ラステル大陸【20】56~59話
宜しくお願いします。
カギ括弧に応じて、物語が進行します。
「この括弧が、主人公だけ.心の声.念話も此」
[この括弧が、念話.精霊語.魔物語.ナレーション.主人公とリンクした存在]
〈この括弧が、登場人物等〉
(この括弧が、主人公.登場人物.心の声)
《この括弧がスキル.自我を持つ意識》
【この括弧が、注視】
<この括弧が、擬音>
[56話]・・・・・〔異世界転生者〕・・・・・
「ゲッ!竜種族だと…まだ初期だなありゃ…しかし何故?行き倒れる?
竜種族であるし各種基礎能力値も十分の筈だ!強い魔物が多いが、弱い魔物も探せば居るのだから、
お腹すいたって…そんな竜種族が人化して私をつけていたのは、何故だ 何も語らないなら語らせよう」
焔は、走って森の中に入り少し待つと、追ってきた。
「人化解除!!
貴様竜種族だよな?何故私の問いに応えない!
竜神種族に、喧嘩売っているのか?貴様と同じと思うなよ?我は、竜神種族だ!応えろ何故付き纏う?」
竜種族の子供は、落ち着かない様子で語り始めた。
〈ごめんなさい…美味しいご飯だったから、また食べたかったから…母様居なくなって…ユニークスキルが発動してたのに…襲われなかったし…〉
「ほう 《男誘惑触》の事か?」
〈えっ!!言ってないのに…。〉
「何を言っている?竜神種族と言った時点で気付け、私は【高位体】の竜神だ 鑑定持ちだよ。〉
〈鑑定…。〉
「私には、ユニークスキルを全て無効化スキルがあるから、お前のユニークスキルが、最強でも一切無効化する!」
〈無効化…だから!〉
莉子は、ポロポロと涙を流している。
「何を只人みたいに泣く!?竜種族を馬鹿にしているのか!?(しかしだ…鑑定だと名前が莉子?日本人?何でまた…転生者なのか?
おいおい…この世界に転生者居てもおかしくないけど…竜に転生しておいて殻に籠る様に、生きてきたのか?最強種族なんだから、もっと頑張れよ…
コイツもリムみたいなグータラだったら、質が悪いな…母竜に捨てられたのか?其は、無いだろう竜の愛情かなりのものだが、聞くしかないか)」
〈ひっ!?ごめんなさい!竜種族です!〉
「莉子お前は、転生者か?」
〈!?えっ!!はい!転生者です!!〉
「ふむ…転生者ね…何からの転生だ?」
〈人間の10才でした!〉
「人間!!?人間だったのに竜転生かい!!?ん?竜転生は、通常簡単に出来ない筈では?其はそれとして、今まで人間の感情で生きてきたなら…かなり質が悪い竜種族だな…」
〈えっ!?質が悪い…人間だった事が?〉
「ん?とんちか?人間の感情と竜種族の感情に違いがあるって意味だ!馬鹿みたいに泣けば済むみたいな感情は、竜種族には、存在しないんだよ!?弱肉強食の世界を嘗めるなよ!」
〈あっ…ごめんなさい…〉
「10才だったとして、何故腹を空かせて行き倒れた?普通に魔物の生食は、幼竜であるなら当然の事だ!親竜が居たなら教わった筈だ!」
〈母様が獲ってきて捌いてくれてたから…捌き方分からなくて…〉
「何を言ってる?毛ごと皮ごと食えば良いだろ!?竜種族は、そんなので腹を壊したりしない!幼竜が食わず嫌いしてんじゃねぇよ!?そんな事ばかりしていると、その内人間を食い始めるぞ!莉子!」
〈人間は食べないよ!?毛ごと皮ごと…美味しくない…〉
「食べず嫌いにも程がある…そんなんじゃ餓死でも何でもした方が良いかもな!幼竜の生き方として、生後から人化の法を得たなら約3ヶ月で、親元離れて試練の儀に参加させられる。
通常試練の儀は、20~30年掛けて達成する竜種族が、殆どだとされている。
試練の儀を達成した後は、美味しい食事等を食べる権利が、与えられる!莉子の親竜も生食していたのだろう?」
〈生後3ヶ月!?試練の儀!!?母様が言っていた!試練の儀!!?美味しい食事は、試練の儀を達成後…母様も魔物を生食してた…〉
「だろ!?魔物が美味しくない?食わず嫌いじゃねぇか!?この世界の人間の食事も魔物を焼いたり煮詰めたりしただけのものなんだよ!?贅沢言ってんじゃねぇ!」
〈ごめんなさい!?人間も同じ…美味しくない食事………でも!?貴方様の食事は、美味しかったです!?〉
「私の食事?ああ!商売用の料理か!そりゃ旨くなる様に、調味料作ったりしているからな。」
〈あの食事なら幾らでも食べられます♪〉
「カネ払えよ!」
〈お金持ってないです…〉
「竜転生して何を学んできたんだ?カネの稼ぎ方も知らない!食わず嫌い!只人みたいに泣く!洒落にならないくらいグータラに生きて来たんだろうな?」
〈はい…あの!さっきの試練の儀って何ですか?教えて下さい!?それ母様が何時も言っていて!教えて下さい!?お願い致します。〉
「ウォルド大陸には、竜の谷と呼ばれし神域がある!その神域の主が、女竜王アルザと呼ばれし竜神だ!試練の儀とは、竜の谷に住む竜種族の幼竜が、
一人前になるまで、外界で過ごし試練の儀を達成する事で、竜の谷に帰還する事が叶う行事である。
試練の儀を達成しない限り竜の谷の親竜には、会えないとされている!美味しい食事も、試練の儀を達成した竜にしか与えられない!分かったか?」
〈母様は、竜の谷に…試練の儀の達成の為に帰還した…じゃあ…私は、やっぱり捨てられた…〉
「何故そうなる!莉子!お前かなりアホだろ?」
〈あ…アホじゃない!?アホじゃないもん!?〉
「んじゃあ!自己中心的ってヤツだな!」
〈自己中じゃないもん!?絶対違うもん!?〉
「莉子の親竜が、試練の儀の間に莉子を生んだとする!例え仔が出来たとしても、試練の儀をしている以上親竜も幼竜であり!竜の谷に親竜が居るって事だ!
