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紫紺の絹鳴り~スー女の目利きは欺けない~

作者: 明石竜
掲載日:2026/11/01

 十一月の博多は、一足早い冬の匂いを孕んだ冷たい風が街を吹き抜ける。しかし、福岡国際センターの敷地に一歩足を踏み入れれば、そこは全くの別世界だった。

 色鮮やかな興行幟が晩秋の空にはためき、寄せ太鼓の音がドンと腹に響く。そして何より、すれ違うたびに鼻腔をくすぐる、甘く、どこか厳かな「びん付け油」の香り。

「ついに来たっちゃね、九州場所……!」

 相原紬(あいはら つむぎ)は、お気に入りのリバティプリントのワンピースを着て、推し力士である「雷光(らいこう)」の四股名が染め抜かれたハンドバッグを握り締め、熱い息を吐いた。 

 紬はいわゆるスー女だ。二十代半ばの看護師で、普段の激務を癒やしてくれるのが、大相撲、そして東前頭三枚目の雷光だった。

 太い眉に鋭い眼差し、黒髪を大銀杏に結い上げた端正な顔立ち。堂々たる体躯から繰り出すのは、泥臭いほどの真っ直ぐな押し相撲。今場所は勝ち越せば新三役が見える、彼にとってもファンにとっても極めて重要な十五日間だ。

「紬ちゃん、お待たせ!先に売店の混み具合、見てきたよ」

 声をかけてきたのは、スー女仲間の由香だ。二人はSNSの「相撲クラスタ」で知り合い、今では本場所や巡業を一緒に巡る大親友だった。

 由香は今場所の初日にも足を運んでいたが、紬は仕事の都合で来られなかった。中日(八日目)の今日が、二人そろっての今場所初観戦だ。

「由香ちゃん! どう、売店はもう並んどる?」

「うん、オフィシャルグッズのショップはすでに長蛇の列。でも、私たちが狙うのは『あっち』でしょ?」

 二人は顔を見合わせ、いたずらっぽく笑った。

 彼女たちの目的は、公式のパンフレットやアクリルスタンドだけではない。九州場所の期間中、会場内の特定の売店でのみ、しかも毎日限定五十個しか販売されないという、雷光の『限定・博多織がま口ポーチ』を手に入れることだった。販売を担当するのは、九州場所の期間中だけ売店を任されている委託業者だという。

 雷光の出身地である福岡の伝統工芸、博多織。その中でも、雷光の締め込みの色である、深みのある紫紺の糸で織られたポーチは、SNSでも話題になっていた。初日から連日、午前中には売り切れているという。

「絶対手に入れるよ。私の雷光愛、見せるっちゃから!」

 気合を入れ直し、二人は熱気渦巻く国際センターのロビーへと滑り込んだ。


 館内は、序二段以下の取組が行われている時間帯にもかかわらず、グッズショップの周辺には、すでに多くの人が集まっていた。 

 紬と由香は、お目当ての地方特産品や限定グッズを扱う特設売店へと急いだ。幸い、列はまだそれほど長くはない。

「あ、あった……! 残りあとわずか、だって!」

 由香が指差す先、ガラスケースの中に、美しくきらめく紫紺の博多織ポーチが並んでいた。独特の献上柄が、光の加減で鮮やかに浮かび上がる。

 紬は財布を握り締め、順番を待った。前の客が二個、その前の客が一個と買っていくたびに、心臓が跳ねる。

「はい、お次の方どうぞ」

「雷光関の、博多織ポーチを一つください!」

 紬の声が少し裏返った。店員は愛想よく「ありがとうございます。本日分は、これで残り一個となりました」と言って、丁寧に包装されたポーチを手渡してくれた。

「やった……! やったよ由香ちゃん!」

「よかったね紬ちゃん! ほら、中身確認してみなよ」

 売店の脇に移動し、紬はもどかしい手つきでラッピングを解いた。

 桐箱風の紙箱を開けると、中から息をのむほど美しい紫紺のポーチが現れる。絹独特のキュッという手触り(絹鳴り)を期待して、紬はそっと生地に触れた。

「……あれ?」

 紬の指先が、微かな違和感を捉えた。

 紬の実家は、祖母の代から着物の悉皆屋(手入れや仕立てを預かる店)を営んでいる。そのため、幼い頃から絹や木綿、麻といった本物の生地に触れて育ってきた。

(博多織の絹鳴りにしては、何だか……硬い? それに、この糸の光沢……)

 光に透かしてみる。確かに綺麗な紫紺だが、本物の絹糸が持つ、奥から湧き上がるような深みがない。どこか表面だけでギラギラと光る、ポリエステルなどの化学繊維特有の輝きに見えた。

