行商人とオーガ【18】51~53話
宜しくお願い致します。
カギ括弧に応じて、物語が進行します。
「この括弧が、主人公だけ.心の声.念話も此」
[この括弧が、念話.精霊語.魔物語.ナレーション.主人公とリンクした存在]
〈この括弧が、登場人物等〉
(この括弧が、主人公.登場人物.心の声)
《この括弧がスキル.自我を持つ意識》
【この括弧が、注視】
<この括弧が、擬音>
[51話]・・・・・〔行商人の意味〕・・・・・
早朝パカッと目が覚めた焔。
「ヤバい軟らかいベッドぱねぇ!何時の間にか竜に戻ってたな…。
人化!
さて、ご飯食べに行こう」
宿の食事処に行き幾らか注文して、食事を済ませ!滞在を伝え銀貨4枚払い部屋4日抑え、商人ギルドへ向かった。
「随分立派な建物だ正面を見て2階建ての洋館を、思わせる外観だ!右に港があり左に露店が並んでいる。
全体を見回すと、港に3隻の船が停泊しているが、木造船だな。
何だろうあの種族?遠過ぎるな…角生えてたな…おっと!中に入ろう 入口入ってすぐ右に受付?いや何か販売している。
右奥に受付あるな左側に地下の階段がある 中央奥に上に行く階段がある。
中央は、相談所みたいだな 受付に行くか!」
〈お客様どの様な御用でしょうか?〉
「ギルドに登録したいんだけど 説明とか、聞けますか?」
〈少々お待ち下さい♪
大変お待たせ致しました。
担当させて頂きますリフィアと、申します。〉
「リフィアさん宜しくお願いします。」
〈宜しくお願い致します。
説明させて頂きます。
商人には、S~Fのランクが存在します。
どの様な商人をやるかで、ランクを決めて頂きます。
S.大商会.A.商会B.大商店C.チェーン店D.店舗E.露店商F.行商人
此方が、ランク表示となります。
お客様は、どの様な商法をご希望でしょうか?〉
「Fの行商人の希望で、お願いします。」
〈行商人ですね♪店舗無しで行う商法ですね♪どの様な物を販売されるかお決まりでしょうか?〉
アイテムboxから酒瓶を出してコップも出した。
「リフィアさん飲んでみて?」
〈宜しいのですか!では失礼して…ふわぁ♪何…美味しい♪こ…これは、葡萄酒ですか!?こんな深みと雑味が絶妙でフルーティな葡萄酒は、味わった事ない♪」
「美味しいでしょ(そりゃそうだ…拘って造られた異世界ワインだからな)
そういったお酒や料理等を提供出来る行商人がやりたいのですが。」
〈これ…凄い♪凄く美味しい♪〉
「それ差し上げますよ。売り物では、ないので」
〈宜しいのですか!?こんな上物戴けるなんて幸せです♪〉
「いえいえ、何か手続きありますか?」
〈失礼致しました。此方にご記入頂けますか?〉
「はい。」
〈確認致しました。
此方がギルド所属のカードとなります。
記入欄を埋めて頂きましたが、このカードに魔力を流して頂けますますか?〉
焔は、鉄製カードに魔力を流した。
鉄製のカードに流した魔力は、カードに埋め込まれた魔物の核と思われる結晶に記憶された様だ。
焔は、リフィアにカードを渡した。
〈少々お待ち下さい!登録して参ります。
登録完了致しましたので、カードについて説明致します。
国や街や集落に入ったら自動的に、カードに刻まれた刻印が、商人ギルドの刻紋師に、入国確認が伝達されます。
商売をしたかの有無もカードで確認されます。
国.街.集落の出入りで、此を提示頂ければ、自由に出入り可能となりす。
ギルドカードには、3種のギルドカードがあり、金.銀.鉄のギルドカードがありますが、ランクに応じて所持して頂くギルドカードが違います。
上納金として銀貨5枚をお支払いお願い致します。〉
焔は、銀貨5枚支払った。
〈確かに、頂きました。
今後は、商売を行う事で会員定期金が自動で支払われる様になっています。
商売をした国.街.集落から支払われるので、30日以内に1度は、商売をして下さいね。
国や街での商売が有益だと認められる事で、ギルドに支払われる会員定期金は、大きい額になる事もありますが、ギルドの運営費とさせて戴きます。