莉子に聞くが、転生してどのくらいになる?3ヶ月以内か?」
〈母様の母様に会いに行った…転生して…3年…です。〉
「はぁ!!!?3年!?3年もドラゴニュートのままなの!?アホ過ぎじゃん!?試練の儀に参加させられるのに、平均3ヶ月だよ!どんだけ怠惰な日常送ってたんだよ!?
前世の記憶持ちで、生きる努力を放棄してたのかよ!試練の儀を達成してない幼竜は、竜の谷に侵入禁止だ!竜の谷に入れる竜種族は、成体以上で無ければならない!
3年も竜種族で居ながらドラゴニュート何て初期中の初期じゃ!連れて帰れないわな!3年間莉子が、成体になるのを待ったのに、怠惰な生活で全くやる気を見せないから、
竜の谷に帰還する決意をしたんだな!親竜の気持ちの方が、良く分かるよ…3年間怠惰にグータラ生活して、甘えに甘え捲って…親竜は、早く竜の谷の親竜に会いたいのに、可哀想な親竜だな。」
〈母様…怠惰に…侵入禁止…たった3年だよ…〉
「莉子!前世人間だったなら人間に転生してれば良かったんだよ!さっきも言ったが、竜の谷の竜種族のドラゴニュートは、3ヶ月で外界で生きろと放り出される!
親竜と一緒に居られるのが3ヶ月なんだよ!人間みたく大人になる何十年一緒に居られないんだよ!試練達成後やっと親竜に会える!其が3年も待った親竜の気持ち考えろよ!?
甘え過ぎだ!?親竜の気持ちを理解せずダラダラと!自己中じゃないか?自己中だよな?自分さえ良ければ、親竜の目的は潰して良いのか?嘗めるな!?」
〈ごめんなさい…母様…ごめんなさい…母様…会いたい…母様に謝りたい…〉
「本気でそう思っているか?」
〈本気です!母様に会って謝りたいです!?〉
「3年も甘え捲って人間だった頃の記憶を有して…そんな竜種族を竜の谷に連れて行って良いのか?人間としての意識がある以上、他の竜種族と関われないだろうな…。
竜転生を竜として生き人間だった頃の記憶や人格や意識を捨て去れば、竜の谷に連れて行っても問題の回避が可能か…。
自ら外界で生きるなら変化を求める必要はないが、神域での生活を望むなら…(難しいな…人間の意識で生きてきた竜種族が、生粋の竜種族と上手くやれる筈がない…。
郷に入らば郷に従えって意識で生きてきたなら問題が回避出来る筈だし上下関係がある神域で、うーむ…場合により切り捨て覚悟で、成体まで面倒みるか?
竜の谷に馴染めなかったら、どのみち谷を負われる事になるだろうけど、自業自得というしかないからな。
フム…試すだけ試してみるか)」
「甘えを今から捨てろ!莉子が本気で成体進化を目指すなら、暇じゃないが付き合ってやる!私は、女竜王アルザの仔だ!努力しない竜種族が一番嫌いだ!どうする!?(アルザの威光を利用するが、こんな怠惰に成長した竜種族を育てるのだから、脅しは有効だろう。)」
〈女竜王アルザ様の仔!!!?世界の覇者の仔…お願い致します!心を入れ換えて一生懸命頑張ります!成体進化まで、どうかお力を御貸しください。〉
莉子は、土下座の様な体勢で、頭を垂れ焔に協力をお願いしたのであった。
「良いだろう!成体進化後竜の谷まで、連れていってやる!私は、竜神だからな優しくはないと思うが、竜として手伝いをするのだから、甘い考えを捨てろよ?努力しない者を、私は認めないからな。」
〈有り難う御座います!努力し励みます。 〉
[試練の儀とは、最低限竜として生きれる様に、女竜王アルザの提案から生まれた行事であるの!女竜王アルザの提案!其処がこの行事の肝であるの!
竜種族.竜神種族全ての絶対なる女王の命により試練の儀の行事に参加した幼竜は、女竜王アルザに謁見した後旅立たされる為!
試練の儀の一人前と呼べる状態を、自ら認識出来たなら、竜の谷の女竜王アルザに、其を報告する義務があるんだの。
報告の義務を怠れば、竜の谷に帰り母竜に会う事さえ許されなくなるし、竜の谷の竜として認められる事すらないんだの!
今回の莉子の一件だが、試練の儀の最中に、仔を成してしまった様だが、其なりに母竜は、竜の谷を離れている時間も長かったのだろうのぅ。
竜種族と言えど、10年生きれば仔を成す為の器官も大人同然に成長するんだぬ!莉子の母竜は、10年以上試練の儀で外界に居たということだのぅ。
なれば、試練の儀の報告と母竜に会う為に、竜の谷に戻ったのは確実だろうのぅ!試練の儀に参加した竜は、全て幼竜であり生後3ヶ月程度で、試練の儀が課せられるんだの。
故に、仔を成したとしてもまだ仔である事に変わりない為に、竜の谷に連れて行けなかったのではないだろうかと、結論が出たの。
3年という時の中で、仔には成体でなくとも己だけで衣食住を成せる生き方をさせたかったのであろう。
やはり人間から何の経験もなく竜転生は、洒落にならんな。
竜を知り竜見て己が意識を溶かし竜の畏怖知らねば、竜に至らんってな。
しかし可笑しな話だの…いや…アルザが関わっていたのなら、竜転生も可能じゃな。
因みに、焔の試練の儀についてだが、報告らしい報告をしてなかったが、竜の谷からすれば、手放せない程の存在となっている為!報告の有無がなくとも、
謁見は、竜神種族になった時にしているし、街の者達も焔の姿を確認している事から、試練の儀の終了を認識しているんだの。
そうそう!報告すべき案件があるの!