 さらに、内側の縫製に目を落とす。公式のタグが縫い付けられているが、そのミシン目がわずかに歪んでおり、端の処理が雑だった。 

 違う。きっと、私の気のせいだ。

 そう思いたかった。ようやく手に入れた雷光関の限定ポーチ。箱を開けた瞬間の嬉しさは、今も胸に残っている。

 けれど、幼い頃から本物の絹に触れてきた指先は、どうしても違和感を拭い去ってくれなかった。

 お願いだから、私の勘違いであってほしい。

 紬は祈るような気持ちで、もう一度ポーチを撫でた。

「どうしたの? 紬ちゃん。嬉しすぎてフリーズしとる?」

「ねえ、由香ちゃん。これ、ちょっと触ってみて」

 紬がポーチを差し出すと、由香は不思議そうにそれを受け取り、指で撫でた。

「え? 普通にツルツルして綺麗だけど……。あ、でも、私が初日に買ったやつより、なんかちょっと生地が厚い気がする。冬仕様なのかな?」

「違う……。これ、本物の博多織じゃない。偽物だよ。それも、かなり悪質な」

「ええっ!?」

 由香の驚愕の声が、館内のざわめきに消されていく。

「そんなわけないよ、だってここ、国際センターの中の正式な売店だよ!? 偽物なんか置くわけないじゃん」

 由香の言うことはもっともだった。日本相撲協会が管理する本場所の会場内で、堂々と偽物のグッズが売られるなど、前代未聞だ。

「でも、私の目は誤魔化せんよ。これ、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)のバランスがおかしい。博多織は太い緯糸を打ち込んで、経糸で柄を出すのが特徴なのに、これは織り柄を表面にプリントしただけみたい。何より、推しの名前を冠した限定品で、こんな手抜きな縫製をするなんて、相撲協会も、雷光関の後援会も絶対に許さんはず」

 紬の目は真剣だった。大好きな「推し」の尊い名前が、安易な偽物によって汚されているかもしれない。そう思うと、胸の奥からふつふつと怒りが湧き上がってきた。

「由香ちゃん、ちょっとあの売店、もう一回見てくる」

 紬は引き返し、先ほどの売店を遠巻きに観察した。

 売店の責任者らしき、恰幅のいい中年男性が、バックヤードから新しい段ボール箱を運び込んでいる。

 箱の側面には、何かの商品コードのようなものが乱雑に手書きされていた。

(あれ……?)

 紬は小さく首をかしげた。

 先ほどポーチを購入したとき、店員が商品を取り出していた箱とは違う。正規品が入っていた箱には、雷光の四股名と商品番号が印刷されたラベルが貼られていたはずだ。

 だが、今運び込まれた箱には、それがない。

(同じ商品なのに、どうして箱が違うんだろう……?)

 紬の胸に、新たな疑問が浮かんだ。

「本日分、完売しましたー!」という声が響く。しかし、紬が見ていると、その責任者の男は、がっかりして立ち去る客の後ろ姿を確認した後、なじみの客らしき人物、いかにも転売ヤー風の、スマホを複数台持った男に目配せをし、手提げ袋に入れたポーチをこっそり手渡していた。

「……横流し? いや、それだけじゃない」

 紬はスマホを取り出し、SNS上で「雷光 博多織 個体差」「九州場所 ポーチ タグ」といったワードで検索をかけた。

 すると、いくつか気になる呟きが見つかった。

『今年の雷光ポーチ、初日に買った友達のと、昨日買った俺ので、微妙に色が違う気がする。気のせい?』

『メルカリで雷光の博多織ポーチ買ったんだけど、なんか石油みたいなにおいがする……偽物?』

「やっぱりだ……。初日や二日目のものは本物だった。でも、場所が進むにつれて、本物の中に『偽物』が混ざり込んでる。あるいは、特定の時間や特定の客にだけ、偽物を掴ませているんだわ」

「そんなこと、誰が何のために……」

 由香が顔を青くする。

「決まっとる。売上の中抜き。本物の博多織の原価は高い。でも、見た目を似せた安い化繊の偽物を混ぜて売れば、その分の利益はまるまる誰かの懐に入る。それも、相撲人気に乗じた、悪質な詐欺よ」

 紬の推理が正しければ、これは単なるグッズの不良品問題ではない。大相撲の信頼を揺るがす大スキャンダルだ。何より、雷光の名誉が傷つく。

「どうする? 協会の人に通報する?」

「確実な証拠がないと、一ファンの妄想だって片付けられるかもしれない。……よし、あの責任者の男の後を追おう」

 結びの一番が近づき、館内のボルテージが最高潮に達する中、紬と由香は、売店を離れて歩き出した責任者の男の背中をこっそり追跡し始めた。


 男は、観客がひしめく通路を避け、関係者以外立ち入り禁止の立て札がある、バックヤードの通路へと入っていった。紬たちは周囲の目を気にしながら、一定の距離を保って後を追った。

 通路の奥、非常階段の踊り場で、男が誰かと電話で話しているのが聞こえた。紬は壁の陰に身を潜め、スマホの録音機能をにした。

「……ああ、俺だ。今日の分の『裏』も全部捌いたぜ。例の連中にも、予定通り渡しておいた」

 男は周囲を確認すると、声を低くした。

「明日の分も、いつもの箱に混ぜておけ。五十個の枠は変えるなよ。表の伝票には載せるな」

 紬は息を呑んだ。

(裏……? 伝票に載せないって、どういうこと?)