商人ギルドの会員のメリットは、国や街や集落に無条件で出入国が可能となり、店舗や土地等々様々な案件の手助けもしています。
会員失効となる場合があります。
初期行商の場合に限り、30日以内に商売をしなかった場合は、失効します。
30日以内に一度でも商売をされますと、次の商売迄の期日が、60日以内となります。
行商人の場合は、街から街へと移動商法となっておりますので、ウォルド大陸港街テスタを起点とされ距離に応じて、ギルド会員カードが失効される事が、無くなる事があります。
魔物蔓延るこの世界において、行商人の商売される街や国や集落等となりますが、危険の伴う商売となりますので、生存確認もされます。
街等での出入国や商売で、生存確認されますので、60日間全く出入国や商売をされないと、自動的にギルド会員カードが失効され除名されますので、お気をつけ下さい。
再度会員登録し直しは、可能です。
Dランク以上の会員登録し直しは、原則として数ヶ月の審査が求められますが、ほむら様はFランクの行商人なので問題ありません。
Fランクの行商人には、簡易な露店を出す権限が与えられておりますので、露店の建ち並ぶ空きスペースをお使い下さい。
危険の伴う行商人は、商売を行った国や街や集落により評価が、この港街テスタの商人ギルドへと、通達されます。
ギルドカードに埋め込まれたウォルドピースの核を通して刻紋師により通達が為されます。
商売を行える場所等の規制も各街や国で存在する為です。
以上が基本的な説明となりますが、此方の【商人ギルド】この書に、事細やかに記されていますので、疑問が御座いましたら参照下さい。
処で、ほむら様は何処から葡萄酒出したのでしょうか?お手荷物お持ちでないのに…〉
「私は、アイテムbox持ちなんですよ(渡された【商人の書】が…辞典並みに分厚いのだが…)」
〈アイテムbox持ち!?とてもレアスキルと言われるあの!!?納得致しました♪
何か御売り頂ければ、買い取りも行っていますので、ご利用下さい♪〉
「此で手続き終わりですかね?」
〈はい♪御登録有り難う御座いました。〉
焔は、商人ギルドを後にした。
「取り敢えず樽に酒詰め作業もあるか…此で自由に行き来可能だな!とまれ近場の森に行こう。」
焔は、門番の所でカードを提示し森に入ったのである。
港街テスタは、海に面しており出入口が3つある。
焔のよく出入りをしているのが、南口であり 東口と西口がある。
北は、海である猫耳族を炙り出した場所は、南口出て左手にある。
現在焔の居る所は、その場所である。
焔は、昨日アイテムboxに入れた樫木と杉木を魔法で切断中である。
35㎝と110㎝に切り分け作業である。
2時間後・・・・
全て切り終えアイテムboxに収納した。
「現在と此からの考察。
今しているのは、樽の作成である何故樽なのか!それは、ネット通販で十分なタンク等入手可能では、あるが、
異世界にも理がある 前世の世界もいわば異世界なのだ。
交わる事の無い世界の物を此方の世界で扱うならば、自分だけで制御出来る部分は、しなければならない。
行商人を行う際に、客が通常の革製や瓶製の入れ物容器では、足りないと言われる可能性もある。
《無限丹水》のスキルを客の前で見せるのも良くない! 過ちを起こさせる起因となるだろう。
樽から出し入れすれば、問題なく商売が出来る。
樽であれば、材料全て此方の世界の物であるため樽を、一緒に売っても問題無いからである。
理を無視してやりたい様に、やるでは無法者と同じである。
樽は、《無限丹水》から酒やジュースを出し樽詰めする。
月に一度何処かの街で酒やドリンクや料理を売る。
しかも異世界の酒やドリンクや料理だとすれば、間違いない。
異世界の料理や酒やドリンクも、いずれは材料全てを、この世界の生産物で賄う様にする。
私の出す料理は、誰にも教えない!料理を購入した人が、似せて作ったとしても問題ない!
