表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔と人間  作者: 天宮雪乃
軍人
4/4

脱獄犯の挑戦状

遅くなってすみません。今回も「ん?」と思えるとこがあるかもせれませんがそこらへんはご了承ください。

「おい、どうだ?」


「・・・」


「サンドール?」


「・・・」


「サンドール!返事をしろ!」


サンドールはビビクッとして


「何でしょう?」


と、リサーナ大佐の方をむいた。

リサーナ大佐は呆れ口調で言う。


「何でしょう?って、さっきから聞いてるだろう。死体の様子はどうだ?」


サンドールはうーんとうなる。


「そうですね・・・。これだけ血が飛び散っているから犯人にもついているはずです。まあ、犯人は脱獄犯だと思いますし、呼びかけをしていなくても返り血がついているならすぐに通報がありますよ。ようは大した成果はありませんってことです」


そこにタイミング良くスーネイル中尉がやってきた。


「リサーナ大佐、サンドール少佐。ロン少将からの伝言です。」


「なんだ」


「お前たちの死体もかなりひどいと聞いたが俺の方の死体もかなりひどい。多分殺され方はほぼ同じだろう。この脱獄犯、サンドールに恨みをもってるっぽいんだ。置き手紙に『二年前のあの日の事は忘れない。お前に殺された者たち、皆お前を恨んでいる。俺がみんなの変わりにお前に復讐する。今夜十時に時計台の前の建物で待っている。来なければこの国に犠牲者が増えるだけだ。待っているぞ。赤髪の悪魔。』って書いてあるんだ。このことについて直接会って話がしたい。これを聞いたら時計台の前に来てくれ。だそうです。」


「お前どんな殺し方すればこんなに恨みをもたれるんだ・・・」


「・・・さあ?ってかこれ、今から時計台の前に行かないと殺されますかね?」


「だろうな。そんなに俺が嫌いなのかっていいながら殺される。私も少将にしかも外で会うのは気が引ける」


サンドールたちはあと、ため息をつきながら重い足取りで時計台に向かう


「嫌だなあ」


サンドールは真っ青な青空を見上げてそうつぶやいた。



どうだったでしょうか?脱獄犯編(つけてみたw)半分行きました!次回で後編突入です。これからもよろしくおねがいします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