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可愛いやつ


さっそく峰元さんに誘われた土曜日の練習に参加させてもらった。


小学生は5人ほどで、峰元さんが1人で教えているらしい。


「宜しくお願いします。」


失礼のないように頭をさげる。


「おう、頑張るぞ」


峰元さんは優しい笑顔で受け入れてくれた。


「来たんだー。」


奏多がにこーっと笑いながら言った。1週間ぶりのこの笑顔がすごく懐かしく感じた。



練習はなかなかハードで足がバタバタだっけど、強くなるためにちゃんと考えられていて感動した。



練習が終わり、玄関で靴を履いているとトコトコと奏多が現れて私の隣で靴を履き始めた。


「お疲れさま。」


とひと言かけると、そっちもね、と返ってきた。


「翼って電車で学校行ってる?」


階段を下りながら奏多が言った。


「うん。そうだよ。」


「ふーん。もしかして俺の家の近くの駅も通る?」


「どの駅?」


「えーっと、○△駅かな。」


「通るよ。」


その駅は私が電車に乗ってから2駅後の駅、つまりノッポちゃんが乗ってくる駅だ。


「じゃあさ、次この駅通る時さ、踏切のとこ見ててよ。」


ちょっと嬉しそうに奏多が言った。


「いいけど、なんで?」


「それは見てからのお楽しみ。」


ニヤッと笑って、奏多は車の方に走って行った。可愛いやつめ。



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