結局材料が異世界の物を扱っている私だけが、気を付けていれば問題ない。
とは、言っても最後は、調味料の出来次第で異世界の調味料に頼らない料理になるけどね。
今の所儲けは考えてない 魔物売れば十分なので、行商人である為の行為である。
此方の世界の食事情の乏しさを見てると、可哀想だなと思う。美味しい物があるのに、調理を知らない。
ならば、美味しい料理を売り食べる喜びを与えれば、新しい楽しみが生まれるかも知れない!私の料理は、流転の中で培った料理だが、
扱っている食材は、此方の世界の物が多くなるだろうから問題ないだろう。
豚肉の代用食は、オークだ。
牛肉の代用食は、牛頭獣だ。
鳥肉の代用食は、極炎鳥やプテラバードだ。
肉の調達が全て魔物である為問題もない。
この世界独自の料理が生まれたら食べたいと思うのも当然さ。
面倒ではあるだが、揃えられる物は調べてでも揃えなきゃな!食文化を発展させるには、未知の料理があった方が良いのさ。
此方の世界の生命体が、私の作った料理を真似て新たな料理を開発したり、新たなに自分達が食材探しを初めて、名声を博せば其だけ生命体の注目度が高まるだろう。
富や名声は、生命体の文化を発展させる糧となるから、大いに生命体の欲を利用するべきさ。
何から何まで私が食材を探し出す必要は、ないのさ。
只!行商人としての役割は、欲望を与え自ら動こうと考えさせる事が、重要でありレシピを教えたら、この世界の生命体の欲望が、其で終わってしまう可能性が、生じてしまっては意味がない。
自ら探し!自ら生み出し!自ら開発し!その称賛を体感する事で、様々な物が、生み出されるだろう。
与えるだけでは、成長も発展もしないのさ。
私への称賛は、竜種族としての称賛へと変えさせる為に、この後は、多少強引だが発展の手助けくらいするさ。
よく考えたら…竜の谷なら前世の世界の食材全て入手可能だな…
先ず前世の世界の食材と似たこの世界の食材を《切羽の吐息》で、物体改良混成で、品種改良して前世の世界の食材と同品種を作成した方が、良いな。
扱うのも分ける必要あるな…品種改良完了食材は、独自ルートで育て商売用に《アースヒール》で大量に育て、利用して!品種改良してない食材を、各地で扱わせよう。
独自に品種改良していくだろうし、前世の世界の食材と違った品種改良をしてくれるかも知れないから、違った物が出来たなら、其はそれで良い傾向だろう。
《アースヒール》や《緑樹大輪》を扱う時にでも一緒に育てて商売用食材をGETだな。
矢鱈に、私が品種改良した食材を行商以外で扱っては為らないのさ。
この世界に食文化を生み出すなら、この世界の生命体が称賛され気持ち良く欲望を持って貰わなければ、誰も努力しないだろうからね。
八雲達の様な転移者や召還者に、料理を提供したり調味料を与えるのは、元々そういった世界の存在だったし、与えたからと言って与えた意味を知れば、理解してくれるさ。
転移者や召還者にも糧は必要さ…強制召還は、元の世界に帰れない事が確定しているだけに、多少は融通してやらんと、あまりにも可哀想だがらね。
願おうが欲しようが、実際転移や召還されてしまっている時点で、彼等が悪い訳じゃないからね。
だから只人が横行する世界は、無駄な種を生む結果となるんだ…と、神鍜様も仰られていた。
只人がいる?それ即ち【人神】が居る!結果私がこの世界に居る…結果遠回りをさせられている…結果!因果の直中に置かれている。
迷惑な話だな。
考察終了して…実践するか…
昨日見つけた物についてだが、ジャガイモらしき物だが、メロンくらいの大きさだ…此がジャガイモ…先ず4等分に切り更に、4等分にした1片の真ん中を切り…
煮出すか?蒸かすか?蒸かした方が早いかな…先ず鍋に水を入れて仕切り台を設置して、ジャガイモらしき物を仕切り台に置き、蒸気が逃げない様に筒で被い被せて、蓋をする。
鍋置き台を石を積んで固定して、焚き火に火入れして鍋を設置するっと」
暫くして…
[52話]・・・・・〔異世界食材!港塩芋〕・・・・・
そろそろ良いかな?
