表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タイム・リング  作者: 山本 吉矢
39/89

第4章 9話

「こんにちわ」

今日、まず来たのはクリスだった。

クリス?

あぁ、そうか。

8年前から戻るとズレるんだった。

すると今日は12日か。

どうも、この感覚は慣れない。

12日という事は水谷は生徒会の活動で来れないはず。

水谷以外が揃う。

「今日、実験はしない」

しまった。

唐突過ぎたか。

「どうしたの?お兄ちゃん」

「いや、今日は水谷が来れないんだろ?」

「え?なんで知ってるの?緊急の生徒会で来れないって」

やはり。

それと。

今の一言で確信した。

”元に戻った”と。

今、里香は俺の事をお兄ちゃんと言った。

つまり、妹に戻っている。

俺のお母さんと里香の両親が死んでるから。

だが、それが本来の歴史なんだ。

変に変えたせいで里香が犠牲になってしまったんだ。

「どうしたの?なんか思いつめてるけど」

「いや、なんでもない」

そうだ。

里香は本当の兄だと思ってんだ。

真実を言う必要は無い。

俺だって変えなければ知る事は無かったんだ。

「なんでもない。今日はこれで解散するが、晩御飯の材料でも買いに行くか?」

「え?付いて来てくれるのー?珍しい」

確かにそう滅多に一緒に行く事は無いな。

「たまにはな」

そういやこのタイムマシンはどうするか。

もう目的が無くなってしまったな。

解体するにしても、もう少し使い方を考えてからでいいか。

慌てる必要も無い。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