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プロローグ
まだタイトルが仮タイトル状態なので、もし良い案がありましたら教えてください。
俺達の世界はあの日を境に終わりを迎えた。
1999年7月、恐怖の大王が降ってくる。
かの有名なノストラダムスの大予言。
あの時は、そんな事を信じてもいなかった。予言なんてものが存在しているのであれば、戦争なんて起きていないはずだし、地球温暖化なんてものにもなっていなかっただろう。だからあの日、俺はいつも通りに学校に行って、いつも通りの日常を送っていた。
今でも鮮明に覚えている。7月7日午前11時。空から無数の小さな隕石が地上に落ちてきた。俺達はなすすべもなく、次々と隕石に襲われた。
ビルは崩れ落ち、木々は燃え、人々の悲鳴が響き渡る。
逃げても逃げても隕石からは逃れる事は出来ず、沢山の人々が命を失った。まるで地獄絵図のようだった。
しかし、あれ程の被害を受けたが、俺は生き残った。いや、俺だけじゃない。他にも、運良く生き残った人達はいる。
だが、生き残った人々に追い討ちをかけるかのように、魔の手が人々に迫っていた。