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タイム・リング  作者: 山本 吉矢
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第8章 9話

どこに行った!?

「うわぁああん!」

子供の泣き声!?

あっちか。

まずい。

これはすでに刺された後だ。

遅かったか。

「失敗だ。やり直すぞ」

これでは助ける事が出来ない。

結局場所を知るだけで終わってしまった。

もう一度チャレンジする前に考えなくてはいけない。

どうやって蜂を退治する?

巣の場所が高すぎるから、普通の害虫退治用道具は使えない。

いや、待てよ。

巣にいる蜂を退治しようとするから無理が出て来る。

それなら。

「水谷!次は8年前の子供の水谷のいる所へ直接行こう」

そこから確実に蜂が来る。

まるで吸い寄せられるように。

水谷の居場所も知ったから、おそらく次か悪くてさらにもう一度くらいでやれそうだ。

クローン水谷が準備をする。

思えば、このタイムマシンも洗濯機の円筒型のドラムのような形をしている。

そういえば、これはクラブメンバーが作ってんだったな。

それならあのドラム型洗濯機をヒントに作ったんだろう。

あれでタイムトラベルできる事は、桜崎なら知ってるはず。

だからこそ、俺に託すしか無かったんだと思う。

もう一度2002年の午後5時30分に戻る。

今度は、蜂に刺された水谷のいる所へ直接行く。

これなら、迎え撃つ準備も十分だ。

さあ、いつでも来い!

だが。

しばらく待っても来ない。

どういう事だ?

蜂が来ないのも変だが。

子供の頃の水谷も来ない。

なんで!?

「うわぁああん!」

子供の声!?

違う場所から!?

どういう事だ?

一本ズレた路地に、蜂に刺され泣いている子供の水谷がいる。

時刻はさっきと同じ午後5時40分。

なんで場所が違う!?


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