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あらやだ私ったら

「リィデア、分かっているとは思うが・・・」


「はい!基地の外に出ない、よくわからない場所には行かない、ですよね」


「そうだ、何かあったらすぐ周りの大人を頼るように」


「はい・・・」


 ミカエラさんがなんだかフィリアに見えてきた・・・。


 昨日訓練場から戻ってきてから、明日のイベントではいつどこにミカエラさんがいるのかというのをこと細かく教えられ、そして何かあったら自分の所に来いなんて言うもんだから、さすがにそれは無理ですなどやいのやいの話し合った結果、今朝のようになったのであった。


 ・・・結局訓練場でのことはあれ以上何も言われなかったし・・・あんなんじゃだめなんだろうな。

 ・・・もっと鍛えなきゃなんだろうけど・・・。


 まあ、おかげで今日やる仕事以上のことを覚えてしまって、どんな来客にも対応できる気がする。受付としては願ったり叶ったりすぎるかもしれない。


「じゃあ行こうか、リィデア」


「はい!」


 とりあえず、騎衛隊の皆さんのかっこいいところが見られたらいいな、せっかくのイベントだし。


―――――――――――――――――――――――――


「リィデアちゃんおはよ〜!今日はありがとね〜!」


 騎衛部隊の基地。今日の持ち場であるイベント用受付に行くと、さっそくレティさんが私に気づいてくれた。レティさんありがたすぎ。


「レティさんおはようございます!今日もよろしくお願いします!」


「こちらこそ〜!あ、そうだ、荷物置く場所とか案内するわね〜」


「ありがとうございます!」


―――――――――――――――――――――――――


「この部屋に荷物置いてね。お昼とか休憩とかもここでとって大丈夫よ。まあせっかくのイベントだし色々見て回るのも良いと思うわ〜」


「はい!」


 受付が外にあるからここまでどうしてもちょっと距離があるけど、迷う程ではないし大丈夫そう。


「そういや、その髪留め素敵ね〜、リィデアちゃんに似合ってるし、いつも以上にリィデアちゃんが可愛くみえるわ!」


「そ、うですかね、ありがとうございます」


「にしてもリィデアちゃんにしては珍しい感じね、誰かからのプレゼント?」


 ・・・さすがレティさん。


「えっと・・・はい、頂きものです・・・。気に入ってて。」


「待って・・・!この髪留めどこかで・・・!そうよ、あの・・・騎士の・・・!!ミカエラさんだわ!」


 ・・・レティさんすごすぎる。そこまで覚えてるもんなの・・・?


「・・・その方に頂いたんです」


「あら!えっ!リィデアちゃんとあの方が!?あらやだ私ったらどうしましょう!応援してるわ!!」


「えっ!待ってくださいそれは」


「いいのいいの、今日彼が出てくるのはいつだったかしら・・・お昼過ぎ頃よね?」


「そう・・・です」


「だったら彼が出てくる時間のちょっと前くらいから休憩に入って!彼を見に行くのよ!・・・うん、それがいいわ!」


「ありがとう、ございます・・・」


 なんかレティさんに勘違いされてるような気がする。

 ・・・まあミカエラさんを見に行けるのは良かった、ということにしようかな。



 きっとミカエラさんはカッコいいから。

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