リムが、自力で魔物を食料として根倉に持ち込み食事とする事が、出来る様になり、ヴァルト大陸を根倉とした様じゃが、簡単ではないじゃろう。]
[57話]・・・・・〔進化への猛り〕・・・・・
「先ずLv.上げて進化可能状態にするぞ!」
〈はい♪〉
「迷彩結界発動!
焔は、アイテムboxから自作した竜種人化兼用軽装備を、出して微調整した。
莉子服を全て脱げ!!」
〈はい…〉
「此を全て装備しろ!」
〈はい♪〉
「<鑑定!>」
チャララン♪
種族.竜種ドラゴニュート風(幼体)
名前.莉子
性別.メス
LV.16
体.2985力.2650防.2723速.1222魔.1
675魔量.2295
[個人スキル].再生能力.全属性魔法耐性.物理耐性.竜の魂.幻影無封.立移変写.万能才輝.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[スキル].ウィンドブレス.範囲ウィンドブレス.飛行.転がる.
[魔法]火.水.氷結.風.
[ユニークスキル].言語翻訳通.アイテムbox.男誘惑触.斬烈魔防.術式減殊.
連携連帯
[従魔].無し
思考中
「しかし結構なチートだな.斬烈魔防により各種基礎能力値がLvや進化状態で、ステータス補助が受けられるか…現在の状態で、
各種基礎能力値全てがプラス300の能力補助を与えられてる。
術式減殊が、魔法やスキルでの魔量消費を半分以下で行使可能とか。
しかもユニークスキルでの発動ってぱねぇ…竜に望んでなったから、 それ相応のチートが与えられたってことだな。
莉子?竜化しとけ 腹がすいてたなら竜の状態で、しっかり食え。」
〈はい♪〉
「取り敢えず、やること多いから此を食い繋げと、マンイーターの酢漬けを渡した。」
莉子は、尻尾を大地にバシバシと叩きつけつつ美味しいを連呼してる。
キマイラの丸焼きに、生姜焼きのタレを絡め、3体分を出した。
〈名前聞いてなかった!〉
「ああ そうだったな私は、焔だ。」
〈焔様♪〉
「もうキマイラの丸焼きあるから食べろ。」
〈はい♪戴きます。〉
勢い良くキマイラにかぶり付き、貪欲に貪っている。
「まあ食べながら聞いてくれ!私は、魔王軍の偵察としてこの地に来たんだが、暫くは私の側で闘え!
魔王城が近付いたら場合により迷彩結界の中で、待機して貰うぞ。
此方にも色々事情があるからな 所で一応確認何だが、母竜と念話出来ないのか?」
〈えっ!あっ…念話も居なくなった日から繋がらないです…〉
「良い情報を貰えたな 大陸外なら念話が使えない…此は、大陸外なら色々やれるな。
莉子!戦術として連携して闘うぞ 私のスキルで、経験値倍入る。
魔物が来たら即座に範囲ウインドブレスしろ!
その後私が攻撃で仕留める 莉子は、範囲攻撃後他の魔物に、範囲ウインドブレスし私が仕留める。
其をループさせれば、自ずとLv上がりも早かろう。」
〈はい♪何から何まで有り難う御座います。〉
「努力を忘れずやれ!色々手伝って貰うからな。」
〈はい!〉
[此処での手伝って貰うは、莉子の為であるの!魔物の捌き方や食事とする方法を教え、外界に根倉確保の方法を教え!生活手段を徹底的に叩き込むつもりだの]
1時間後・・・・
莉子が食べ終わり 迷彩結界を解除し 目的地の魔王城に向けて北東に進んだ。
「バグナグって魔物も魔王軍所属みたいだな、デカい…アリクイ?いや熊?頭がアリクイ体が熊だな。
迷彩結界発動!!」
思考中
「バグナグを2体倒したら莉子がLv20になり進化可能に、なったが…
《連携連帯》があるのか。
莉子には、《竜の魂》がある。
《連携連帯》を莉子が《竜の魂》に扱い方を教えて貰えば、私が何かをしなくても補助を受けられる筈だ!