蓋を空けてジャガイモらしき物を皿に出して、箸をジャガイモらしき物に突き刺し割る…一口食べてみた…………
しょっぱ!?えっ!?何これ!?間違いなくジャガイモなんだが、しょっぱさもあって、旨い!?海沿いで発見したし…もしや…遺伝的観点から、海の塩辛さを持つジャガイモか!?
そういう種類って事だろうけど、流石異世界だな…しかし…ウーム…
確か街にも此の手の野菜は、販売してなかったよな…モンタナやガニガザミがウジャウジャ居たから、誰にも気付かれずこんなに、巨大に成長したって事か?
ジャガイモって呼ぶのはマズイよな…ジャガイモの由来って確か…ジャカルタから輸入された時に、ジャガタロイモと呼ばれていた事から、短く短縮されてジャガイモと呼ばれる様になったと伝わるからな…
命名するなら…海沿い…港…塩味…芋…港塩芋なんてどうだろう…港の近くで発見して、しょっぱい芋だから…
確かジャガイモの栽培には、寒い時期が適しているんだよな!暑い場所では育たない筈だ!確かに気候としては、日本でいう所の秋といった感じだし…
もしかしたら、内陸には別種のジャガイモらしき物があるかもな!確かに、塩味のジャガイモも良いが塩味じゃないジャガイモが欲しいな…マッシュポテトや煮出した料理とかなら港塩芋で良いが、じゃがバターとかにした場合は、塩味よりバターって感じだしな。
いや!待てよ…ポテチなら塩味付いている方が旨いな!ポテトフライもか!?こりゃ…《アースヒール》で増やして花の種を手に入れる必要があるな。
確か種類によって違うが、大体花1つに種100~200粒あるんだよね!ジャガイモは遺伝性で育つから、種類で決まるんだったな。
港塩芋マジで多様な使い道あるな!ジャガイモ系が揃えば、料理の幅が広がるし塩が無くてもすり下ろして使えば、塩味を確保出来るしな。
探す必要あるし、こんなとんでも性能な野菜があるなら探せばまだ未知の食材に、出会えるかもな。」
焔は、全てアイテムboxに収納した。
「次の工程に移らなきゃな!」
ゲート(竜の城図書室)<キンッ!>
焔は、鉱石の本を調べ鉄鉱石の場所を探していたのである。
竜の谷の北西に、ダンジョンがあるとの記述を発見した。
ゲート(竜の谷の街)<キンッ>
焔は、即座に鍜冶魔竜師の師匠の武具店に向かいピッケルを10個購入し!竜の谷の食材の種等を回収し。
ゲート(北西のダンジョン)<キンッ!>
大きい入口を見つけた焔は、竜化してダンジョンに、入った!
ダンジョン内は、真っ暗で深い感じだったが、暗闇でも全く問題なく見えるので先に進んだ。
途中魔物も結構居たが、月華刀で蹴散らしながら先に進んだ。
階層は、下りてサクサク鉄鉱石を探しながら歩みを進めた!鉄鉱石が多く落ちてる所を発見し鉄鉱石の採掘を始めたのである。
4時間経過・・・・・
かなりの鉄鉱石を見つけて地上に戻り。
ゲート(港街テスタの南森近辺)<キンッ!>
迷彩結界発動!!
全ての材料を揃え地べたに座り《立移変写》を発動させた!《立移変写》とは、特殊な錬成立体空間を出し右手で触れた形状の物体を、
忠実に再現させる コピーである。
右手で触れておき錬成立体空間に、材料を入れれば、同じものを幾つも生成出来るのである。
焔がスキャンしたのは、小樽と大樽である。
作成しては、アイテムboxに収納し素材を投入し作成を繰り返し!