「心配すんな。誰も気づいちゃいねえよ。あんな小さなポーチ、いちいち生地まで確かめる客なんかいねえって」

 男の笑い声が、薄暗い踊り場に響いた。

 紬は手元の紫紺のポーチに目を落とした。

(やっぱり……。正規の納品とは別に、何かを持ち込んでいるんだ)

 あの不自然な光沢。雑な縫製。そして、売り切れを告げた後、特定の客にだけ手渡していた商品。

 別々だった違和感が、少しずつ一本の線につながっていく。

 由香が口をきつく押さえ、声を殺して怒りに震えていた。紬もまた、拳を強く握り締めすぎて、爪が手のひらに食い込んでいた。

(私たちの、純粋な『推しへの気持ち』を、そんな汚い金儲けに利用していたなんて……!)

「じゃあな、明日の分の『裏』も、夜のうちに搬入しておけよ」

 男が電話を切ろうとした、その時だった。

「そこまでよ!」

 紬は我慢できず、壁の陰から飛び出していた。由香が「ああっ、紬ちゃん!」と悲鳴のような声をあげる。

 男は驚いて振り返り、紬の手にある紫紺のポーチと、録音状態のスマホを見て、一瞬で顔をこわばらせた。

「なんだお前たちは。ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ。泥棒か?」

「さっきの電話、聞きました。伝票に載せていない商品って、このポーチのことですよね?」

 紬は手にした紫紺のポーチを掲げた。

「私、実家が悉皆屋なんです。小さい頃から、いろんな生地を見てきました。このポーチは、正規品とは明らかに違います」

「な、何を言ってやがる。そんなもの、製造時期による個体差だろうが!」

「だったら、どうして売り切れた後にも、別のお客さんに商品を渡していたんですか?」

 男の表情が強張った。

「正規の納品数とは別に、偽物を混ぜて売っているんじゃないですか?」

「……証拠でもあるのか?」

「このポーチと、さっきの電話の録音があります。協会の方に確認してもらいます」

 男の目が、ぎらりと光った。

「小娘が、調子に乗りやがって……!」

 男が紬のスマホを奪い取ろうと、一歩踏み出した。

「由香ちゃん、警備員さんを呼んで!」

「う、うん!」

 由香がすぐさまスマホを取り出す。

「待て! 余計なことをするな!」

 男が声を荒らげた、そのときだった。

「何の騒ぎですか!」

 男の怒鳴り声が聞こえたのだろう。通路の向こうから、警備員が駆けつけてきた。

 紬は手にしたポーチを掲げた。

「この売店で、偽物の商品が売られているんです。電話の録音もあります。協会の方に確認していただけませんか!」

 警備員は男と紬を見比べ、無線機に手を伸ばした。

「分かりました。まずは事情を聞かせてください。協会の担当者を呼びます」

 警備員は無線で応援を要請すると、駆けつけた別の警備員に売店の男を任せた。

「お話はこちらで伺います。あなたは別室でお待ちください」

「な、なんで俺が……!」

 男は不満げに声を上げたが、警備員に促され、渋々その場を離れた。

 一方、紬と由香は別の部屋へ案内され、駆けつけた協会の担当者に事情を説明することになった。

 紬は、購入した紫紺のポーチと録音データを示しながら、これまでの経緯を説明した。

 協会の担当者は、提出された録音データと紫紺のポーチを確認した。さらに、売店の在庫と納品記録を調べた結果、正規品とは異なる商品が混入していた疑いが強まった。

 事情を聞いた協会の担当者が、申し訳なさそうに頭を下げる。

「今回の件については、詳しく調査します。お二人には大変ご迷惑をおかけしました」

「いえ……。ただ、雷光関の名前を使って、こんなことをしてほしくなかったんです」

 紬がそう答えたとき、廊下の向こうから足音が聞こえてきた。

「……そのポーチを見せてもらえないか」

 低く、落ち着いた声だった。

 顔を上げた紬は、思わず言葉を失った。

 そこに立っていたのは、浴衣姿の雷光だった。

「ら、雷光関……!」

「話は聞いた。俺の名前が入った商品で、こんなことが起きていたとはな」

 雷光はそっと手を差し出した。

「ちょっと、見せてくれないか」

 紬は、偽物のポーチを雷光の前に差し出した。

 雷光は黙ってポーチを受け取った。

 大きな、マメだらけの手で生地を撫で、内側のタグを確かめる。その表情が、次第に険しくなっていった。彼自身、地元福岡の博多織を愛し、誇りを持ってその締め込みを締めているのだ。本物と偽物の違いが分からないはずがなかった。

