攻撃…???〉
【しらばっくれてんなよ!女竜王アルザを攻撃しただろ!?暗黙の了解じゃないだろ!攻撃したら!?
ママは、私を探してただけなんだよ!攻撃されたから攻撃を返して焼き尽くしたんだろ!?ナメた真似してくれたな!?】
〈あ…それ…それは…も…〉
【私は、女竜王アルザの仔だよ!】
「神の仕組んだ擬似人格かよ!迷惑極まりないな!血縁外したが其でも発動するスキルかよ…うざい事してくれたよな」
[難儀じゃのぅ焔も…今回の転生は、間違いなく我や神鍜様の因縁で巻き込まれてしまったの…申し訳ないの!]
「いやいや!今回の件に鏖魔も神鍜様も関係ないって!鏖魔や神鍜様に、感謝してるし!問題は【人神】とアルザだろうからね。」
【親を攻撃されて黙ってられる訳ないだろ!!!竜神種族が存分に死の恐怖を叩き込んでやるよ!?】
其処に、鬼人族の数人の娘が現れた。
【お前らも鬼人族だな!!どうした?掛かってこい!!皆殺しにしてやる!?】
鬼人族の娘〈どうかお怒りをお鎮め下さい!!〉
【鎮まるか!竜神族の血を嘗めんな!?】
「やりたい放題だな…擬似人格…」
【鎮めたいなら攻撃した奴を差し出せ!?】
鬼人族娘達〈我々の集落の檻に閉じ込めています。ご案内致します。〉
【すぐ連れていけ!?】
擬似人格の竜は、セリを離し鬼人族について行った。
[色々調べて結論じゃ!【人神】と女竜王アルザの【謀】の一部であるの!他種族に親竜が何かされた場合!潜伏スキルの擬似人格が開放される仕組みだったのじゃ。]
「【人神】とアルザか…迷惑だ…」
[焔!我の声が届かんから、《焔》と我を繋いでおいてくれかの!?焔としてもその方が楽じゃろう!話せるの今だけやも知れぬからの!]
「鏖魔了解だ!《焔》には、解放後伝えて接続させるよ!内から何を言っても止まらないって…もどかしいな(鏖魔とのリンクに不具合があるのではなく、
神鍜様が私に鏖魔を与えた際に、自我が封印状態だった事が原因で、鏖魔は私と完全なリンクが出来ないのだろうな。
多分私の流転記憶の他愛ない事くらいの記憶は、鏖魔も見れているのだろうけど、私の欠けた記憶や神としての記憶等は、見れない様に、神鍜様が手を打っていたのだろうな。)」
そうこうしてる内に、鬼人族の集落に着いた。
擬似人格の竜【さっさと連れてこい!!】
鬼人族娘達〈今連れてきます。お待ち下さい。〉
鬼人族の娘〈離せ!離しやがれ!!クソ!たかが竜を撃ったくらいで何が悪いってんだ!!暗黙の了解だと!知らねーよそんなの!!
あたしらの縄張り侵入した竜が悪いんだ!新参が調子に乗り過ぎなんだ!?〉
【それが貴様の言い分か!!?】
鬼人族の娘〈ひっ!!えっ!何で…竜が…何て邪悪な…漆黒の竜…〉
意気がって大見得切ったが、漆黒の竜の目を見た瞬間!恐怖した娘。
【私の親竜を攻撃したのは、貴様だな!?】
〈ひっ!!いや…あれは…(何だ…この竜…漆黒の闇を纏うが如く、闇を引き連れているかの様な…普通の竜種族じゃない!?まさか…まさか!?【高位体】の!?〉
擬似人格の竜は、冷ややかな笑みを見せ鬼人族の娘のへそに爪を刺し入れズブズブと、腕を刺し入れた。
鬼人族の娘は、狂乱したかの様に悲鳴を上げ!奇声の如く悶え苦しみ苦痛の表情にて、幾度も号泣と共に叫んだ。
腸を引き摺り出し、再度へそから両腕を潜らせ左右に引き裂き!
背骨と骨盤を二分する様に引き千切り!娘の下半身を尻尾で叩き付け長柄粉々のミンチにし、両肩に爪を食い込ませ両腕を、引き千切り!
鬼人族の娘は、気絶と奇声を幾度も繰り返し表情を硬直させた。
擬似人格の竜は、鬼人族の娘の胴体を爪で斬り裂き臓物さえ粉々にして、頭部を手に取り地に落とすと、そのまま右足で踏み潰した。
無残にも五体裂かれミンチと化した死骸となった物体を、恐怖の眼差しで見つめる鬼人族の娘達。
擬似人格の竜【今後女竜王アルザに、攻撃してみろ?次は、鬼人族全て滅びを与えてやろう!】
擬似人格は、体外に黒い靄を漂わせ消失した。
「体が動く…!?何してんだよ…殺しちまったか…チッ勝手な事を…(えげつない殺し方しやがって…全てを取り戻すまでは、静観も…はぁ…)」
[おーい焔!聞こえるかの?]
