表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/150

第10話「R15でも残酷でもないプレイヤーの倒し方っていいよね」

 あと、数人ほど。


「ぐぁ!」

「がっ!」


 ようやく、ほぼ全てのPK…元PKを、光の粒にした。いやあ、R15でも残酷でもないプレイヤーの倒し方っていいよね。ここ、重要だよ?


「ふっ…ざけやがってぇ――――――!」


 いや、ふざけてるのはあなた達の方でしょ…と思った私の目に入ったのは。


「死ねぇ!!!」


 なぜ、あれ(・・)が!?

 最後に残ったひとりの手にあるマシンガン(・・・・・)から、弾が連続的に発射して―――



 この世の全ての魔を、攻略する。



 ダダダダダダダダダダッ

 キン、キンキン、カン、カンキン!


 ばらばらばら…


「ば、化け物―――」


 そんな定番のセリフ言われても。例の『おかしな特技』は使ってないよ。

 元が水鉄砲のマシンガンが放つ弾なんて、剣一本でいくらでも弾ける。あんな弾、所詮は魔物と同じ(・・・・・)だ。


「それよりも、それを返して」

「くっ!」


 手刀スキルで、手に持っていたマシンガンを落とす。そして、あらためて光になっていただく。アイテムごと光になっても困るからね。このマシンガンは後でちゃんと調べよう。


 ぱちん。

 ようやく、剣を鞘に収める。


「…」

「…」


 ん?どうしたのかな、みんな。


「「「「ないわー」」」」


 何が?


「すごい、すごいすごいすごい!剣で弾も弾くことができるんだ!」


 ゲストの男の子が、興奮した様子でそう言う。あー、いや、心配ないとは思うけどね、ほら、この子が元いた国って今も内戦が頻発してるんだよね。私以外に(・・・・)現実でもできると思われたら、まずいかな。


 なので、


「ゲームだから、ね」


 そう、常識的なことを男の子に伝える。


「「「「ないないない」」」」


 だから、何がよ?



「彼らが戦争を扱うVRゲームから流れてきたプレイヤーという噂がありますが、まだ調査は進んでいません。ただ、PK判定無効化ツールと、マシンガンは、あの行方不明の社員から提供されたようです」

「FWOへの吸収直後も暗躍していた、ということ?」

「そのようです。今はもう大丈夫ですが…」


 田中さんから、その後の経緯を聞く。


 マシンガンは、私が遠隔操作用アバター『ハルカ・フリューゲル』に使わせたものをアイテム化し、FWOの武器のひとつとして提供する予定だった。未だ世界観とのマッチングを検討しているが、どこかでコピーされたらしい。

 ちなみに、現在技術陣は、私が弾を弾いた時の動きの記録を解析し、スキルとして提供することで、マシンガンを導入した後のゲームバランスと世界観を維持することを考えているようだ。前者はともかく、後者はどうなんだろ。え、お前が言うな?


「それにしても、春香さんもやっぱり女の子なんですね。まあ、VRアバター、というところが春香さんらしくもありますが」

「…どういう意味?」

「いえ、深い意味は。ああ、そういえば最近の春香さん、ケインに着せる服に凝っているようですね。ローブとか、マントとか、スーツとか」


 お人形さん遊びと一緒にするなあっ!ケインは私でもあるんだぞ!私の…。

 え、そういうことなの、私?



【日常】FWO総合スレPart2311【生活】


861: 名無しの薬師

なんというか、春香様が少し身近に感じられた


862: 名無しの弓使い

>>861

だなあ

普通、VRアバターに恋なんて、と思うものだが

むしろなんか納得


863: 名無しの重騎兵

>>862

確かに

これで、下手に現実のガキだったりしたら


864: 名無しの陶芸職人

ところで、春香様って通常の運営より偉いんだよな

そんでもって、運営って俺達にとっては神様だよな

じゃあ、春香様はなんなんだ?


865: 名無しの傀儡師

>>864

春香様


866: 名無しの釣り師

>>864

春香様


867: 名無しの吟遊詩人

>>864

春香様

悲報:第一章はあとまだ数話ほど予定しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=463137323&s ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