2時間後・・・・
全ての樫木と杉木を使いきった。
行商人をやる為の準備として、樽を作成したのである。
ネット通販で陶器の皿も大量購入しておいた!テーブルや椅子等も購入した!
焔は、《分身生成》を発動し アクア.ミル.レフィア.ティアを生成し!
ビーフシチュー.ナポリタン.オークの角煮を、指示しながら大量に作った。
2時間後・・・・
「分身解除!
後は、鉄板が完成するのを待つばかりだな」
徹底的に、準備を進めた焔であった。
そして迷彩結界を解除し森の方向に<鑑定>した。
「思った通りだな…鑑定は別に生命体だけの鑑定ではない様だな。
本格的に行商人をやるまで、目的をブラさない為に、鑑定を各所で行わず来たが、行商人をやる以上食材の発見は必須となる。
ジャガバターを作るには、バターが必須だがこの世界では、バターを入手不可能かと思っていたのだが、実は戦闘の際に、森でバターに代わるバターっぽい素材を入手出来ている。
戦闘中だったから気付けた素材だ!サンプルはアイテムboxにあるが、素材として入手するには根ごと持っていく必要があったが、無理だったから素材と同じ木を探す必要があるな。
場所が旧魔王城跡地だから、今は止めておこう。」
焔は、門番にギルドカードを提示して、宿イカスミに戻った。
部屋に戻ってベッドの上で思考中!
「ゲートとスキルがあるだけで、此処まで動けるってパネェ…。
此は…オルド大陸下見もスキルとゲートで、行けそうだな…やる気出てきたな。
個人スキルがやっと発揮されてきたな。」
ベッドにフラッグ挟んで ゲート(湖)<キンッ!>
「洒落にならんくらい汚れたし…水浴びせにゃやっとれんわー最高だな!ん?鼻出して潜った焔だった…
あれは…朝見た角生えた種族だな…
<鑑定!>」
チャララン♪
種族.オーガ
名.ガザット
性別メス
Lv72
体.2808力.1375防.1425速.289魔 475.魔量1385
個人スキル.怪力怠飢.超過白砂
スキル.怪力怒涛.トルネードナックル.ダブルナックル.炎魔法
思考中
「なるほど オーガは人族なのかな?魔物かな?見た感じは人族にも見えるが、この世界で人族と扱われている存在かどうかは、主張により決まるみたいだからな。
筋肉ムキムキだな 流石に関わると、面倒そうな感じだな。」
ゲート(フラッグ立てた所)<キンッ!>
「ふぅー面倒は、もう勘弁だな…さて、ご飯行こう。」
幾らか注文して食事を済ませ部屋に戻ったら、睡魔に勝てねーそのまま就寝した焔であった。
8時間経過・・・・
スッキリ焔は、目を覚ました。
「しかし昨夜のオーガって、希少種族なのかな?全然見掛けないが どちらにせよ近寄らない方が良いな…
見た感じアマゾネスかと思う程!筋肉だったからな…煮ても焼いても食えね~し。
さて、ご飯食べて街を散策しますかな!」
宿の食事処に行き幾らか注文して食事終了させ 勘定し街へと向かった。
「鳥肌が立ちブルってなったな…視線感じるな…確かにオスっぼいから狙われ易いとは言えマップ状況でも、判断出来んとわ…。
取り敢えず、市場で釜とか購入したいな」
焔は市場に向かった。
市場では、豊漁祭りが行われていた焔はテンションMAXで色々回った。
酒を勧められては、飲んでいたあまり旨くないが、雰囲気で楽しく飲んでた。
暫く飲みそろそろ宿に向かおうとしてた処で…。
「臭っ!?臭過ぎ!?異臭!!!?意識が…」
[53話]・・・・・〔オーガとリザードマン〕・・・・・
2時間経過・・・・・
焔が目を覚ました。
「牢屋!!?何でやねん!思い出しても分からん…」
???〈君大丈夫?ずっと寝てたけど…〉
「ん?君は、リザードマン?」
リザードマン〈うん 此処にきて結構経つね…〉
「名前は?」
〈タルタって言うんだ♪〉
「<鑑定!>」
チャララン♪
種族.リザードマン
名.タルタ
性別オス
Lv2
体.88力.34防.52速.69魔 23.魔量43
個人スキル.水面の槍.変態.