補助は、《連携連帯》の称号効果だけで良い。」
「莉子には、《連携連帯》のスキルがある 私は、【高位体】故の称号がある。
莉子が、《連携連帯》のスキルを発動するに辺り《竜の魂》に教えて貰って称号を選んでくれ。
もし選べるなら 《無慈悲な殺戮》を選んでくれ。
《無慈悲な殺戮》の称号効果は、範囲攻撃を広範囲攻撃に出来るスキルである。
此を選んだ理由は、私の戦闘スタイルに、合わせた為だ!広範囲魔法や月華斬の攻撃範囲が広いから、広範囲ブレスなら、経験値を得やすいからだ。」
〈なるほど!焔様に触れながら、 《無慈悲な殺戮》を選びました。〉
「莉子の進化だが!もし強力な竜に成りたいなら、助言する!進化情報確認を《竜の魂》に願って見てくれ 言える事がある。
ステータスと進化情報を見て、必要な能力を思う通りに自ら決めていけ。
進化を続けていくと、幼竜の選択がなくなる事がある。
そうなったら成体しか無くなる 其処こそが、一人前になる為の試練だから、
成体への進化は、自分で決める。ステータス確認等して、しっかり将来考えなよ(リムと同様に当たり前の助言だけにしておこう…下手するとリムと似た境遇を、
自ら引き寄せる可能性が高いからな…意識し続ける事は、大変な事だが道を違えれば、奈落落ち確定の神域目指す訳だから、私の言葉が甘えに為らぬ様に、厳しくしていく必要がある!)」
〈はい!頑張ります。〉
[焔は、勘違いしているの!生命体には、魔法やスキルにLvが存在するの!焔は始めから竜神だから其処に、気付かないのじゃ。
鑑定においてLv表示しておらんから、勘違いしてるんじゃの]
・・・・・進化中・・・・・
「進化始まったか(でも寝るって事は、魔物の生食をして来なかったから、状態異常耐性の抵抗力や免疫力が、獲られていないって事だな)
竜種族の幼少期は、長いらしい!当初の目的通り一人前の成体になったら、竜の谷の黒竜に連絡して母竜が何処に居るか探って貰おう。
但し付け加えるなら、竜として生きる事が前提だな…口では本気と言っていたとしても、怠惰に生きてきたからこそ意思が成長していない可能性が高い。
成体進化までに、出来れば竜としての意識を確立させたい所だな。
竜種族は、卵から生まれて数百年は、幼少期の只中らしいから、母竜見付けたら完全に竜化が、固定される可能性高いな…。
竜化とは、竜種族にとって幼児退行を意味する。
其処が、莉子にとっての試練となるだろうな。
フラウから近況聞いている!ミルは、真面目で物覚えも良いらしい。
ミルの成長が良いのは、エルフだからだな!竜種族は、基本のんびり成長して行くから、数百年も幼少期なんだな。
料理補充せねばな!
分身発動! 」
ミル.ワース.フラウ.チル
「分身体は、エルフ.装飾屋.迅竜.解体受付だな。」
他に自身の分身体100体出した。
各種料理を指示して作らせた 大樽.小樽に酒&ジュースを流し入れる作業をさせた。
完成料理や小樽や大樽をアイテムboxで回収し莉子用に、オークの生姜焼.味噌汁.サラダ.米10合炊き。
45分経過・・・・・・
考察中
「魔王軍についての情報を、最前線の街等で、聴いたら一度ウォルド大陸に、帰還するべきだな アルザが心配してなきゃ良いが…念話封じ状態だからな…
何だかんだで7日掛かっているからな 瞬間で来ても魔物との戦闘しながらは、時間掛かるな…
珍しい魔物を回収してたのも時間ロスだったな!多分一番の時間ロスは、魔物狩りと鑑定採取だな…そろそろ起きるな(一応キマイラの丸焼き2体を、分身体に作らせておいた。
商売品を竜種族に食わせると、過食過ぎて保てないからな…幼竜に贅沢は、禁物だな)」
〈うーん…進化したのかな?〉
「おはよーさん腹がすいたろ 其処にあるから食べな。」
〈お腹空いてます!!戴きます♪〉
「進化後は、腹が減るんだ。
<鑑定!>」
チャララン♪
種族.竜種ウインヴァース(幼体)
名前.莉子
性別.メス
LV.1
体.2385力.2850防.2823速.1622魔.1575魔量.2595
[個人スキル].魔眼の瞳.再生能力.全属性魔法耐性.物理耐性.竜の魂.幻影無封.立移変写.万能才輝.魔弾.忍び足.遠鏡視野.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[スキル].ウィンドブレス.範囲ウィンドブレス.飛行.転がる.
[魔法]火魔法.水魔法.氷結魔法.風魔法.光魔法
[ユニークスキル].言語翻訳通.アイテムbox..男誘惑触.斬烈魔防.術式減殊.
連携連帯.無慈悲な殺戮.
[従魔].無し
[58話]・・・・・〔神々の継承者とは?〕・・・・・
【一方】
その頃…
アルザ〈念話が全く繋がらないわ!!?〉
玉座の間では、玉座の前を右往左往するアルザの姿があった。
グレン〈落ち着いて下さい!!アルザ様!!〉
玉座の前にて片膝を着いて、アルザを落ち着かせ様と、していた従魔達の姿があった。
アルザ〈落ち着ける訳ないでしょ!!!!私のあの仔が…坊やと全く念話が通じないのよ!!?何故?何処に居るの?〉
レギア〈アルザ様分かりますが、落ち着いて下さい!!只今探知をフル稼働しています!?〉
アルザ〈坊やに監視を悟られたのかしら?監視の目を掻い潜るなんて、どんな手段を用い様と不可能よ!?〉
フラウ〈竜神様方が監視をされてますので、簡単にバレる事は無いと、思われますが…過保護になり過ぎではないでしょうか?転生者としての記憶を有して居られるので、
我等にも気付けない妙技でもあるのではないでしょうか?〉
アルザ〈何とかしないと…動向を見守る事が、計画の要です!見失ったでは済みません!?誰か案は、ない!?〉
レフィア〈ほむら様は、大陸を渡ったのでは、ないでしょうか?遠い場所だと念話が繋がらないと、云われております。〉
アルザ〈大陸を渡ったなら竜神なら気付ける筈よ!それでも気付けないって事は…………まさか…転移!?転移なら誰も気付けない…何故あの仔には、転移なんて芸当が可能なの!?〉
グレン〈転移…我等も竜神様方もアルザ様さえも可能ではない技術を、転生として神格化に成功していたとしても、転移を行う為の専門知識が無いと、行えないと【竜神の経典】にも記述されていましたが…〉
アクア〈そう…我等にも転移法は、解明出来ていません…それ何処か!アルザ様が、此の地に着た際に、世界の管理者制御台に神力を、奪われたとの事ですが、その管理者制御台のあるとされる場所が、封印されている件も不明です。〉
レフィア〈竜の谷でほむら様を、追い回した際にあの…転送ポータルをも、ほむら様は扱えていました!?長年誰もあれが、何かと気付けなかった装置を、容易く利用されてました…〉