鬼人族の娘セリ〈竜神様申し訳ありません…〉
「ああーまあな…因みに言っとくが、これ俺であって俺じゃないからな?」
[おーい焔!まさか…身体を奪われた事で、我の声が聞こえ…繋がった!?何とも悲しいのぅ…ナレーションに戻ったの]
[63話]・・・・・〔ヴァルフィスとゴブリン〕・・・・・
鬼人族の娘セリ〈はい?〉
「私の体は、少し他の者と違うんだが、言っても分からないな。〉
〈は はあ?〉
鬼人族の娘の躯に、魔法.《ホーリーアレイズ》を唱え!!
眩い光の珠が幾つも現れ死骸の周りを螺旋を描く様に回転し全ての傷を癒し元の状態に戻し!
光の粒が躯の上に舞降り激しい光が躯を包み光の珠が体の中へと、入っていき!
弾けて光が分散した瞬間 鬼人族の娘の躯の頬に赤みが然して暫くすると、生き返った
その場にいた鬼人族は、驚愕の表情をしていた。
鬼人族の娘セリ〈竜神様…〉
鬼人族の娘〈私死んだ筈だった…えっ?どうして?〉
「私が生き返えらせたんだよ。」
〈また…もう竜神様を攻撃致しません怒らせません!!!お許し下さい!〉
鬼人族の娘は、身体を震わせ恐怖し涙を流していた。
「そうした方がいいだろうよ!まさかの起爆剤だったな(鏖魔から色々聞いたが、計画通りに事を運んで調子に乗ったか?此方は静観しているが、記憶さえ戻れば排除出来るとはいえ…随分難しい状況になったな。)」
鬼人族セリ〈竜神様は、何かに操られていたのですか?〉
「操られたと言うより仕組まれてたって方が正しいかもな!この世界に存在する神々によってな!?」
〈神様!!〉
「今後女竜王アルザに、攻撃すんなよ!じゃないと、私じゃない私に滅ぼされるぞ(もう其はないけどな)」
鬼人族のセリ&娘達〈はい!ははっ!はい!〉
「面倒な体だよな!ったく…余計なもん背負って静観貫かなきゃならんて…(暫くアルザに顔見たくねぇ…
はぁ…人化であんな状態じゃなかっただけマシな状況か…モチベーション減退したな…流石にナレーションには、驚きだな)」
【一方】その頃…
人族の者が鬼人族の騒動を見てキューズの街から全てを見てた者が居た。
直ぐ様 走り出し黒いローブを被った者に、報告し金を受け取り黒いローブの元を去った。
黒いローブの者〈クックックッ中々面白いじゃないか…女竜王の仔か…生け贄として、最適じゃないか…邪神様の為に!〉
黒くおぞましき思惑が蠢き始めた。
【一方】
焔は、竜神ことアルザも共犯であるが、首謀者であると推測している。
見えぬ様に、見せぬ様に焔は行動しなければならないと己に言い聞かせた。
まだ神の思惑が分からないが、道筋は見えている。
「さて、色々どうすっかな…ラステルで何をする?ふむ…」
セリ〈竜神様は、私達を滅ぼすつもりなかったのですか?〉
「ないな!他種族が嫌いな訳じゃないから、殺したいとも思ってないな!脅す程度は、考えていたがな!」
セリ&娘達〈神様がお怒りなのでしょうか?〉
「女竜王アルザは、竜神だし神への攻撃は、怒りとなってもおかしくない!まぁ…私も竜神だがな。」
セリ&娘達〈なんてこと…竜神様は、先程とは全く違うのですね!?〉
「私は、常識的な者に、無闇に敵対する存在じゃないさ!他種族に対しても竜種族に対しても見方を変えるつもりはない。
セリ&娘達〈この度は、何の被害もなかったのは、竜神様のお陰です。〉
「そうでも無いだろう?街中であんなに目立ったらお前達の生活も大変だろう?」
セリ&娘達〈其は、仕方ないです 私達が手を出した事に変わりないので。〉
「そうも行かないな!私の計画から全く別ものにされたが、私の意思じゃないのだから其処は、任せろ!んじゃあな!」
セリ&娘達〈竜神様!?〉
焔は、竜体のまま高速移動でキューズに向かって街に入った。
「おい!人族達聞け!鬼人族を迫害すんなよ!色々面倒だが 、解決方法が神の悪戯で、おかしくなったのもある。
お前達人族や亜人だって滅ぶ寸前を、他の地に住む者達により引き起こされてる状態だ!
