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登場人物
・ラーフ・アーゼラ
貴族アーゼラ一族の一員であった。下級貴族であるが、領地は数少ない恵みの土地・アーシェ領であったためかなり裕福で生活に困ることはなかった。
ラバナ将軍を暗殺した罪により処刑されるところをレンジュに救われた。
・レンジュ 白髪、水色の瞳
憎しみのまま生きるラーフを気にかける救世の聖女。聖女の証として胸元に蓮の印を持つ。
朽ち果てた大地に再び恵みをもたらし、人々に救いを与えることができる。
・ギーラ・デーヴァ 翠色の髪、青の瞳
天山に住むデーヴァ一族の青年。レンジュに仕えている。
・魔王
名を紡ぐことも禁じられており、誰もその名を知らない。人は欲望のまま生きるものと考え人を不の感情へと誘う。またその為の妖魔を作りだしていく。人の世界を荒廃させていった。