表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タイム・リング  作者: 山本 吉矢
62/89

第7章 2話

全員の記憶からクリスの存在がなくなっている。

いったい何があったんだ?

俺が8年前に飛んだ事が原因なのは間違いない。

だが、どうして日本に来なくなってる?

原因が分からない。

それだと8年前に飛べない。

俺は念のため13日を迎える事にした。

クリスを俺に紹介した張本人、水谷の話を聞かないと。

まさか水谷に何か影響が?

「どうしたの?急に話なんて」

俺は水谷と図書室で待ち合わせをしていた。

「クリスって人物を知ってるか?」

だが、思った通りに不思議そうな表情をする。

「誰?その人」

水谷も知らないのか。

これはやっかいだぞ。

「どうしたの?」

「実は。クラブメンバーだった人なんだ」

「え?そんな人いたの?」

「8年前から帰るまではな」

それを聞いて水谷は驚く。

「飛んで来たの?」

「ああ。その影響が出ている」

問題は何が原因による影響なのか。

本人に聞こうにも、そもそも日本にいるのかどうか。

どうすればいいんだ?

このままだとあと少しの地震の後に死んでしまう。

それは決まっている。

それなのに本人の居場所が分からない。

くそっ!

「矢野君」

心配になったのか、呼びかける。

「悪い。元は俺のせいで自業自得なんだ」

ただお母さんを救おうとしただけなのに。

こんな地獄が待っているとは。

「それなら、酷な話かもしれないけど、午後5時30分の地震を待つってのは?」

「クリスが死ぬのを見届けろと?」

「仕方ないわ。場所が分からない以上、被害が起こらないと見つけられない」

それはそうかもしれないが。

「だって、誰も居場所を知らないのよ?他に知る方法が無いわ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