神が荒ぶっている原因がお前達にもあるのだから、鬼人族の今回の1件蒸し返すなよ!いいな!」
キューズの街は、言葉を聞き今回の騒動を不問にすると、焔の前で誓ったのであった。
「其から言っておくが、女竜王アルザも竜神であり神だという事を、肝に命じろ!」
全てを伝え焔は、ゲート(ウルカ南近辺茂み)<キンッ!>
「迷彩結界発動!
何でこうなった…物凄く疲れたな アルザは、陽気に念話してるが、《焔》に感謝だよ…今は、神の方の思惑が解ればな…急いでも仕方ないか…焦らず思惑を知る機会を待つかな。
予定が崩れて何すんだったっけ?1つ思い出したことあるが…またラステル行くのもな…もう1つの方から始めてみるか…
って!何か来る!!いやいや…突っ込んだ!?あーあー…ノビてら…仕方ない結界内に入れてやるか…この生き物【ヴァルフェス】だよな…
荷車の中には…何か魔物居るけど…コイツもノビてら…しかし…暴走か?何か面倒な予感…」
1時間経過…
「あーあー…また騒いでら…」
[魔物語展開中]
「 おい!騒ぐな!此処は、私の張った結界内だ!」
ヴァルフェス〈グワッ!?〉[ 結界ですか!?頭痛い…]
ゴブリン〈ゴブゴブ…〉[何かご迷惑御掛けして申し訳ありません!!]
「ヴァルフェスとゴブリン…?ゴブリンの荷車って事か?」
〈ゴブゴブ…〉[ええ!ウルカとの取引がありましたもので]
「それが何で暴走して突っ込んでくるんだ?」
〈ゴブゴブ…〉[大きな音にビックリしたファニーが、走り出してしまったでやす…私も荷車に乗る寸前の事で、突然だったので荷車の中で意識が飛んでいました…面目無いでやす…]
ファニー〈グワッグワッ!〉[何か破裂した感じだったの!ビックリしちゃって…]
[破裂音の正体は、魔物のオスの睾丸じゃの!魔物の睾丸は、良く伸びる事から荷車の車輪素材として扱われとるんじゃ!
古くなり劣化により入り過ぎた空気により破裂音を、響かせる事は良くある事らしいのぅ]
「まぁ無事だし災難だったって事だな。」
〈ゴブゴブ…〉[其はそうと…魔物語で話していますが…貴方様も魔物でやすか?]
「いや!私は竜族だ!」
ゴブリン&ファニー〈ゴブ!?…グワッ!?…〉[竜種族様!?竜種族様の所に突っ込んでしまいましたか!?申し訳ありません!何て失礼をおおおぉぉぉ!?]
「んにゃ!気にすんな!目の前だったが気付いたしな!理由も分かったから気にすんな。」
〈ゴブゴブ…〉[竜種族様は、魔物語が話せるんでやすね!?]
「まぁな…話せるが話さない事に普段しているなLv上げの為に魔物を殺戮しているのだから、魔物語を話せる何てのも困った話しだよな…」
焔は、苦笑いをしている。
〈ゴブゴブ…〉[ああ…御察し致しやす。]
「何はともあれ無事だった訳だし!道中気をつけて帰れよ。」
〈ゴブゴブ!…グワッ!…〉[ご迷惑御掛けしました!竜種族様とお話出来たのも何かの縁だと思いやす!またお会い出来る日が来る事を願っていやす。
介抱有り難う御座いました]
「ああ気をつけてな」
ファニーが荷車を引きゴブリンも荷車に乗り街道に戻り帰って行ったのであった。
「ふむ!ゴブリンか…魔物の国でもあるんかな?確かにゴブリンやスライムなどは、食糧にもならんし此といって貴重な素材を持つ種じゃないからな。
群れで生活する魔物らしいし人族の街ウルカとも、取引している様だな!其ならあまり遠くない未来で、ゴブリンやスライムの討伐がタブーになるだろうな。
まぁ…人の従魔となったスライムやゴブリンは、いずれ何処かで捨てられ、人を恨む魔物となる場合も少なくないらしいからな。
魔物の国として認められれば、スライムやゴブリンを無闇に従魔とすることも無くなるだろう。」
[人化が可能な種族についてと人族と魔物の違いと260万年前の出来事を、語るかの。
先ず260万年の頃より文化により分岐を経て、この様に伝わるの。
魔物に転生した者は、転生の際に《幻影無封》のスキルを、自動的に得るらしいの。
《幻影無封》とは、人化スキルだの。
竜族や幻獣等が、生まれつき持つ人化スキルだの。
神や竜族や幻獣の従魔となった魔物や魔物転生体は、誕生及び進化の過程で人化を得られる様になるらしいの。
魔物が人化を得られるのは、特別な事であり神や竜族や幻獣の従魔となった存在全て人化を得られる様になるらしいの。
但し下位の魔物は、希にだが人化が惑星救済措置として与えられているの。
惑星救済措置の指定としては、生まれたながらに虚弱な魔物や負傷や病等で身体障害となった魔物じゃの。
人族の国や街が存在する様に、魔物の国や街が存在する世界だの。
魔物だから、必ずしも人を襲う訳ではない!人族も矢鱈に魔物を討伐するのだから、ドチラも同じであるの。
人族と共存して行こうとする魔物も居れば、人族とか気にせず闘いだけで、生き抜こうとする魔物も多く存在するんだの。
人族も食糧を得る為に魔物を討伐するし、冒険者のLv上げの為に魔物を討伐する。
但し、違いを示すなら人族と共存を願う魔物が、多くないと言う事だの!