アルザ〈あの装置が、転移装置だった事は意外でしたが、あの仔に扱えて私達に扱えない理由は何!?転生者だから出来るの?《神々の継承者》を持つ存在だから可能なのかしら?〉
フラウ〈《神々の継承者》のスキル能力は、確か…神格神位段のスキルが発動すると、神格段階1つ上がるだけの神気が得られるというものですよね!?〉
アルザ〈そうね…あの仔は、あの装置を扱えていたのに、扱い方は教えてくれなかったのよね?〉
ティア〈はい…アルザ様が此の地に着た時には、もう存在していた装置なんですよね?〉
アルザ〈そうよ!坊やの教えてくれたベルトコンベアなる装置や扇風機なる装置も、此の地に着た時には、既に存在していたのよ!そして…
あの結界を破らせる事と化学世界の食文化の普及を、させて最大の目的を達成させる為に、化学世界の人族に限定して坊やを転生させたのに…
我等と違うとはいえ竜神にすら扱えないものを、神格化を済ませたばかりの者にしか扱えないものなんて!何か誓約があるのかしら?〉
グレン〈1222柱の神力を転生体に注がれたほむら様の神力は、凄まじいのですが…制御がしっかりされている為…感知出来ないのです…本当に…《神々の継承者》のスキルは、神格神位段を上げるだけの効果なんでしょうか?〉
アルザ〈手を駒根いて見ているだけでは、計画が破綻しかねませんね…あの仔は優しい仔です!其なら力業で誘き寄せましょう!?〉
ティア〈お待ち下さいアルザ様!我々が、行きますから 落ち着いて下さい!?あまりやり過ぎては、逆に怪しまれてしまうかと!?〉
アルザ〈目的の為には、手段を選んで居れません!?あの成長の速さを思えば、遠くない未来で目的を達成出来るでしょう!?何の為に、転生させたのか…其を思えば!この惑星の覇権を得る為に利用させて貰います!?ラステル大陸では、
我等竜種族に歯向かう種族も居ます!?今回は、ラステル大陸に住まう歯向かう種族を、炙り出し様子を見て……………〉
[やはりのぅ!しかし…焔が転移出来ていた事じゃが、我が記憶を漁ったからじゃないかの?我等16種族神の数柱は、転移における知識を有しておる…じゃが、焔の扱う転移方法は、我等の扱う転移法とは、
技術的に見ても高度な転移神式じゃ…今は解らぬが、後に明かされよう。
様々な情報を纏め調べた事と我が記憶を明かすかの。
260万年前アルザや【人神】が、この【ヴァイス】に来訪した時には、精霊族(エルフやダークエルフ.小人族等).獣人族(獣耳族や猫耳族や牙獣族).海人族.神獣族.幻獣族.悪魔族等の様々な種族が、領土を持ち【ヴァイス】に存在していたのじゃ。
アルザや【人神】は、新参者であり領土を荒らし敵対勢力が多く竜種族だからと、許容する事なく敵対を貫く種族も少なくない。
フローティア大陸に住むとされる幻獣は、260万年前は【ヴァイス】において、最強種族と謳われた。
その頃より只人が繁殖力を示し幾つかの領土を奪い【人神】による神話と伝説が、この【ヴァイス】に根付き始めたとされておるんじゃ。
竜種族も同様に、各地を荒らし回り惑星制御管理台に目を付け、情報を貪り召還神式や生態書を奪い規制聖域とされし、ウォルド大陸南東を神域と変えたとされる。
惑星制御管理台への侵入により、我が管理者として仕掛けた罠に嵌まったのが、アルザと知り我も納得した。
アルザは、他惑星の管理者をさせる為に、我が神格化させて惑星管理者の任に付けた、我同胞じゃが!この【ヴァイス】は、神鍜様より命を受けて創造した世界故に、
管理者は、16種族神しか管理者に付けぬ様になっておったのじゃ!其を知らぬアルザは、惑星管理者権限や竜種覇権限を剥奪され、惑星維持に必要な神力の殆どを、【ヴァイス】に奪われたのじゃよ。
愚かな者じゃの…我が独自に創造した惑星なら問題に為らなかったじゃろうが、神鍜様の命で創造された惑星は、16種族神であっても管理が難しいかった事から、
16種族神3柱が、惑星管理者になっておったのじゃ!そもそも惑星の土台が、16種族神が創造した土台ではなかった事が、難解さを示していたのじゃ。
化学世界や魔導世界!はたまた速進化世界に見られる土壌溶岩の区分けた断層が、入り乱れておって地層も調和により創造されし、完璧な土台だったのじゃよ。
惑星制御管理台が、神鉱石で創造されておった時点で【ヴァイス】に住む存在が、始めから決まっていたともとれる創造がなされておったの。
そんな惑星を、16種族神の命以外で移り住む事等叶わぬ事に、気付けぬ愚かなアルザは、この【ヴァイス】の土台の創造神の怒りを受ける事じゃろう。
何時か解らぬが、我が同胞ながら愚かじゃの…【人神】よりマシじゃろうけど、下手すると【ヴァイス】に存在する竜種.竜神も全て無に還される可能性もあるの…。
神鍜様の命じゃったから…古神が創造神である可能性が高いのぅ…古神が創造神じゃった場合…16種族神ですら赤子の様に捻り潰されるの…。
神鍜様であったなら、進言してどうにか納められるかも知れんがの…古神は…ヤバいの…。
我の知る限り古神は、2柱存在し1柱は、神鍜様の後継者として神鍜様と同等価の神魂体で、創造されておるんじゃ。
16種族神の我等の創造は、神鍜様の神力の結晶球から創造されたが、母体を要して創造された神魂体は、際限ない無限の神力を持つとされておるんじゃ。
もう1柱も我等と同じ結晶球から創造されては居るのじゃが、16種族神の神力全てが1つに、集約され創造されておるから、1柱で16種族神分の神魂体を持つ存在と伝われておる。
古神だけは、怒らせてはいけないの。]
【普通は神には仔を成す必要がない!無精であり!仔を授かれないが例外が存在する。
焔を授かれた理由は、女竜王アルザが元々メスであり、無精卵を定期的に産んでいる。
定期的に産んだ無精卵を1222柱の力で受精卵の様にして、焔を生み出した特殊な事例である。
神格化した状態で転生する事も特殊な制約が必要な為に、焔の転生にはアルザの行った行為全てが、起因で起きた事ではない。
他にも隠された事情があるが、今後明かされる事情である為伏せさせて頂きます。】
そんなアルザが城を飛び出しラステル大陸で暴れ回った。
【一方】
その頃…
そんな事を知らない焔は、莉子と共に最前線の街スラッドに向かっていた。
「かなり進んだが、バグナグばかりウジャウジャ居るな。」
莉子〈経験値倍は、凄いです♪もう3回目の進化も終わって、早いです♪〉
「次辺り進化したら一人前迄もうすぐだな!要領良くてしっかり経験値稼ぎしてくれるから、早いな!