スキル.鉤爪
思考中
「マジかよ…変態スキル持ちだよ…ってことは、此処に閉じ込めて子供量産か」
「僕は、焔だ 君は、何故此処に囚われてるの?」
タルタ〈僕変態持ちなんだ、オーガに捕まって、もう1年オーガと生活しているんだ…〉
ガザット〈おやおや!お目覚めかい?可愛い坊やさね♪街では注意を怠らない様にしなきゃね?〉
思考中
「なるほどな…って!納得出来るか!状態異常無効な私に、何を混ぜても効かんわ!?ん?思い出した!?メチャクチャ臭かったんだ!?あまりの臭さに気絶したのか…。
しかしアホなオーガだな 竜種族拐うなんてな…。
アルザぶちギレらしいぞ!此方に全竜向かっているみたいだな…鼻が利かないな…マップでかなりの数の人族反応があるが、街じゃないな…鼻が品曲がる臭さだったからな…」
「何を嗅がせた!?此処は、何処さ?」
ガザット〈知らない方が良い事もあるさ!此処は、森の奥地さ〉
ガザットは、高らかに笑った。
「こんな真似をしてそんなに滅びたいのか?」
ガザット〈滅びる?ガキが意気がるんじゃないよ!!!魔物が人族拐うなんて常識なのさ!この世界でオスを拐わない種族何て!存在しないんだよ!?変態スキル持ってたら生かしておいてやるよ!〉
思考中
「なるほどな…本当にこの世界面倒臭いな…いっそ女体寄りの人化をする手段あるけど、其だとまだ竜の谷との関係上様々な問題が発生するだろうから、下手に人化の姿を変えられないんだよな…」
「そうかいなら お疲れ様です!自分達の犯した罪を償って死ねよ!」
〈なんだと!!?クソガキがー!!?〉
とてつもない爆発音と地響きが起きた!
女竜王アルザが全竜引き連れてオーガの根城を、焼き払っていたのだ。
ガザット〈なんだい!!何が起きた!!〉
手下オーガ〈竜です!女竜王アルザが…空を埋め尽くす竜が…大軍です…攻撃をされてます!もうかなりの被害が…〉
「お疲れ様だな魔物よ安心して死ねよ!貴様らの肉を旨く調理してやるからさ!」
ガザット〈なっ!何を言って…〉
「人化解除!」
タルタ〈!!!!!!!!!!!!!!?〉
ガザット〈竜種族…さ…ま…!!!!!!!!!!!!!!!!!?〉
「バカな種族だなオーガは、竜種族を拐ったと知らず大見得切って女竜王アルザの仔を拐ったのだからな。
外に居る竜種族は、私を拐った事がバレたからだ!私の居場所は、アルザに筒抜けだ!
お前達は、滅び確定だ アルザの怒りが此処に居ても解る。」
ガザット〈竜種族様…お許し下さい…〉
「知らないよ!僕が滅ぼそうとしてる訳じゃない。
さっさと死んでこい!アルザが来るまでに鼻が回復するか心配だな。」
その後…・・・・
オーガの数人は、生きていたがガザット率いたオーガは、全て焼き殺された。
焔の反省と考察
「まさか異臭で気絶して魔物に拐われるとはな…何事もなくて良かったよ。
アルザのあの慌てた状態には、悪いことしたな 独りでも殲滅出来たんだけどね。
此からは、拐われない様にせにゃあな全竜来ちゃったからな…
残ったオーガ達は、何度も謝罪を述べていたな、私が無傷で出て来たから許された様だな。
今回は、大事になったな元々は、この世界が悪いんだがな…オスを生まれ難くしてんだから、変態スキル持ちやオスを拐うのが当然になっている訳だし!