比較的共存を望む魔物は、転生者か下級の魔物がほとんどであり、魔物として生まれてくる魔物が、どういった種で生まれてくるかは、ランダムだの。
但し魔物と魔物で交配して生まれた魔物は、メス寄りの種族として生まれてくるの。
此は、人族にも言える事じゃが、メス寄りの種族が生まれるのは、子種を放つ男が人であるとは限らないからじゃの。
《変態》持ちであれば、魔物との交配でさえ子を成せるからじゃの。
人族の括りとされる者の中にも悪魔種等様々いるが、その昔は、魔物の分類だったとされている。
この【ヴァイス】という世界は、魔物蔓延る世界だが、魔物と呼ばれた者達も人族の括りとなれる世界でもあるのだから、魔物と人族が同じと、思われても仕方ないの。
実際人族で魔物の様な【心】を持つ者は、少なからず居るのだから、大差ない世界となったのじゃ。
結局人族も魔物もドチラも食糧だったり経験値だったり素材だったりと、見ているのだから違いなどある筈もないの!唯一言える事は、言語を有する者かそうでないかの違いしかないの!
竜語.魔物語.精霊語は、念話の類いなので、言語にあらずじゃ。
この様に、人族と呼ばれる種族の文化は、260万年前のその以前には存在しなかった文化であり、只人が増えた事が原因となっている。
女竜王アルザが、惑星制御管理システムに干渉した際に、神力と引き換えに、惑星制御管理システムを一部変えた事が原因で、260万年前には、存在しなかったシステムが追加されたのじゃ。
追加されたシステムとして、【人神】が【ヴァイス】に住む権限を得た事や竜種族.竜神が【ヴァイス】に住む権限を得た事や竜神への昇華条件を、惑星管理システムに追加させ竜神を多く神格化させたんじゃ!
そして、幻獣が誕生と同時に得た《幻影無封》を、アルザが竜種族にも適用させた事により惑星管理システムの一部に異常を与え、【ヴァイス】に住む純粋種族だけが、《幻影無封》を、誕生時に得られる様になったんじゃよ。
鏡面の鏡と呼ばれる異界を覗ける鏡は、女竜王アルザが惑星制御管理システムに、侵入する前からアルザが所有する神具だが、鏡面の鏡には異界を覗くだけではなく、
指定した異界の生命体.道具.素材等々の召還の要領で、手元に転送させる能力があるんじゃよ。
鏡面の双鏡と呼ばれる姉妹鏡が存在するんじゃが、鏡面の双鏡の能力は、惑星転移神式としての能力を有しておるんじゃが、何を隠そう鏡面の鏡と鏡面の双鏡を、女竜神アルザに託したのは、我なんじゃよ。
惑星管理神として、神格化させ惑星管理神に据え措いた時に与えた神具なんじゃよ。
鏡面の双鏡の能力は、異界より転移者を連れて来たりする為の神具なんじゃよ。
この【ヴァイス】には、鏡面の鏡と鏡面の双鏡を扱う為の権限は、設けられていなかった事から、女竜王アルザは、不正に惑星制御管理システムに追加させたんじゃよ。
これ等の惑星管理システムの不正介入により女竜王アルザは、神格を失い多くの惑星管理能力を犠牲にした事で、竜神ではあっても竜種族と大して変わらぬ力しか扱えなくなったのじゃ。
長年不在であった蟲神と魚神の管理下にあった一部支配権を得て、ウォルド大陸に神域を設けたのじゃ。
蟲神と魚神が管理していたのが、現在竜の谷と呼ばれし聖域じゃの。
女竜王アルザであっても聖域のある地帯には、侵入不可能じゃが!以前焔が《時空転移》した時に、侵入して問題無かったが、あれを見たから我は、焔が古神なのではないかと、睨んだのじゃよ。]
有り難う御座いました。