「……これは、俺の廻しの色じゃない」

 雷光が穏やかに、しかし怒りを込めて呟いた。

「俺の紫紺は、職人さんが、俺の勝利を願って、一本一本、魂を込めて織ってくれた色だ。こんな、魂のないペラペラの偽物が、俺のファンに売られていたのか。この件は、協会の人たちにきちんと調べてもらおう。俺の名前で、ファンの皆を悲しませるようなことは、二度と起こしてほしくない」

 雷光の言葉に、紬は胸が熱くなるのを感じた。

 自分が見つけた小さな違和感を、憧れの力士が真剣に受け止めてくれている。

 雷光はポーチを紬に返した。

 協会の担当者は深く頷いた。

「責任を持って調査します。正規品を製作した業者にも確認を取り、事実関係を明らかにします」

 紬は手元の紫紺のポーチを見つめた。

 偽物だったとしても、これを手に入れたときの嬉しさも、雷光を応援してきた気持ちも、決して偽物ではない。

            

 騒動が落ち着き、バックヤードの応接室で、紬と由香は相撲協会の関係者から丁寧な謝罪を受け、感謝の言葉をかけられていた。

           ☆

 数日後、売店を任されていた委託業者の不正が明らかになった。

 雷光の限定ポーチは、一日五十個という表向きの販売数こそ守られていたものの、その一部が安価な模造品にすり替えられていたのだ。さらに、男は帳簿に載せない商品を、特定の客に横流ししていた。正規品と偽物を混ぜて販売しながら、帳簿上ではすべて正規品として処理する。業者の男は、そうして浮かせた仕入れ代金を不正に得ていた。

 偽物は海外の工場で作られた化学繊維製で、見た目だけを本物に似せたものだった。

 紬が見抜いた生地の違和感と、録音された電話の内容が、不正を明らかにする重要な手がかりとなった。

           ☆

 次の土曜日、紬と由香はお昼過ぎに再び九州場所を訪れ、応接室で相撲協会の関係者たちから調査結果の説明を受けていた。

 そのときだった。

「あの、相原さん、由香さん」

 部屋のドアが開き、雷光が入ってきた。

 紬の心臓が、今日一番の激しさで高鳴った。

「雷光関……! 先日は、本当にありがとうございました」

「いや、お礼を言うのはこちらの方だ。二人が気づいてくれなければ、俺の地元の伝統工芸も、ファンの皆の気持ちも、ずっと踏みにじられたままだった。本当に、ありがとう」

 雷光は深々と頭を下げた。そして、付け人が持っていた木箱を二人に差し出した。

「これ……」

 紬は驚いて、差し出された木箱を見つめた。

「今場所に合わせて、俺の後援会が博多織の老舗に作ってもらった予備のポーチだ。もちろん、正真正銘の本物。二人に、受け取ってほしい」

 紬と由香は、震える手でそれを受け取った。

 箱を開けると、そこには、あの日手にした偽物とは全く違う、深く、吸い込まれるような紫紺の輝きがあった。触れると、職人の息遣いが聞こえるような、優しくも力強い「絹鳴り」の音が、確かに紬の耳に届いた。

「ありがとうございます……! 一生、一生大切にします!」

 紬の言葉に、雷光は穏やかな笑みを見せた。

「あ、それと雷光関! 昨日の勝ち越し、おめでとうございます!」

 由香が嬉しそうに声を弾ませた。

「ありがとう。だが、まだ場所は終わっていないからな」

 雷光は力強く頷いた。

「今日も、良い相撲を見せるから。応援、よろしくな」

       ☆

 その日の夕方、午後五時半頃。

 紬と由香は、客席の最前列近くにいた。

 紬のハンドバッグには、あの正真正銘の、美しい紫紺の博多織ポーチが輝いている。

「東ー、雷光ー、雷光ー」

 呼出しの声が響き、雷光が土俵に上がる。

 割れんばかりの大歓声の中、紬は全力で応援タオルを掲げた。

「雷光関ーーー!! 頑張れーーー!!」

 土俵の上の雷光が、一瞬、紬の方を見たような気がした。

 彼が締める紫紺の締め込みが、国際センターの照明を浴びて神聖な炎のようにゆらめく。

 それは、どんな偽物も決して真似できない、本物の「推し」の輝きだった。

(終)

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