オーガを食う話は、嘘だ! 見た目角生えた人族だったからな!流石に食う気にならんし知恵を有する者だからな。
言語有した存在は、食えないわ!言語有してないオークは、食うけどね。
アルザも焦り過ぎたと私に言ってたが、拐われたくらいで、焦り捲るのは、ちょっと問題だな…親としてだろうけど、転生時の事を考えると響かないんだな。
一緒に囚われていたタルタだが、リザードマンの地に還された様だが…。
竜種族も種族繁栄は、重要課題なので、リザードマンが卵生でもある為!
たまに貸し出される約束を交わしたようだ…タルタよ許せ!変態持ちの卵生として、生まれたことを悔やんでくれ…。
まぁオーガと1年も暮らせたんだし!ハーレムだしいいんじゃね?
他人事だよな…まぁ…竜神である私は、無精だから除外されているがね…変態スキルの意味…全く無しってヤツだな」
【後日談】
[死んだオーガは、竜種族が美味しく戴きました。
との事だが、焔は知らない。
タルタは、竜種族に貸し出されている様だ]
【一方】
此処は、龍の街!竜種族が、珍味マンイーターを、求め現れる街である。
ウォーテルの街からウルカの街に行き、ウルカの商人から色々な情報を得て、珍味の噂を聞いたり魔物の強さや竜種族の情報等を聞き、3人の冒険者が、訪れていたのであった。
亜弥〈やっと着いたね♪〉
楓〈見て!!?竜種族様があんなに!!!?〉
刹那〈情報通りだね!!?竜種族様が、珍味を購入しにくる街何て!?〉
亜弥〈縁起が良いわよ♪ウォーテルでも月1で竜種族様が訪れてたからね♪〉
刹那〈先ず宿屋を押さえて珍味を試食してから、此からを話し合いましょ♪〉
楓.亜弥〈賛成♪(一斉に)〉
龍の街の規模は、1キロ程度だが結界スレスレに、建物があり街の出入口は、1ヵ所のウルカに向かう街道しかないが、マンイーター収穫場所は、北口と南口にあるが、収穫場所な為出入口としての利用はない。
東は、大きな断崖絶壁となっている!断崖絶壁で、日の光が遮られるが、マンイーターの収穫場所だけは、直射日光が存分に当たる為!マンイーターが、光合成をしている姿が見れる。
マンイーターの販売店の近くに、冒険者ギルドと商人ギルドが在り、武具店や道具屋や雑貨屋等も在り、商店街としても有名な街である。
[そう言えば、結界について話してなかったかもの?各街.集落.国等には、必ず結界スキルを所持している者が、数名居るのじゃが!魔物から街.国.集落を守る為に、各地で必ず結界術師が常駐しておるの!
魔物の侵入させない程度の結界ではあるが、常時結界が張られているの!魔術協会等により構築されている為に、竜.人族.幻獣.精霊種族.登録されし魔物は、結界内に入れる様になっているの]
冒険者3人組は、宿屋ウサギを押さえ宿屋ウサギの食堂で、マンイーターを食べながら、今後を話し合っていた。
亜弥〈此は!?食感か面白い!?塩味!?ちょっと待ってよ!?塩ってウォーテルにも無かった調味料だよ!!?〉
楓〈塩味だ!?感動♪ちゃんと調味料だよ!?何で!?〉
刹那〈マジだ!!?味のしっかりした…店員さん!?ちょっと良いですか?〉
獣耳族店員〈はい?何でしょう?〉
刹那〈この調味料!塩ですよね?何処に売ってますか?〉
獣耳族店員〈申し訳ありません!確かに塩ですが、この調味料なるものは、竜種族様に物々交換して貰っているものなので、普通には入手出来ないものとなって下ります。〉
刹那〈そうですか…分かりました。〉
獣耳族店員〈失礼致します〉<ペコ>
刹那〈物々交換かーそりゃ無理だよ…マンイーターとの物々交換じゃ私達には無理だね…〉
亜弥.楓〈確かにね…流石竜種族様だね!塩を精製してるって事でしょ!竜の谷には、入れないよね…そりゃ神域は無理でしょ…〉
