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SS「もし春香がFWOを始めなかったら」

2017/10/16 - 4/4


急遽予定を変更して、第二章の投稿開始は明日08:00です。そして、全13話+登場人物まとめ+SSを全て明日中に投稿します!詳細は活動報告で。

春香「『フェルンベル・ワークス・オンライン』か…。でも、私のヘッドセットだと、難しいかも」

母親「春香、合格祝いのお洋服10着、宅配で届いたわよー」

春香「多すぎ…」



春香「クラスメート、VRゲームの話ばかり…『ハルカ』を復活させてみようかな」


美里「何よ、FWOにも巫女アバターがあるの!?あの課金女思い出すじゃない…!」


春香「…やめとこ」



健人「あ、あの…!」

春香「…何?」

健人「い、いえ、なんでもないです…」

春香「なんだろう、最近、男子が話しかけようとして、すぐに去っていくことが、多いな…」



生徒「FWO、ボス討伐むずーい」

美里「あたしも失敗する…。弟も面白がって流通職なんてやってるけど、うまくいかないみたい」

生徒「難易度高いのかあ。新しすぎるのもダメね」


春香「私には面白そうだけど、仕様に合ったヘッドセットが、まだ高い…」



春香「ようやく、卒業か…大学入学まで、何しよ」


美里「みんなー、初めてVRゲームやるならこっちねー。FWOは観光用かな、綺麗なエリアが多いから」


春香「あれ、あのゲーム、そういうんだったっけ…?」



春香「いらっしゃいませ。御注文をお伺いいたします」

お客「きゃー、かわいいー!一緒に写メとって、写メ!」

春香「写メって死語…お客様、まずはハンバーガーの種類を…」

父親「だから春香にはバイトは無理だと…」

母親「でも、今回は応援してあげましょ。がんばれー」

春香「店にまで見に来て…ホントに恥ずかしい…」



春香「なんとか新型ヘッドセット買えるようになったけど、どのVRゲームもそこそこな感じ…」

父親「春香、4月から電車通学だって!?ダメダメ!満員電車はダメだ!」

春香「朝、早く出るから…」

母親「そうね、帰りも少し遅めにしなさい」

春香「携帯端末を新しくするか…電子書籍たくさん入る、容量が大きいの」



春香「大学生活、ヒマ…。午後は図書館でも行くかな…」

学生「きゃー!春香ちゃん、シチュー食べてる姿かわいいー!」

春香「さっきの講義で隣にいた…あの、離れて…」



学生「FWO、なくなっちゃったなあ」

学生「いいゲームだと思ったんだけどなあ。運営が軒並離脱したんだって?」

学生「なんか、組織的な詐欺に引っかかったって噂もあるな」

学生「結局、老舗のあのゲームがシェアトップ維持か。でも、ここ数年つまらないよな」

学生「なんだかんだいって、『ハルカ』がいた頃が一番だったよな」


春香「VRゲームの時代は、終わったのかな…。海外サーバを渡り歩くのは、まだまだ面白いけど」



教授「佐藤くん、また通訳やってくれないかな!君がいると安心なんだよ!」

教授「何を言ってる!彼女にはウチの次期スパコンのシステム設計を!」

春香「あの、私、数学科…」

教授「そうよ!警視庁から詐欺グループの存在証明を頼まれてるんだから!」

春香「えっ」



春香「やっと警視庁から、開放された…。でもあの詐欺、まだ背後に誰かいるはず…」

父親「お、春香も今帰りか」

春香「え、お父さん、お母さん、こんな遅くまで仕事?」

母親「電車がものすごく遅れちゃったのよー。これから夕御飯作るの大変よねえ」

父親「だから、どこかのファミレスでご飯食べないか?たまには外食もいいだろう!」

春香「…うん」

すみません、作者の知り合いが『Numb3rs』好きでしてねえ…(わかる人にしかわからないネタ)。

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