親竜に心配掛ける前にやっとけと言いたいな!この大陸が魔物ウジャウジャだからだろうな…」
〈後少しで行けそうです♪〉
「Lvの上がり易さは、幼竜だから当然か。」
【一方】
その頃…
女竜王アルザは、ラステル大陸で暴れ捲り ラステル大陸を焼き払っていた。
従魔が、落ち着かせようと必死で止める中全く止まる様子もなく!黒竜レギアには、探知に優れたスキルがあり、独自に焔を探してた。
焔の反応があると示した方向こそ北東のオルド大陸であった。
黒竜は、アルザに伝えず北東のオルド大陸に向かったのである。
アルザや従魔は、超速飛行がある為 早くもオルド大陸に、黒竜は着いていた。
反応を探すと、焔の位置を特定させた!北東の街スラッドに、居ると断定した。
念話が届かない位置だと理解した黒竜であったが、アルザを止める方法は、焔以外にいないと、確信し即座に街スラッドに向かった黒竜であった。
とはいえ超速飛行でもラステル大陸西からでは、3日掛かっていたのである。
【一方】
その頃…
「情報も集まったし流石にアルザが心配だな…あれから10日だしな…また全竜出して無きゃ良いな。
莉子も幼竜ラストみたいだし長い様で短い様な日々だったなーん?莉子呼んだ?」
〈いえ!呼んでないですよ。〉
レギア〈ほむら様!御無事ですか!?(やっと見付けた…手筈通りに………)〉
「レギア!!どうした?血相変えて!」
〈ほむら様と、念話が途切れてアルザ様が、ご乱心されました!!?〉
「・・・・・はあっ!?いやいや…魔王軍偵察してただけなんだが…レギア!!!ママ何処に居る?」
〈ラステル大陸で暴走中です…〉
「ゲッ!?ヤバいラステル大陸滅ぶ…レギア!!莉子私に掴まれ!!(転移を直接見せるのは、あまり得策ではないが、今回は致し方あるまい…)」
マップ[指定ラステル大陸]ディメンションステップ!<キンッ!>
「着いたな。」
レギア〈ラステル大陸!?(転移…した…まさか本当に転移方法が…何とかこの転移法を聞き出さなくては…)
[焔とアルザの念話]
「ママ?」
〈坊やー!?坊や!!?私の愛しの坊やー♪何処?何処に居るの?(見付けたみたいね…)〉
「ママ!ラステル大陸に居るよ」
〈坊やー♪私の坊やー♪今行くから待ってて♪(何時も通りにやれば大丈夫そうね)〉
「はい!ママ!」
「ママと、念話繋がったよ…ラステル大陸大丈夫かな?ママ!」
物凄い速度でラステル大陸中央付近に飛来したアルザだった。
アルザは、焔を抱きしめ頬擦りした。
〈何処に居たの心配したんだからね♪〉
「ママ!ごめんなさい…オルド大陸の魔王軍が気になって偵察に行ってたんだ。」
アルザ〈坊や♪遠くに行く時は、ママに連絡頂戴ね♪本当に、心配したわ♪もう離したくないわ♪〉
「ママごめんね…すぐ帰る予定だったんだけど色々あって…」
〈いいのよ♪坊やが無事なら♪私の坊やー♪生まれて8ヶ月でオルド大陸は、遠いわ♪行くならラステルかヴァルトにしておきなさい♪〉
「はい!ママ城に戻ってて、すぐ行くからさ。」
〈良いわ♪すぐ ね♪(此なら支障無さそうね)〉
「はい!ママ。」
アルザ&従魔は、竜の谷へと超速飛行で帰って行った。
莉子〈ほむら様って生まれて8ヶ月!!?〉
「そうだな8ヶ月だな。」
〈ほむら様色々知りすぎ!私生まれて3年なのに…私の方がお姉さんじゃない!〉
「随分怠惰なお姉さんだな!」
〈怠惰…申し訳ありません…〉
「莉子?私達は、竜族だぞ 此から数百年.数千年生きるんだぞ…
勉強して知識溜め込まないと、つまらない竜生送る羽目になるぞ!将来を楽しく生きる為の努力は、必要だ!