刹那〈でも…塩なら海水煮出して塩くらい作れるんじゃない?てか!先ずクエスト請けて魔物の強さを図るなりしないとならないよ。
亜弥〈いやいや…海が遠いよ…今の私達じゃ街道の魔物の餌だよ…〉
刹那.楓〈確かにね!調味料も欲しいけど、此処の食事なら塩味が食べられる訳だから、当面は、お金稼ぎじゃないかな?〉
亜弥〈それな!ウルカは、冒険者がいっぱいで、ギルド2つあったけどかなり大変だったね…クエストあったけど、決まったクエストは、押さえられてたっぽいしね。〉
刹那.楓〈だから!ウルカに近い龍の街に来たんじゃない!竜種族様や観光客は、多かったけど冒険者は、あまり見なかったし♪チャンスかもよ♪だよね♪〉
〈よし!明日から気合い入れ直してやるよ!〉<おー>
[ほほお!ポンコツ3人組は、龍の街を拠点としたか!其も善いかもの!焔もマンイーターにハマッとるから、出会うチャンスがあるかもの!転移者や転生者は、
特殊なユニークスキルを持つ者が多いから、焔としてもお近づきになっておきたい考えもあるじゃろう!ましてや転生者や転移者は、性的意味で近付く事を意識してないから、
焔としても接しやすいだろうの!八雲と同じ様なもんじゃろうからの!何時会えるかは、まだまだ分からんの。
しかし問題もあるのぅ…あの楓という転生者だが、どうも手癖が悪い様じゃな…雑貨屋等で商品を楠ねておったのぅ…焔が嫌いなタイプじゃな!何処の世界にもあんなん居るのぅ。
まぁ…置いておくかの。
マンイーターとは、何なのか?魔物であり植物種であり球根の様な形の魔物であるが、葉は、キクラゲの様なコリコリ食感で、
実は葉に海ブドウの様なプチプチ食感な実が両面にビッシリと敷き詰められている。
茎はもっさりした繊維質な物だが、海で扱う網の素材として重宝されているらしいの。
根は、自然薯や山芋の様な粘りがあり味も自然薯らしいの。
塩を海水で作るにしても遠心分離せにゃ雑味がキツくて、調味料としては使えんと思うがの…この世界の海の塩分濃度は、異常じゃからの!
この世界を創造した時に、海神が好んで海水の塩分濃度を高め過ぎたからの~。
そもそもこの惑星を創造する時に、神鍜様の指示通りに創造されておるから、幾つもの謎が隠されし惑星なんだの。
今考えるとこの惑星の創造には、幾つかの謎があったのじゃが…まぁ…その内語るかの。
忘れる所じゃったの!ウォルドピースという魔物についてじゃが、此の惑星が創造された時に、始めに生み出され魔物じゃ!この【ヴァイス】は、魔物蔓延る事が前提の惑星だった。
ピースは、球状のテニスボール程の個体で、空を浮遊して行動する魔物じゃが、群れで行動する群体じゃ!魔物の魔力や魔力滞留や魔力残思を食として、
魔物を一定期間留めさせない為に、ピースが配置されとるんじゃよ!ピースが魔物の魔力残思等を食べる事で、魔物が纏まらずに分散する働きを促す様にと、生み出されたのじゃ。
魔物は、ピースを食べる事が無くピースも生命体を食としないが、攻撃に対して反撃はする!群体で対象の肉を裂き削ぎ落とし引き千切った肉を、バラ撒く。
反撃の際に、千切った肉をバラ撒くのは、魔物を分散させる為なんじゃ!魔物が1ヶ所に留まっては、日々生み出され続ける魔物が、大陸全てに行き渡らない事を危惧しての事じゃの。
人族は、そのピースを解体して、核を通して念話で交信したりと、様々な利用をしとる様じゃが、幸いピースは、ピース同士繁殖力が強い為!問題ないじゃろう。
ウォルドピースは、ウォルド大陸に生息するピースじゃから、ウォルドピースと呼ばれとるが、ヴァルト大陸ならヴァルトピースと呼ばれとるの]
有り難う御座いました。