只人じゃないのだから、只人の価値観を捨てろよ?流石に只人みたいな事ばかり言っていると、親竜を辱しめる事になるぞ?もう竜だと自覚しなよ。」
〈はい!〉
「今回アルザの暴走もあったから、莉子は、ウォルド大陸の港街テスタの宿イカスミで、休め!私は、アルザのご機嫌とってくるからさ(返事だけは良いな…)」
〈はい♪〉
「莉子掴まれ!」
ディメンションステップ(テスタ南門近辺の森)<キンッ!>
焔は、莉子を宿イカスミで食事させ、泊めさせた後に、竜の谷の城に向かった。
[59話]・・・・・〔アルザの正体〕・・・・・
【一方】
竜の城アルザの間には、玉座にアルザが鎮座し従魔6体が片膝を着いて、アルザを前にしていた。
レギア〈アルザ様!ほむら様の転移は、本物でした!オルド大陸魔王城付近のスラッドの街から、ラステル大陸中央まで一瞬で着きました。〉
アルザ〈あの距離を!?超速飛行で行っても片道3日は必要ね…(転移法を知っていて…私に教えなかった…親である私なら知っていると思っているのかしら?例えそうだとして、転送ポータルの扱いを、
伏せた理由は何かしら?只人の転生者だから、知恵に優れた種族…もう此方の意図に気付いている!?いえ…其はないはね…不振に思われている事は、間違いないかも知れませんが、
何に気付いたのか…可能性から考えるに、卵から羽化した時か…或いは、坊やが居た世界の食材が此方にある事から、目的に気付いた…食の普及くらいは気付けたとは、思いますが…)
グレン〈ほむら様が到着されたら、迷わずお聞き下さいアルザ様!〉
アルザ〈転送ポータルの扱いを教えなかった事から、坊やは親である私なら知っていると思っているんじゃないかしら?〉
アクア〈多分そうだと思われますが、転移法を得れば未知の領域への道が開けるかと!〉
アルザ〈確かに…壁を破るより転移で向かえれば、1つの目的が早々に達成出来るわね!〉
レフィア〈問題は、聞き出し方かと思います…下手すると此方の思惑が気付かれちゃうかな?ほむら様…鋭く見る時あるし…1222柱の神力を注がれたほむら様は、私達には脅威ですし…〉
ティア〈分かる~ほむら様…独りで考え事してる時とか…怖いよね…怒った所見たことないから、余計に隠せるか不安になるよね…〉
アルザ〈聞き出し方ね…確かに…あの仔の考えや思考を読み取る術式さえも完全に、シャットアウトされてしまっていて、坊やをさっきも《鑑定》したんだけど…
スキルや魔法等の表示が、虫食い状態で殆ど開示出来なかったのよね…〉
フラウ〈其ってまさか…1222柱の神力を注いだ事と《神々の継承者》のスキルを有する存在故に、現状ほむら様の神威の力は、アルザ様を越えているのでは!?〉
アルザ〈その可能性は高いわね…それ故に《鑑定》さえも正常に見れなくなったと考えるしかないわね…だから…貴女達も坊やが来るまでに、転移法の聞き出し方を考えておきなさい!〉
従魔一同〈仰せのままに!〉
【一方】
巨大な扉が開き焔は、前に進んだ!従魔レギアが、片膝ついて出迎えた!レギアに感謝を伝えアルザの間に入りアルザの前で一礼した。
人化しているアルザは、玉座から立ち上がり焔を玉座の前で抱き寄せた。
従魔6体は、玉座から数メートル離れた所に片膝を着いて待機していた。
アルザ〈ねぇ坊や?レギアに聞いたのだけど…転移出来るのね♪ママに転移の仕方教えてくれないかなぁ~〉
従魔一同〈…(アルザ様!完璧です!その問い掛けなら、違和感ないです!〉
「…(おいおい…やはり転移に飛び付いて来たか~まぁ!予想していたしはぐらかす方向で流すかな!神力を宿し空間知識があり、構築出来れば扱える神式だけど、
この神式は、私の欠けた記憶の回帰で扱える様になった神式だから、基から知識を持たない者には、扱えないんだよね…回帰した記憶には、この【ヴァイス】という惑星に私は、居た事がある。
だが、欠けた記憶が多過ぎて整理がつかないから、説明出来ないんだよね…どうすっかな…)
転移?説明の方法分からないんだよ…何時の間にか出来てたから、仕方って言われても、何処行きたいって思ったら行けるから…」
アルザ〈行きたいと思った所に行けるけど、やり方が分からないの?〉
「うん…(説明出来る訳がない…何でこの知識を私が持っているのかなんて…記憶が完全に回帰しないと判明しないね…)」
アルザ〈転移には、何かの法則や誓約があったりするのかな?〉
「分からない…(押し通す!私は知識を持っていたが、アルザや他の竜神に、転移が扱えないって事は、知識が無いって事だろ!記憶が回帰してない時点で、矢鱈な事出来ないよな…
アルザが何かを企んでいる事くらい察しは、つくけど分からない事だらけだから、記憶が回帰する迄は、余計な事をしないでおくさ)」
アルザ〈其じゃ仕方ないわね…(やり方が分からないか…思った所に好きに行ける…神格神位段によって得られるスキルって事かしら?もしそうなら、神格神位段を高めれば得られるって事かしら?
でも…今更神格神位段を高める方法は、惑星管理者に為らない事には、高められないわね……………)〉
「じゃあ準備するから待っててママ」
焔は、アルザの間を出て調理場へと向かった。
〈ええ♪良いのよ♪(仕方ないわね…今は待つしかないわね…神格神位段を高める方法が、今の私には無理だしね…惑星管理者だった時なら、可能でしたが…管理者なんて面倒なこと今更したくないのよ!転移は無理そうね…)〉
焔は、調理場で黒毛和牛を30㎏を50個用意し全て切り揃え!塩黒胡椒を揉み込みじっくり焼き上げていき、メイドにアイテムboxに入れてた!
行商用料理を運ばせ酒樽も大樽で運ばせ黒毛和牛もガッツリ運ばせた。
全ての黒毛和牛を焼き上げアルザの間に戻った焔であった。
2時間経過・・・・
「今回アルザが、暴れ回った理由が、他にもあった様だ。
アルザがラステルに向かい空より私を探していた時に、人族がアルザを攻撃した様だ!
暗黙の了解で女竜王アルザに、攻撃をしてはならない筈が、攻撃を受けた事で、
攻撃を返したとの事だ、私を探す為に飛行して探してただけなのにだ。」
【ママが許しても私は、許さねー親を攻撃されて、許す筈がねーての親子の血が疼くんだよ!】
「ん?何だって?今の何だ?まぁいっか…
アルザを攻撃したのは、角が生えた種族だったらしい オーガか?ラステル大陸だな!まぁ…莉子を一人前にするまでは、置いといて良いだろう。」
ゲート(テスタ南近辺森)<キンッ!>
迷彩結界発動!!
分身発動!レギア.アクア.レフィア.グレン
他に自身の分身体100体出した。
各種料理の指示して作らせ小樽.大樽に、酒&ジュースを流し入れさせて、完成品をアイテムboxに収納する様に指示した。
7時間経過・・・・
考察中
「明日は、ウルカに行って魔物を売るか。
莉子の幼体が最後っぽいから、旧魔王城旧跡に行って進化可能状態にしよう。
出来れば、ラステルには私独りで行きたいからな。
莉子には、一人前になったら竜の谷で、勉強して貰わなきゃ色々問題あるな!竜としては、非常識過ぎる。
母竜らしき存在が、街に居たと従魔から聞いているから、間違いなく居るだろう。
甘え足りない様子があるが、流石に竜の谷にも、ルールがあるからな守って貰うけどね。
行商人の仕事も分身のお陰で全く問題無いしな。
考察終了」
ゲート(湖)<キンッ!>
「気配は、感じないな水浴びしよう!やっぱ水浴びだよ」
焔は、十分水浴びを堪能し森に戻り迷彩結界を張り眠りについた。
3時間経過・・・・
全てをアイテムboxに収納し分身解除した。
「よく寝たな さて、移動開始だな」
ゲート(宿イカスミの裏)<キンッ!>
「さてさてイカスミの食事処でご飯食べながら、莉子待つか」
幾らか注文して、食べ始めた焔だった。
莉子が部屋の方から現れ焔の前に座り食事を始めたのである。
莉子に食べながら今日の予定を話す。
ウルカの街の解体屋に行き魔物の売りを済ませてから、旧跡でLv上げをすると伝え!
莉子は、精算中も行動を共にして、魔物を売る所を見て貨幣の稼ぎ方を勉強させると伝えた。
〈うん♪楽しみ ウォルド大陸の街ってどんなだろう?〉
「ウルカは、交易の中心地的な感じの街だな 人族.亜人も多数訪れる街だな。」
〈わぁー♪楽しみー♪〉
そんな話をして、焔と莉子はテスタの街を歩いて、ウルカに向かった。
何故転移しなかったのかと言うと、莉子にはマップを見ながら道を覚えさせる目的で、歩かせた。
転生者でも違いがある !女竜王アルザの仔であるそんな焔のマップ表示は、
現在位置から、転移した場所の方向等のマークや矢印等により表示がされている。
街の名前や旧跡やダンジョンに至る迄記載されている。
焔の所持するスキルの《竜王の魂》には、秘密があり 女竜王アルザの
膨大な記憶や体験やスキル情報等諸々!マップ情報は、女竜王アルザが巡った世界の地図情報が焔のマップに現れている。
此が現在のこの世界の地図である。
その前は確かに、莉子のマップと同じであった。
莉子のマップは、自身の歩いたり飛行した場所の周囲見える範囲がマップに反映される。
莉子のマップは、莉子自身で埋めるタイプのマップである為!世界の大陸情報は、あるが街や国や集落は、自身が行ったことのある大陸しか反映されない。
焔の考えは、ウォルド大陸の焔が旅した道程を莉子に伝え、竜の谷までの道のりを歩かせるないし、飛行させる気でいる。
もし旅立つ日が来てもある程度動ける様に、する為である。
【一方】
ヴァルト大陸のタルタナでは、ラビットマンの少女が、ソロ冒険者として日々生き抜いていた。
この少女は、8年前に奴隷狩りに遭いラビットマンの母を、奴隷狩りをしていたヒューマンに殺され、血の匂いに引き寄せられた魔物が、奴隷狩りのヒューマン達を襲った事で、
難を逃れる事が出来たが、母を失った哀しみと、母の残した言葉により生き抜く事を決意をしたのが、5歳の時である。
亜人種が、魔物と呼ばれるのは、Lv上昇で肉体の成長を早められる事で、実年齢と外見が全く違うものとなる事が起因していると言われている。
元々は、ラステル大陸に住んでいたが、ヴァルト大陸に渡り冒険者家業に、身をやつしている。
この少女が、何故ラステル大陸で生きられたのかというと、この少女は、転生者で有り転生ギフトにより人族にしては、通常考えられない程の戦闘能力を保有する者であるからだ。
転生者としてもっと自信を持っていれば、母を失わなかったかも知れないが、前世の記憶が邪魔をしたのかも知れない。
[転生者は、前世の記憶を持ってこの世界にくることは、当たり前の事であるの!その理由は、魂に関連しているの!異世界の魂の在り方が、此方の世界の魂の在り方と違う事が影響しているの]
この少女の物語も今後の主人公の進行に関わってくるだろう。
有り難う御座いました。




